我王

天井



学校には行けても

君に会いには行けなくて

怖くて

3階までの階段をのぼるごとに

圧力が自分を襲った

仕方がなく

いつも向かうのは

保健室だった

先生はただ 寝させてくれた

窓際のベッドの

白い布団をいつも

僕のためにとっておいてくれた

家よりも

友達の腕の中よりも

どこよりも

居心地がよかった気がする

実際は覚えてないんだ

覚えているのは

いつもの

保健室の天井の

人の顔のような模様と

かび臭いにおいだけ


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