我王

灰色の花


灰色の花だった

けど
そんなの少しも気にせず生きていた

でもある日
周りを見てみると

黄色


誰もが輝いていた

誰もが自分の色を誇っている
美しく
しなやかに
自分の色を愛していた

その日から
僕は自分の色を愛せなくなっていた

そして
気づいたときには
自分で自分の花をもぎとっていた

しかし
何度春が来ても
幾つもの光が差してきても
僕の花がもう一度咲くことはなかった


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