我王

積雪の夜



雪と共に振ってきて
傘のない僕をひどく濡らした

姿は消して見せずに
僕に悲しみと苦しみだけを残していく
僕はただ雪に涙を任せ
その場にうずくまる

雪をきしませる人の足音を聞くと
もう音を立てることが出来ない君を想って
3年たっても変わらない
この捌け口のない思いに気付いてしまう

それでもなお
声を押し殺し
うずくまって
ただ雪がやむのを待つことしか出来ない
そして
感覚がなくなっていくのを感じて
僕は眠った


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