我王

針を飲んだ



それは
約束を果たさなかった僕への当然の仕打ちで

何も君が望んだ事ではなくて
ただ僕が飲んだだけで

僕が悲しむ必要はない

それ以上に
君が涙を流す必要などないはずなのに

君の瞳からは
僕の持つ鈍い光を放った針とは裏腹に
透き通ったものが次々と流れ出た

僕は謝る事さえ困難な
血まみれの口を開けて

最後の一本を飲んだ


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