我王

夜景を抱く


約束の時間
君は来ない
町で一番高い場所
君は来ない

君を待ってる間
夜景を望んで
一つ一つ
灯るごとに数えていく
すぐに町は闇に沈み
たくさんの光が地上を彷徨った

君は来ない

僕が間違っているのかと
携帯を見るが
違った


町に灯った光の粒が
消えていく
儚げにゆっくりと

最後の光はやっと消え
すぐに太陽が僕をのぞく

そう
君はこなかった


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