我王

たね


僕の先祖たちがつくりだした色の君

色が違っていた

それくらい気付いていた

その違いも含めて僕は君を愛した

けど

君は僕を

裏切った

愛してると誓ってくれたのに

本気で僕は信じたのに

どうしていきなり君の気持ちは変わったのか

それとも元からそんな気持ちは存在しなかったのか

何度も聞いたのに

君は黙ったままだった

それから

しばらくして

その答えを僕は知った

僕は汚らわしい

血が汚い

それが君たちの考えなんだね

それなら

仕方がない

それならまちがっていたのは

君を愛してしまった僕の方だったんだろう



© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: