Star Ocean 2R

大幅にゲーム性が変わった、新たなSO2を楽しもう。


START 2024.5.04 19:54









[#01] 5/04



まずは 主人公を選ぶ わけだが……今回はレナを選ぼう。
2008年に書いたPSP版のプレイ記録では、クロードを選んだ。重複を避ける。

オリジナルのSO2は、 1998年 にPS1で制作された。
2008年にPSPに移植、その後Vitaでダウンロード版と続いた。
BlackはPS1版とPSP版をプレイしたが、Vita版は手を付けていない。

文中にて、PS1版とPSP版の両方を指す場合は「従来版」と表記する。


惑星エクスペルのクロス大陸、その南端にある アーリアの村 から物語は始まる。

まずはアーリアを一巡りしつつ、変わった箇所に注目しよう。
宝箱がいくつかあるので回収する。最序盤ではアイテムひとつも貴重だ。
この世界には、開けるとモンスターが出る宝箱もあるらしい。


それと、コンフィグの確認も忘れずに。
どんなゲームでも、開始前か開始直後に一通り確認しておきたい。

SO1のSwitch版と同じく、 ボイスは2種類 収録されている。
"SO2SE"はPSP版、"SO2R"はPS1版の声優による新録だ。キャラごとに設定できる（エルネストとウェルチは1種類のみと思われる）。
今回は前者を選択する。以降、声優について文中で触れる場合は原則としてPSP版に準拠する。

BGMもオリジナルとアレンジが収録。こちらはアレンジ版にしよう。

さらに、難易度についても変更が加わった。
SO3以降と同様、 Galaxyが標準ランク となる。
Earth（簡単）、Universe（難しい）の他、今年3月のアップデートでChaosが追加された。
挑戦する日は来るのだろうか？

……アップデートでいいから、 SO1にも難易度設定をくれないか？


村外れにある森に行くと、そこに現れたのは怪物が1匹、そして――運命の出会い。



異国の服を着て、光の剣を持つ……エクスペルに伝わる、伝説の勇者の通りだ。
従来版と異なり、戦闘に切り替わらない。


村を案内するイベントは、従来版にあったのか……覚えていない。
全部行ってからでないと、レナの家で話を進められない。

1軒だけショップがあるが、店名を 「アーリア・ハーン」 という。最初の村だけに？


レジス村長から、伝説の勇者の話、そしてエクスペルの現状を聞く。
3か月前に謎の隕石―― ソーサリーグローブ が落ちてきてから
各地で自然災害が多発し、凶暴な魔物が増えているという。

ところで、一部では レジス村長をラスボスと呼ぶ向きもいる。
これはひとえに話が長いことによる。


翌日も森へ行く。
この日からは、森でもバトルが発生する。
従来版と異なり シンボルエンカウント だ。強さによって色が異なるが、敵の種類は会ってみないとわからない。
シンボルの速度はそこそこ速く、狭い場所だと回避するのは簡単ではない。
後ろから追いつかれるとバックアタックになるため、かわせないと判断したら自分で仕掛ける方がいいか。

クロードと話して、しばらく森にいて、帰ろうとすると
サルバの領主の息子、アレンに出くわす。
屋敷に連れていかれたレナは、自力で脱出を試みる。

レナが主人公の場合、サルバの町を歩き回れるのは後になる。
先取りしておくと、ここでの注目はジャム屋。
「ドルフィンキック」 という店名で、ユキという店員がいる。Judy&Maryか？



ここで初バトルだ。相手はコボルド1体。
動きをよく見て接近しよう。後ろから殴りかかれば勝てる。


町に出る道は兵士に見張られており、行けるルートをたどると祭壇にたどり着く。
救出に現れたクロードとともに、怪物と化したアレンと一戦交える。
ここではまだ通常戦BGM 「Stab the sword of justice」 が使われる。
従来版では数千回と聴いた曲だ。Switch版アレンジはループが長くなった。

アレンの攻撃は100ダメージと強烈、クリティカルでもすれば一撃KOされかねない。
回避重視で戦っても、オート操作のクロードがすぐ倒される。
策を弄するより、2人で攻め込む方が早い。
リザレクトボトルは何本か持っているが、1本1000フォルの高級品だ。
使わずに勝てるまでやり直してもいいだろう。


元の世界に戻る手がかりを探すのも兼ねて、クロードはソーサリーグローブの調査に出かける。
レナは同行を申し出る。自分が何者かを知るために。



こうして、スターオーシャン2の物語は始まった――

1:22
レナ：Lv5　クロード：Lv4



[#02] 5/05

初めてワールドマップに出る。
BGM「Field of Exper」は、サントラで聴くと意外に長いループの曲だ。今回はスローアレンジになった。

クロス までは結構距離があり、徒歩だと夜までかかる。
漫画版・アニメ版ではアレンが馬車を出してくれて、昼間のうちに到着する。
城下町の王国ホテルには別のタイミングでお世話になる。


まずは城に向かおうとすると、途中で――



目が3つある人 とすれ違った。
従来版ではPAだが、 今回は強制イベントに変更された。
さり気ないが、仲間の加入フラグになる重要なイベントだ。


クロス城は、王城にふさわしい立派な建物だ。
キャラは従来版と同じ2Dだが、 グラフィックは3Dでさらに強化された。 この城を見ると、進化を感じる。





この辺からレナの口調が変わる。対等な仲間になったことを感じさせる。


謁見を終えて城下町に戻ると、2人の紋章術士が一悶着起こしている。
止めに入るのは主人公に選んでいる方だ。

絡んでいた男の方を追い返した後、もう1人――セリーヌから、宝探しに誘われる。
断るとDQを思わせる 無限ループ を発動され、Yesと答えるまで話が進まない。




同時に、 スキル が解禁される。
ステータスを上げたり、特技やクリエイトを習得できる、SOを代表するシステムだ。

従来版と異なり、 今作では最初から全てのスキルが習得可能。
また、SP（スキルポイント）はバトルに勝つだけで入手でき、レベルアップ時の入手量も増えた。
ただし、スキルを習得するための必要値も上昇。早い話がインフレした。

まず 根性 を上げて、必要SPを減らすべし。これは従来版と変わらない。
他には 薬草学 でブルー＆ブラックベリィの回復量を上げ、 危険感知 でSTMを上げてバトル勝利時のHP/MP回復量を増やそう。


スキルギルドではスキルを買う必要が無くなったが、代わりに ギルドミッション を受注できる。



写真の通り、要求されたアイテムを納品しよう。
この錬金は、セリーヌなら初期習得している。
細工と調理もクリアし、合計でSP150を入手。
さらにレナは味覚のタレントが開花した。むしろ初期で持ってない方が得するケースだ。

これだけのSPがあれば、 包丁 と 科学技術 にも回せる。
いずれもスキルLv×10のATKを得る。それぞれLv3とLv2で、ATKが+50。この時点では非常に大きい。
ステータスが上がるスキルも、クリエイトの習得と同じく重要だ。


城でもらった1000フォルを使い、装備と消耗品を購入しよう。
ギルドミッションでリングメイルを入手したので、高額商品のバンデッドメイルは買う必要無し。
ブルー＆ブラックベリィも買っておこう。全編通して使う回復アイテムだ。


準備ができたら、宝があるという クロス洞穴 に行こう。
手元にはPSP版の攻略本があるが、 ダンジョンの構造は大幅に変更されている ようで参考にならない。

一方、出現モンスターは変更が無い。
アームドナイト、アルラウネ、スライム、ランドウォームと、 SO1にもいた顔ぶれ が揃う。
ステータスは変更があるようで、後者2種は早くもHPが4桁に乗っている。
スキルでATKを強化してちょうどいいくらいだった。

セリーヌは初期Lv8、これは従来版と同様だ。
しかし、今作では 紋章術の消費MPが大幅に増えている。
また、従来版に無かったゲスト加入という概念が登場。装備を変更できない。



メインヒーラーを担うレナだが、実は格闘術の心得もある。
仲間の少ない序盤では、操作キャラにして接近戦を仕掛けに行く。


道中の宝箱を回収しながら、洞穴の奥に入っていく。
2つだけ 紫のトゲ付きの宝箱 がある。アイテムが入っているが、開けるといくつかの敵シンボルが現れるトラップ宝箱だ。
両方開けると 6つ の敵シンボルが密集する。



複数の敵シンボルが集まると、 エネミーリンク が発生。エンカウントすると連戦になる。
強敵が出るときついが、経験値とフォルにボーナスが入る。
5連戦を切り抜け、一気に1400の経験値を入手した。これだけでレベルが1つ上がる。


探索には20分ほどかかった。
隠し通路の先の宝部屋には、宝箱が6個もある。
が、 一番手前 の宝箱は空。開けるとガーゴイル2体が現れバトルに。
知っていれば回避も可能だが、報酬目当てに戦っていく。
3回ほどトライし、リザレクトボトルを使わず勝利した。

宝箱のひとつに入っていた古文書が、今回の宝探しの戦利品だ。

さらにその宝箱に、AAデバイスが入っていた。
これを入手すると、 アサルトアクション が解禁される。
バトル中に仲間を呼んで援護させる、リメイク版の新要素だ。

呼ぶ対象はリザーブメンバーの他、ジュエルを入手すれば SOの歴代主人公 も召喚できる。
ここではレティシアジュエルを手に入れた。早速使ってみよう。



Vattingの「ユルティム・カムイ」を使ってくれる。
ボイスはSO6と同様、モーションも2Dで再現されている。もちろんDUMAもいる。


クロス洞穴を出るところで、セリーヌを仲間に勧誘できる。
もちろん答えは決まっている。

今度こそクリクに行くが、その前にクロスで補給を済ませよう。
スキルギルドでは新たなミッションが追加される。
カスタマイズで フレイムブレード を作成。素材が支給されるため、この序盤でも簡単に作れる。


そしてもうひとつ、 PA （プライベートアクション）を見よう。
街にいる時にパーティを自由行動にでき、仲間とのイベントが発生する。
アイテムクリエイションと並ぶ、SOに欠かせない要素のひとつだ。



クロス城下町のPAで、目玉はクリス×セリーヌのイベント。全3話の長編だ。
漫画版ではこのエピソードに1話使った。それだけ見る価値がある。

3:19
レナ：Lv11　クロード：Lv11　セリーヌ：Lv12



[#03] 5/08

次の目的地は、クロス城下町から北の クリク 。
エル大陸行きの船が出ている港町だ。

道のりは長いが、ノーバトルで乗り切れる。
フィールドならシンボル回避も難しくない。
数々のシンボルエンカウントのRPGをやってきたBlackには、この程度はお手の物だ。
従来版と異なり、宝箱もある。全部回収するのは大変だろうけど。



この広いエクスペルで、物語を楽しもう。


クリクでは、まずPAを見る。
非常に短い期間限定、しかし超重要なPA がある。
平然と重要な期間限定要素が仕込まれているのも、昔のRPGにはよくあることだ。
特にSOは1周で仲間候補を全員迎え入れることができないため、2周するのが前提とされていたところがある。



PSP版から立ち絵とボイスがついた。
これが狂言だとは、どうも思えないのだが……。


PAを終了し、イベントへ。
エル大陸の船に乗る話はつくが、準備を待つ。

市街地に戻ると、いきなり子供とぶつかる。
……あれ？
クロード：サイフがないッッ！！！！！
スられたのだ。さっきの子供――ケティルに。
メニューを開くと、所持金が0フォルになっているのを確認できる。

町を探して取り返す。
それからケティルの道案内イベントになるのだが、またクロードが変な服を着るハメに。
他のメンバーは爆笑していた。

広場にはクレープとアイスの露店がある。
後にプリシスを仲間に入れるつもりなら、チョコクレープを買っておこう。
アイス屋のオレンジシャーベットは、16フォルでHPを20%回復する。注目されていいコスパだ。


そろそろ出航の時間、もう一度準備に街に戻ると……地震が起きる。



あっという間にクリクは災いに飲み込まれた。フィリアの予言の通りに。
だが、従来版と異なり 津波は来なかった。
2011年の東日本大震災以降、いろいろな作品で津波がカットされている。
PSP版は2008年発売なのでPS1版のままだ。

逃げてきた住人の中に、 ミナト先生 のファンがいる。
ミナト先生とは、恋緒みなとさんと思われる。PS1版のキャラデザ担当だ。
SO2、それに続編のSOBSは移植・リメイクされるごとにキャラデザが変更され、全部で5種類にも及ぶ。
マイベストは迷いなくオリジナル版のSOBS。漫画版のSO2の作者、東まゆみさんが担当した。


クリクから船は出せなくなったので、ハーリーからラクール大陸に渡る。エル大陸まで、遠回りルートだ。
しかし道のりが長い。途中で マーズ に立ち寄る。
ここはセリーヌの故郷で、両親も登場する。

マーズでは、山賊が悪事を働く事件が起きていた。
ちょうどこの村を訪れていたディアスに、山賊退治を依頼しようとしたところだ。
だが一緒に行くかどうかで意見が割れる。
クロード＆セリーヌ、レナ＆ディアスの2組に分かれることに。


予想通りディアスはゲスト加入。だが Lv35 と場違いに強い。
途中で4回（主人公クロードの場合は3回）、バンデッドとの強制エンカウントがあるが
並大抵の山賊など、ディアスには相手にもならない。



この強制バトルでは、3人組のバンデッドの1人が大きくなっている。
これはリメイク版の新要素のひとつ、 リーダーエネミー だ。
HPが2倍、さらに開幕時に敵のATK上昇などファクターを発動する。リーダーを倒さない限り消えない。

バンデッドのHPは1875、従来版の実に3.75倍だ。
リーダーはさらに2倍で3750にもなる。


クロス洞穴と同様、マップ構造は大きく変わった。
前半はループ構造になっており、最初の分岐はどちらに進んでもいい。
ただ今回は帰りは自動なので、宝箱を回収するなら両方回る必要がある。

従来版と異なりシンボルエンカウントだが、敵シンボルは緑、青、赤の3種類あり後者ほど強い。
こちらのLvが高いためか、ここで初めて緑のシンボルを目にした。
青や赤と異なり、緑はこちらを見ても近づいてこない。
まあ、道が狭くて戦わざるを得ないこともあるが。


目的地の山小屋に着くと、盗賊団の2番手らしいアザムギルとバトルに。
ここで初めてボス戦曲「Dynamite」が聴ける。



アザムギルに加え、4人のシールダーも同時に登場。
囲まれるとさすがのディアスでも苦戦しそうだが、レナが相手するにも少々厳しい。

まず2人ほどレナを狙いに来た。引き付けて、レティシアを呼ぶ。
あとはフレアボムを1個か2個投げれば倒せるだろう。
ディアスと戦っている残りのシールダーに、後ろから近づこう。
リーダーファクターでINTが下がっているので、回復術には頼れない。回復はアイテムで。


実はアザムギルの方はおとりで、ボスはすでにマーズに潜入していた。
が、クロードとセリーヌがすでに倒している。
近いうち、クロードと剣を交える日が来るだろう――そう言って、ディアスは去っていった。



おまけ。ここセリーヌの自室なんだが……？

4:54
レナ：Lv16　クロード：Lv12　セリーヌ：Lv13



[#04] 5/11

港町ハーリーに到着。
ラクール大陸行きへの船にはすぐ乗れるが、その前に一通り街を回ろう。

港では、フィッシュコレクターのリールが登場。
リメイク版の新要素として、各地で 魚釣り ができる。
リールは魚とアイテムを交換してくれる他、釣った魚の種類数によって報酬をもらえる。
どうやら全部で66種類の魚と出会えるようだ。
入手できるアイテムを見ると、レイモンドとエッジのジュエルがある。できれば欲しい。





もちろんこのイベントも新規だ。
2枚目はクリクの噴水広場で。 こんなところで釣りができるのか？

魚以外にも、たまに宝箱が引っかかることもある。
さらにモンスターが釣れることがあるらしい。街中でもあり得るのかは不明。


もうひとつ、リメイク版の新要素を紹介しよう。 チャレンジミッション だ。



「敵を100体倒す」「宝箱を50個入手」「PAを5つ見る」など、ゲーム中で様々な条件をクリアするごとに報酬がもらえる。
主にフォルやSP、たまにアイテムが入手できることもある。
活用すればパーティを強化でき、従来版と比べて強くなった敵とも戦える。

だがSPが入ることを考えると、 時には受け取りを保留するべき時もある。
もうすぐ仲間が2人加わるため、SPはその後に欲しい。


そう、仲間が2人加わる。
ハーリーに入った時、 サルバ鉱山 にドラゴンが出たという話を聞ける。新たな仲間が登場するイベントだ。

が、これを後回しにしてラクール大陸に渡る。
到着地の港町ヒルトンを出てから、本来の目的地のラクール城下町を素通りして リンガ へ行こう。
後のことを考えるなら、 ラクールには立ち寄りもしない方がいい。


リンガでは、発明家のプリシスを仲間に迎えられる。
彼女の人生を、そして銀河連邦の歴史まで変えることとなった重要な出会いが、この日起きた。



見ての通り、 こたつ が置かれている。
漫画版のクロードいわく「この暖房機、本で見たことあるような」らしい。
この時代の地球でも、これを置いている家は探せばありそう……な気がする。
後ろにあるのは、1990年代くらいの型のモニターだ。


イベントを終えたら、サルバまで戻ろう。
リンガ周辺のモンスターは強く、この段階で戦うのは少々厳しい。
セーブ＆ロードを駆使し、慎重に行きたいところだ。



ところが今作ではSO6と同様、 ファストトラベル が可能に。大幅に便利になった。
またサブイベントやPAの発生情報も表示される。


サルバまでパッと戻り、鉱山に行こう。
龍の巣の入り口には看板が立っており、以前はこの先には行けなかった。
その先では現れるモンスターも強くなる。
いきなり リーダー のビーストマスターが登場。HPは13860、ボス並みの強さだ。

坑道の奥に、噂通り大きな双頭の龍がいる。
クロード：う……うそだろーーーーッッ！！！！！
この時に限らず、漫画版のレナは時々緊張感の足りない顔を見せる。

すでに先客――アシュトンが来ており、1人で戦っている。
狭くて加勢はできそうにない、ならばせめて応援を。ところが――



消えた龍がどこに行ったのか、それは見ての通り。
アシュトン：な……なんだヨコレーーーーッ！！！？
この双頭龍もボイスが入っている。

龍を祓い落とすのに付き合うことになり、アシュトンが仲間に加わる。
必須イベントでは無いため、ゲストではなく最初から正式加入だ。

自動で町に戻る。武器屋からツインエッジをもらってから出発しよう。

そういえば、サルバ鉱山で サラマンドメット を入手した。
アシュトン専用のアクセサリ、というよりギョロ＆ウルルン専用のメットだ。
従来版では PAで購入する他に入手法が無い というレアアイテムだった。


マーズとクロス城を訪れた後、 山岳宮殿 に入る。
これまでのダンジョンより格段に広く、通路の狭さもあって21回も戦うハメに。
全部を探索して、40分ほどかかった。

今回はアシュトンを仲間に加えたが、オペラとの二者択一となる。
オペラを選ぶ場合も山岳宮殿に来ることになるが、その際は目的地が異なる。
それゆえの広さと言えるだろう。


チャレンジミッションの報酬で、 メテオリング と マイトチェイン を入手。
両方装備すると通常攻撃が2HITになり、ATKが30%上がる。



Lv21にしては破格の攻撃力だ。大抵のザコ戦は押し切れる。
しかし、LUCが 18 しかないのはあまりにも低すぎる。不幸というのは設定だけではない。
LUCはレベルアップでは上がらない。


5人になったので、ここからはパーティ編成が必要となる。
バトルメンバーは4人まで。
今作では任意に減らすこともできる。経験値は人数割されるため、1人を集中的に育てたいなら選択肢になる。
従来版と異なり、 リザーブも経験値がもらえる 。入手量は人数割される前の数値の20%、4人で戦闘しているならバトルメンバーの 80% だ。

回復術を持つのはレナのみ。強敵との戦闘では欠かせない。
だが、現状でならザコ戦はレナを外して攻撃重視の編成にする方が戦いやすい。
多少の回復はアイテムで賄える。

リザーブに置いたメンバーは、 アサルトアクション で呼び出して技か紋章術を使わせることができる。
ちょうどキュアオールを覚えたので、レナをリザーブに置くならそれがいいか。



主人公でも、リザーブに置くとフィールドに現れない。


ボスの ナイトメア は、止まっている状態だと攻撃が当たらない。
隙を突いて攻め込もう。
勝利すれば、聖杯を入手できる。

もうひとつの必要アイテム、王者の涙は ラスガス山脈 で入手できる。
クロス城下町に戻り、西に行こう。



さらに西は砂漠地方になっており、ここに アシュトンの故郷 がある……という設定だった。
今作のメインキャラで、出身地が明らかでないのはアシュトンのみ。
その設定が拾われたというわけだ。

アシュトンといえば、身長180cmに対して体重80kgというデータがある。
意外と重い……のだが、PSP版にて 「龍の重さを含む」 という注意書きがつけられた。
龍抜きなら65kgくらいか。見た感じ細そうだから。


ラスガス山脈は道幅が広く、ノーバトルで山頂まで行くことも十分に可能だ。
噂に聞く王者―― 魔鳥ジーネ と一戦交える。



なんと HP116400 。この序盤でHP6桁は驚くしかない。
SOで前例を見たことがないどころか、5本柱全部合わせてもFF13くらいしか無いと思われる。
従来版では、ジーネのHPは20000だった。実に5.82倍だ。

とはいえ、こちらも戦力を強化しやすくなった。
むしろ相手が飛んでいて攻撃を当てにくい方が問題だ。
それさえクリアできれば、10万以上のHPも削り切るのは難しくない。



この ブレイク も、リメイク版の新要素だ。
敵にはHPの他にシールドゲージがあり、それを削り切るとブレイクとなる。
一時的に行動を封じられ、その間こちらの攻撃はクリティカルする。
リーダーエネミーをブレイクすると、周囲の敵も同時にブレイクできる。

あとは相手の攻撃に注意しつつ戦おう。
ジーネはライトクロスとイラプションの紋章術を持つ。
前者は全体攻撃でなくなったので対処しやすいが、後者は威力の高さだけでも要注意だ。

激戦になったが、一度で勝利。まだ全滅ゼロをキープしている。


ファストトラベルはダンジョンに行くこともでき、サルバ鉱山の最深部にもすぐだ。
結局のところ祓い落としは中止する。
改めてアシュトンを仲間に加え、この寄り道イベントは終わる。

7:55
レナ：Lv22　クロード：Lv21　セリーヌ：Lv21　プリシス：Lv21　アシュトン：Lv22



[#05] 5/13

ちょっと本編を休んで、PA回といこう。

今作では、街中でPAモードに切り替える。
街の入り口でイベントの結末を迎えることもあるが、その場合は通常モードに戻す時に自動で移動する。


まずはサルバで。ジャム屋のユキが登場するPAが2つある。
試食は好きなものを選ぼう。
プリンジャムを食べてみたが、甘いプリンをさらに甘くするのはきついものがある。

セリーヌとアシュトンがいると、宝石屋でもPAが発生。
ひとつプレゼントしてくれるという。



レナの誕生日は5/13。ちょうど今くらいの季節だ。
もらったのはエメラルドリング。技と紋章術の 消費MPを3分の2 にカットする。早速装備しよう。

アーリアではクロードと話す。一時期犬を飼っていたらしい。
名はラティといったそうな。


次はハーリーでPAだ。不良から足を洗った新人船乗り、ユールと出会う。
おそらくCVは三木眞一郎さんのような気がする。

しかし、荒くれザンドに目を付けられる。
屋敷に連れ去られ、1on1で戦闘に。



HPが8000（従来版の2倍）に増えたが、ディープフリーズを簡単に回避できる分戦いやすくなった。
双破斬に備え、HPの回復を早めに。空破斬は回避しよう。
負けてもゲームオーバーにはならないので、全滅回数にはカウントしない。
だが、リロードしてやり直す。2度目で勝利。


もうひとつ重要なPA。
ハーリーで会ったエラノールの病気を治すため、伝説の薬草メトークスを入手する。
主人公がクロードならボーマン、レナならアシュトンがいる必要がある。
漫画版ではこのエピソードはリンガに移動し、さらにプリシスも話に加わる。





いいね、この落ち着きと強さ。ヒロインらしさと言ってもいいか。


ラクール大陸のヒルトンでは、迷子に会って親捜しを買って出る。
手がかりはアシュトンが持っている。

こうしてPAをこなしてみると、レナとアシュトンの友情値は意外と上がりやすい。
異性間の友情としては割と理想的な組み合わせかもしれない。
（CV的な意味で）エレメンタルジェレイドに置き換えると、クーとシスカのコンビだ。


友情値と書いたが、 今作の感情値は従来版からシステムが変わっている。
まず名称が親密度と改められた。
次に、SO2の従来版に限り友情値と愛情値に分けられていたが、ひとつに統合された。



そして、 ステータス画面で確認できるようになった。
これは不要論も出てきそうだ。正直なところ、Blackもそちらに票を入れたい。

PAを見た結果、セリーヌにはクリスの、アシュトンにはエラノールの親密度も表示される。
この組み合わせのエンディングも用意されている。

ついでに、ステータス画面の立ち絵は3種類（PS1版、PSP版、リメイク版）に切り替えられる。
イベントシーンではリメイク版固定だ。

タレント は従来版同様の10種類だが、開花する可能性がない物は画面にも表示されなくなった。
アシュトンはデザインセンスとマナの祝福を取得できない。
10種類全部習得できるのは、レオンとノエルのみ。


次に向かうラクール城下町と、リンガでもPAはある。
だがそれは以降に取っておき、本編の進行に戻ろう。

8:20
レナ：Lv22　クロード：Lv21　セリーヌ：Lv21　プリシス：Lv21　アシュトン：Lv22



[#06] 5/15



現時点でパーティに加えられる5人全員が揃って、 ラクール城下町 にやってきた。
エクスペルでも最大級の都市だ。

ちょうど 武具大会 の季節とあって、街は大盛り上がり。
そのため国王への謁見は待たなければならないが、大会で優勝すれば話は別。
というわけでクロードが参戦を決める。


武具大会では、街の武具屋から借りた装備を使う。
戦士達が腕を競い合うだけが武具大会ではない。職人達の戦いでもある。
作り上げた自慢の装備を、優れた戦士達に売り込むのだ。
優勝者の装備を作った店は「ラクールオブラクール」として表彰される。

候補となるラクールの武具屋は、全部で4軒。
ノックアウトは攻撃重視、カウンターパンチは防御重視、ストレートとスレイヤーはその中間といったところだ。

なんだけど、ノックアウトが提供する剣のロングエッジが大幅に弱体化した。
防具はもとより一番弱く、これでは選ぶ価値が無い。

……と思ったが、実はロングエッジには 「攻撃回数＋1回」 の効果が付いていることが後に判明した。
これは装備を試着する時には出てこなかった情報だ。
とはいえ、試合がオート任せになる主人公レナの場合はそれほど有力ではないか。
使いこなしてくれる期待はしない方が。



4軒とも回って、 スレイヤー に決めた。
この店だけは支給される消耗品が他店と異なる。これも主人公クロードでなければ意味は無いが。


宿に泊まると、大会終了までラクールに滞在することとなる。
Lv22もあれば大丈夫だろうけど、不安なら外でレベル上げするといい。

従来版の経験からしても、アシュトンルートで来ているなら大体この時点でLv22前後になる。
オペラルートの場合は登場イベントが武具大会の後になるので、Lv10～15までしか上がらない。
これだと苦戦する可能性がある。


クロードの1回戦の相手は、アモン・ラウ。
漫画版では前年ベスト4の実力者という触れ込みで登場した。

主人公クロードの場合は、実際にバトルを勝ち抜くことになるが
レナならば試合はオートで、バトルになるのも2回戦の一度のみ。
HPを半分ほど残して勝利した。



バトル画面での相手の都合なんだろうけど、モンスターが参加してるのか？


武具大会にはディアスも参戦する。優勝候補の登場に、酒場の戦士達は警戒モード。
装備を盗んで不戦敗に追い込もうという不届き者は、一発締めてやるとしよう。

漫画版ではさらにアシュトンも参加。
当日は無人くんのようにカッチコチだったが、ベスト8まで勝ち進んだ。
この武具大会途中のNavigation:22から、Blackはガンガン本誌でSO2を読むようになった。
「アシュトン闇に散る！！……(笑)」


そして――決勝戦はクロードvsディアス。
2人をよく知るレナにとって、この勝負を見守るのは簡単なことではない、が。



優しくて強い、とてもヒロインらしい子だ。

剣を交える前でもわかる。ディアスはこれまでの相手とは比較にならない。
レベルで言ってもディアスはLv35、対してクロードはLv22。まだかなりの実力差がある。
しかも今回はオートバトル。小細工はできない。

試合開始――



3秒 で終わった。勝てないバトルだというのは従来版で知っていたが、まさかこんな速攻だとは。
4004ダメージって何なんだ、FF4の負けバトルか？


準優勝も景品がもらえる。使った装備一式と、6500フォルだ。
そして、刀鍛冶のギャムジーさんからは シャープエッジ を。
非常に重要なアイテムなので、必ず入手したい。
このために、武具大会で決勝まで行けるかどうかは今後のプレイングを大きく左右する。


武具大会が終わった後は、静かなラクールの城下町に戻る。
次に進む前に、PAを見ていこう。

城前に行くと――



人が落ちてきた ではないか。
素敵な出会いを期待して空からジャンプ……のつもりが、当てが外れたという。

ドット絵でわかるかもしれないが、SO常連カルテットが1人――ウェルチだ。
服装は毎回変わるが、大きな指し棒を持っているのは共通。
CVは全作品通して半場友恵さん。SO2ではアニメ版のプリシスも演じた。

今作では仲間に勧誘できる。連れていこう。
初期Lvは30、この時点では高い。
しばらく武器を買えないので、カスタマイズで強化するといい。
指し棒＋ゴールドで、指し棒ムフフを作成できる。当面はこれで行こう。
さらに包丁と科学技術スキル、マイトチェイン装備でATKは800まで上がる。


次のPAは、セリーヌとプリシスとの会話。内容はクロードの服装について。
地球出身なので当然ではあるのだが、エクスペルでは見かけない服だ。
どんなのが似合うか、3人で想像してみる。



このPAは台詞が変更された。
従来版ではもっと派手に―― 腹筋が崩壊 するほど爆笑していた。
PSP版が発売された2008年頃にはすでに有名になっていたネットスラングだ。
セリーヌ：プリシス、わたくし達を笑い殺すつもりですの！？
この台詞がマズかったのかね？

仲間になったばかりのウェルチも、PAに登場する。
武具屋ノックアウトで、商品を見ている――が評価は悪い。
ギルドの関係者であることを明かすと、店主がなぜか 袖の下50000フォル をくれる。
SO3のウェルチなら確かにそうなんだが、店主は別の意味に受け取ったようだ。

10:22
レナ：Lv22　クロード：Lv22　セリーヌ：Lv21　プリシス：Lv21　アシュトン：Lv22　ウェルチ：Lv30



[#07] 5/16

武具大会を終えた後で、スキルギルドに新たなミッションが入る。
調合、サバイバル、スカウト、マシーナリーなどを習得、あるいは指定のアイテムを作成する。
ギルドミッションを30個クリアし、ラティのジュエルを入手した。

このついでに、少し気合いを入れてクリエイトを行った。
注目すべきは 執筆 。本を作成し、SPを消費せずにスキルLvを上げられる。
従来版では「執筆する本人がLv5以上で習得しているスキルの本を執筆でき、他の人が読むとLv5まで上げられる」だったが
リメイク版では Lv1でも執筆可能、さらに読むとLv7まで上がる。
必要SPのインフレも相まって、価値の高いクリエイトになった。

なるべくなら文才のタレントを持つ仲間に任せたい。
序盤からいて所持SPが多く、かつ文才の所持・開花率も高いクロードが適任だ。
レナも意外に文才の開花率は高い。今思うとSOBSの先取りにもなるが、勉強にも才能がある。

優先して執筆したいスキルは、まずは薬草学。これから加わる仲間の分は、本で上げよう。
次に、包丁、科学技術、クラフト、キャストを強化した。
前者2つはATK上昇、後者2つはカスタマイズに要求される。


次は マシーナリー を行う。他のクリエイトを補助する促進アイテムを作る。
従来版では成功率上昇や作れるアイテムの追加が主だったが、今回は「30%で素材を消費しない」効果になった。
促進アイテム自体が高値で売れるため資金稼ぎにも便利――なのは従来版の話。 今回は売却できなくなった。

また、プリシスとオペラはマシーナリーで武器も作れる。
こちらの面でも世話になるだろう。
タレントから見ても、この2人が適任。どちらもいない場合はクロードに任せよう。

マシーナリーの必要スキルは、機械知識と機械操作。
いずれも執筆で強化できる。クロードがLv1だけ習得し、執筆で本を7冊ずつ作ってプリシスに使おう。

他には、細工ミッションでエメラルドリングを1個作れる。
2個持っていても困らない便利アクセだ。


一通り作りたい物を作ったら、リンガに向かおう。
クロス洞穴の古文書の解読を依頼する。



リンガには大学がある。エクスペルで唯一とも言える学園都市というわけだ。

リメイク版では ユニークスポット に指定されている。
世界各地にあり、見つけると経験値とアイテムがもらえる。逃さずチェックしてパーティ強化に役立てよう。

もうひとつ、この町の宿屋は 「リンガリンガ」 という。
サルバのジャム屋といい、SO2には当時人気だった音楽絡みのネタが多い気がする。


目的を果たすために、薬屋ボーマンの課題をこなす。
町から東にある リンガの聖地 で、珍しい薬草を入手しよう。
入口近くにも薬草はあるが、道具屋で普通に売っている程度の薬草では足りない。
最深部まで行ってみよう。

もちろんモンスターも出てくる。
マンドレイクのリーダーエネミーには苦戦させられた。


SO2では 消耗品が総じて高い ような気がする。
ブラックベリィ200フォル、キュアストーン450フォル、このあたりが特に高く感じるアイテムだ。
薬草類も、アルテミスリーフ720フォルを筆頭に高い。
だが、調べてみると従来版から値上がりしているわけではない。

リザレクトボトルのみ、従来の3600フォルから1000フォルに下がった。
ここまで来れば常備できる価格だ。


ボスの ヴィッセーア は3体で登場。
リメイク版では1体がリーダーエネミー扱いで、HPはリーダーが6万、他は4万。

こちらも前衛を3人入れるのがいい。
敵が集まっていればユルティム・カムイを叩き込んで、まとめて削りにかかる。


ディルウィップ を入手して、ここでの目的を達成。
珍しいどころか、言い伝えでしか残っていない薬草らしい。



ボーマンは仲間候補だが、プリシスと二者択一となる。今回は同行しない。

11:30
レナ：Lv26　クロード：Lv25　セリーヌ：Lv25　プリシス：Lv25　アシュトン：Lv26　ウェルチ：Lv31


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