時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

PR

×

Profile

風竜胆

風竜胆

Favorite Blog

昨日の夕食の右往左… New! ブラジョンさん

マリッジカウンセラ… New! じらーるぺるごーさん

気まぐれんな旅行屋… 富士家のぱこさん
マークス・ストーリー マークス5406さん
パパだって見たいん… 大希・大我のパパさん

Archives

June , 2026
May , 2026
April , 2026
March , 2026

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

June 14, 2008
XML


 世間では、 「理系」 「文系」 という目に見えない壁があるようだ。たかだか高校の数年間に、理数系の科目が得意であったかどうかによって決まるらしい。そんな分離の壁が、日本社会の発展を阻害しているとして、これを壊そうという目論見で毎日新聞に連載された 「壊そう文理の壁」 という記事や、分離にかかわる特集記事を編集しなおして1冊の本にしたのが 「「理系」という生き方(理系白書2)」 (毎日新聞社:講談社)である。

○「「理系」という生き方(理系白書2)」(毎日新聞社:講談社)


 日本のような、人しか資源のないような国は、科学技術に関する教育を充実させ、知的財産で武装していくしかないのではないかと思う。しかし、現状はお寒い限りだ。ゆとり教育の弊害で、本来必要な教科を履修していたない学生が多く、大学で補習をやらなくてはならないということはよく聞く。特に、科学技術の基礎となる物理の履修率が低くなっていることには、我が国の将来に大きな不安を持たざるを得ない。

 また、いわゆる 「理系」 人間たちにとって、伝統的に 「文系」 支配である我が国の現状は、とても魅力あるものとは思えない。それは、この 「理系白書」 という表題の本が出ることからも明らかであろう。 「文系白書」 なんてタイトルの本は、まず出ないからである。 「理系」 としての生き方に夢が持てないため、理系の卒業生は、金融機関などに 「文系」 就職をしていく。

「理系」 出身者は論理的で数字に強いため、ビジネスに向いている人間も多いはずである。最近は 「理系」 社長も次第に増えているというが、手放しでは喜べないのではないかと思う。

「文理の壁」 を破ることは、結局は、 「理系」 の人間が 「文系」 の世界に歩み寄ることなのだろうか。本当の意味での 「文理の壁」 の打破とは、 「理系」 が本来の 「理系」 としても、社会から十分に評価されるということではないのか。もっとそんな視点でも、この本を書いてほしかったのだが。


○応援クリックお願いします。(両方押してね) 人気ブログランキング にほんブログ村 本ブログへ



風と雲の郷 別館「文理両道」(gooブログ)は こちら








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  June 14, 2008 06:14:38 AM
コメント(10) | コメントを書く
[日々の読書(その他)] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:「理系」という生き方(理系白書2)(06/14)  
tora1947  さん
こんにちは~!

高等な技術を学ぶなら、マサチューセッツとかに
行ってしまうのでしょうかね? (June 14, 2008 10:54:08 AM)

Re:「理系」という生き方(理系白書2)(06/14)  
yasu41asy  さん
こんにちは

難しくてさっぱりわかりましぇ~ん(^^;)

ポチッと応援です^^
(June 14, 2008 12:48:25 PM)

Re:「理系」という生き方(理系白書2)(06/14)  
じょぉサマ  さん
文系なわたくしから申しますと、理系に強い方々は尊敬のまなざしでございます。
(June 14, 2008 01:43:03 PM)

Re[1]:「理系」という生き方(理系白書2)(06/14)  
風竜胆  さん
★日本の技術は、決して欧米には負けてはいないのですが、その様な技術を持っている人が、社会で冷遇されているということですね。
 青色ダイオードの中村さんなんかがその例ですね。


tora1947さん
>こんにちは~!

>高等な技術を学ぶなら、マサチューセッツとかに
>行ってしまうのでしょうかね?
-----
(June 14, 2008 09:16:54 PM)

Re[1]:「理系」という生き方(理系白書2)(06/14)  
風竜胆  さん
★応援ありがとうございます。
 この話題については、いろいろ思うことがありますので、つい筆が走ってしまいます。


yasu41asyさん
>こんにちは

>難しくてさっぱりわかりましぇ~ん(^^;)

>ポチッと応援です^^
-----
(June 14, 2008 09:18:21 PM)

Re[1]:「理系」という生き方(理系白書2)(06/14)  
風竜胆  さん
★本当は、理系、文系という分け方自体もナンセンスなのですが。
 私など、今はもう何系かわからない状態ですし・・・


じょぉサマさん
>文系なわたくしから申しますと、理系に強い方々は尊敬のまなざしでございます。
-----
(June 14, 2008 09:20:01 PM)

Re:「理系」という生き方(理系白書2)(06/14)  
As One  さん
何を持って理系や文系というのか、いまいち良く分からないんですが、最近読んだ本に、”文系は理系の一部と捉えることが出来る(by森博嗣)”ということが書いてありました。さもありなん、でしょうか。
ちなみに、私が居る会社の社長は歴代技術者(理系)出身ですが、ここ20年ほどは、経営に関しては何処からも誉められません。。。
(June 16, 2008 10:24:45 AM)

Re[1]:「理系」という生き方(理系白書2)(06/14)  
風竜胆  さん
★私も、実はよくわかりません。世間では、卒業した学校で色を付けているようですが。
 技術者とか、理工系の研究者のように、明らかに理系といってもいい人はいるでしょうが、理工系の大学を出たからといって、理系というのも短絡的な気がしますね。たとえば、理系、文系の両方を出ている人は、どう呼ぶんでしょうね。


As Oneさん
>何を持って理系や文系というのか、いまいち良く分からないんですが、最近読んだ本に、”文系は理系の一部と捉えることが出来る(by森博嗣)”ということが書いてありました。さもありなん、でしょうか。
>ちなみに、私が居る会社の社長は歴代技術者(理系)出身ですが、ここ20年ほどは、経営に関しては何処からも誉められません。。。
-----
(June 17, 2008 09:51:13 PM)

Re:「理系」という生き方(理系白書2)  
のだゆうじ さん
生物史から自然の摂理を読み解く、の仲間から聞いて来ました。理系は専門職といったところが出発点かも。専門分化するほうが良いことと、誰もが担うべきこともがありますよね。 (June 21, 2008 07:36:13 PM)

Re:Re:「理系」という生き方(理系白書2)(06/14)  
風竜胆  さん
★専門職が、専門職として、報われる社会が、本来の姿だと思います。でも、今の日本社会は、なかなかそうはいかないのが残念ですね。


のだゆうじさん
>生物史から自然の摂理を読み解く、の仲間から聞いて来ました。理系は専門職といったところが出発点かも。専門分化するほうが良いことと、誰もが担うべきこともがありますよね。
-----
(June 21, 2008 09:03:54 PM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: