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 引き続き。

 新潟県を走るえちごトキめき鉄道の社長である鳥塚亮氏は、公募社長として、いわゆる「並行在来線」であるJR線を引き継いだ第三セクター鉄道の社長に就任した方です。この会社に来る前は、千葉県にある第三セクター鉄道会社、いすみ鉄道の社長(ここも公募)をされていました。
 鳥塚氏は「鉄道ファン」であることを自身のバックボーンとして持っていること、加えて外国の航空会社の勤務が長かったことから、鉄道に限らず運輸業界に精通しています。地元行政の兼務社長や、他の公募社長と「毛並み」が違う、ユニークな存在です。
 鳥塚氏に対する批判的な意見も耳にしますが、私は、鳥塚氏の主張の基本線は間違っていないと考えます。発信力も併せ持つ鳥塚氏の存在は、全国の地方鉄道の援軍となっています。
 さて、その鳥塚氏が書き込むブログの中で、このような記事を見つけました。
今日は喝を入れました
 恐らくこの記事の中に、なぜ地方鉄道が残らないか、利用者やお金の問題以前の話として、全国共通した課題が、簡潔かつ明確に示されていると思います。
 協議会という組織体の問題、自治体側に「プロ」が育っていない、インフルエンサーの存在(いますか?)、地域住民と行政との関係性(なぜ協議会に沿線住民がいない?)、地域(人的)資源の持つ意欲と能力を引き出すこと(そう簡単に人は動きませんよ)
 「顔をつぶされた」という話は、笑えないけど笑ってしまいます。顔がどうこう言う前に動けよって、言いたくなりますよね。
 また、100周年という区切りの年を関係者が知らないというのは、冗談抜きで笑えない話であり、関係者の姿勢として、私からも大きな警鐘を鳴らしておきたいと思います。
 鉄道が「廃止」された所で、毎年開業周年行事が開催され、廃止された区間なのに記念列車が走っているという事実と比べると、対極の位置にあるといえ、余所者の立場で敢えて失礼承知で申し上げれば、JR花輪線は、関係者の意識の持ちようという意味で最悪の状況と言わざるを得ません。
 鉄道を運営する会社トップの立場から、自身の経験と全国の状況をつぶさに見られた鳥塚氏ならではの視点です。この記事だけでも、全国の地方鉄道存続関係者に読んでいただき、共通認識として心に留めていただきたいと思います。





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Last updated  2023/08/10 11:39:06 PM


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