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December 21, 2013
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カテゴリ: 映画
『おおかみこどもの雨と雪』を観た。

「おおかみおとこ」って、オオカミじゃなくてオウムだったんじゃないかな。
オウム真理教の教祖の子供は、麻原の子として生まれてしまったというだけで入学拒否されたりイジメに遭ったり、中学校の校長から「父親の所行を考慮すれば貴方は死んでも仕方のない人間だ」と言われたりしていたそうで、おおかみこどもの雨が本を読んで父親のことを知り悩む場面など、松本聡香として自伝を出版した女性の姿と重なる。
母親の花は自身の父親から「いつも笑っていなさい」という教えを受ける。しかしそれは彼女にとっての見えない足枷となり、以来辛くても悲しくても本心を誰にも明かすことなく笑顔でいることでしか他人と接することのできない人間に成長させる。そんな時に現れた、世間と必要最小限の関わりしか持たない「彼」は、常に欠落感を抱えた花にとって世界を一変させる男性だった。映画は長女の雪の語りで進行する。父親がオオカミだったというおとぎ話は世間の目から逃げるように暮らす親子の最後の希望だったのではないかと思う。





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Last updated  December 21, 2013 11:43:58 PM
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