跡地

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Mar 1, 2012
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読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1189ページ
ナイス数:61ナイス

■忌野清志郎 瀕死の双六問屋 完全版
祝・完全版。浦沢直樹の絵は好きなんだけど、この装画は似てないなあ・・・清志郎ってイメージで吊り目に描かれがちだけど、決して吊り目ではなく、むしろタレ目なんだよなあ・・・
読了日:02月23日 著者:忌野 清志郎


■文藝春秋 2012年 03月号 [雑誌]
いつも思うけど山田詠美は何様なんだw受賞者様だろうけど。黒井氏の選評が誠実で美しくて好き。都知事は最後に出したってことはいろいろ考えて書いたのかなあ、龍欠席すんなよ~!川上弘美は選評爛で短編(半分以上は誰でも知ってるシュレーディンガーの猫の説明をだらだらと・・・だが)を発表するなww……などなど、毎回、芥川賞の選評を読むのが好きです。受賞作については、「共喰い」が素晴らしい(単行本で読んだ)。単行本買ったにも関わらず、インタビューと選評目当てで買った。  道化師の蝶は読むの大変そうだけど頑張ります。
読了日:02月22日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/16810735

■共喰い
とっとと芥川賞やれよ、と思っていたが、ああ、この作品を待っていたのか。圧倒的。父を追う仁子を追う遠馬と、水の増え続ける描写が素晴らしい。身体の震えを感じながら読んでいたら、淡々と残酷な描写の中、『誰も誰かを殴ったりせず、三人できちんと暮した年月がどこかにあったかのようだった』 が唐突にセンチメンタルで、意表を突かれて泣きそうになった。(今まで読んだ著者作品や他芥川賞受賞作品と比べると)とても読みやすくて分かりやすく、且つ面白く素晴らしいと思う。
第三紀層の魚も良いなあ・・・外で御飯食べながら読んだから、104頁冒頭の「今日もチヌ釣れなかったね、と言ってほしかった」から後、泣けて泣けて涙堪えるのに大変だった。 子供の頃、亡き父と一緒に近所によく釣りに行ったのを思いだした。父がやるのを見てるだけだったしろくに釣れなかったけど。   釣り二部作、という感じで、テレビ番組で著者の小学生時代の同級生が「釣りに一緒に行った。釣りは慎弥に教わった」と言ってた意味が分かった気がした。
もし第三紀層の魚で受賞していても、やはりあの記者会見からの流れでバカ売れ、となったわけで、そうすると暴力描写に拒否反応を示す人達も気に入るような「万人受けする穏やかな作品」であり、記者会見との意外性もあって絶賛されただろうなあ、と思った。 そうならなくて良かった、とも思うけど。  「第三紀層の魚」が受賞作で、同時収録が「共喰い」だったら、初見の人にとっては流れが「毒舌記者会見」→「優しい少年の釣りの話」→「性暴力」となって、更に意外性が増して面白かっただろうな、と妄想中。
読了日:02月22日 著者:田中 慎弥

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■仙台ぐらし
ちょっと涙ぐんだ。なんだかんだで震災色の強い内容なのに、帯で「震災」の言葉を出して煽ったりしてないのがいい。
また、楽しいの書いてください。
読了日:02月20日 著者:伊坂 幸太郎


■キッドナップ・ツアー (新潮文庫)
説明できないんだけどなんか良かった。132-133頁の食卓の光景の描写が素晴らしかった。今は亡い幼い頃の食卓を思い出す。
以下物凄く勝手な個人的な感想になるが、かなりの忌野清志郎ファンの私が、かなりの忌野清志郎ファンの角田さんの作品を何作か読んで、初めてなんとなく清志郎っぽい「言葉の使い方」を感じた。「はきはきした女の声がやかましくくりかえし、私の舌の先にのった言葉をのみこんでしまった」のような部分。【他人の声】が、【私の舌の先にのった言葉】を【飲み込む】…この感じ! なんとなくだけどね。
「夜に腰掛けてた 中途半端な夢は 電話のベルで起こされた(私が【清志郎の言葉の使い方】らしさをめいっぱい感じる大好きな歌詞)」的な、主語と述語の関係性 のようなもの を感じる・・・ような気がする・・・・・   
読了日:02月16日 著者:角田 光代



■夜行観覧車
家族再生の物語? 殺人事件が起こってるのに、誰も悪い人が出てこない話。そして良い人も出てこない話。ひたすら被害者かわいそうだけど。   それにしても同じような手法の小説ばかりですね、この人。面白いんだけど、さすがにこれしか書けないのはどうかと思う。
読了日:02月07日 著者:湊 かなえ


■少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
また視点の変わる一人称ものか…これしか書けないのかよ…と呆れながら読み始めたけど、結果的に面白かった。中2ドロドロものかなと思ったら、話は重いはずなのに、笑えるような話だった。どんどん人物がきれいに最悪の形でつながっていって、楽しめる。 自分がおかしいのかも知れないけど、私はなぜか、読後さわやかw
読了日:02月01日 著者:湊 かなえ


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Last updated  Mar 27, 2012 11:39:15 AM
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