音の出口と言えばスピーカーですが、カーオーディオの場合はスピーカーがドアの中にあったりして、音がちゃんと表に出てきているかどうかが分かりづらいものなのです。
そこでまずは音響測定から。
右フロントだけ音を出すようにしてスピーカーの側で測定しました。
ツイーターの接続はそのままですので、ドアスピーカのみの音ではありませんが。
次は寸法測定です。



内張の筒状部分の内径はスピーカーのダンパーよりもちょっと大きめで、スピーカーのフレームまで 6mm ほどのところまで来るようです。
スピーカーのフレームに貼ってある遮音用のスポンジの効きが微妙な気がします。
なぜこんなことを始めたかというと、ドアスピーカーの音がちゃんと出てきていないように感じてきたからです。
遮音スポンジは微妙とは言え一応効いていそうですので、次は音の出てくる穴の拡大を図ります。

こんな感じでいけると思っていましたが、粘りのある素材ですので加工がうまくいかず、しかも穴は片側だけで軽く1000個以上あったりしますのでやたら時間がかかりました。
で、半日かけた上に取り返しのつかないくらい悲惨な状態にしてしまい途方に暮れることに orz
あれこれ考えたあげくこんな暴挙に。
まぁこれは途中経過です。
悲惨な戦いの痕が痛々しいですが、寸法はだいたい測定した通りだと確認できました。
続いてこんな物をアレコレしていきます。

色々やっかいな問題がありましたが、現物合わせでやっつけていきます。
筒の内側を黒くしたかったので、どうせならと 制振ペイント
を調達してきました。
塗っている時はそれほど黒くなくてちょっと失敗だったかと思ったんですが、乾くと黒くなりました。
と、ここまでが昨日の作業。
で、今日は取り付けをしました。
種を明かすと、これはスピーカーに付属していたグリルです。
捨てずにとっておいてよかった。
内側に微妙な隙間があるのがかなり気になったんですが、今回は目をつぶることに。
スピーカー周辺の遮音も変更しました。

スポンジは貼り付けただけだと外側に広がってしまうので、 グラステープ
で巻きました。
形を整えて隙間ができないようにしつつ、スポンジを圧迫することで遮音効果を高める狙いもあります。
で、合わせるとこうなります。
早くグリルを取り付けて出来上がりを確かめたい気持ちを抑えて、まずは測定。
注目の結果はこうです。
赤線が昨日測定した未改造の状態、青線が前面開放状態です。
レベルが違うのは気づかないうちに入力ボリュームを触ってしまっていたせいです。
つまみがゴムでコーティングされていて使いやすいのですが、ちょっと触れると回ってしまうのは困りものかもしれません。
それはさておき、300~700Hz辺りの改善されてフラットに近づいた感じです。
しかし、実際にはグリルを着けた状態で使うので、グリルを着けて比較してみます。
ほとんど変わりないようで安心しました。
そしてグリルを着けた状態はこんな感じです。
スピーカーが見えるようになったのはグッドですが、乗り降りの度に蹴ったり水しぶきをかけたりしないように注意しないと・・・。
車の使い勝手に影響が出るのは不本意ですが、この結果を見れば納得です。
フロントの両スピーカーから出した音をフロントシートの中間、頭の高さ辺りで測りました。
入力ゲインを再調整してみましたが、元のレベルと同じになっているかどうか・・・。
それはともかく、ご覧のように広い範囲に渡って大きく改善されていますね。高域が一部出過ぎるようになったのは面白い現象ですが。
しかし、相変わらずの600Hzと1kHzちょっとの辺りの落ち込みが気になります。600Hzの落ち込みはスピーカーの前で測った時には見られませんので、ドアの中をいじってどうこうできるようなものではないんでしょうね。
ともあれ、周波数特性だけじゃなく肝心の聴感も良い方向に変化していて、
キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ !
って感じです。
抑圧から解放されたような伸びやかな音になり、気持ちよく演奏するようになったな~などと、おバカな感想をいだいてしまいました。
バスドラムの音を感じられるようになったのも嬉しい変化でした。
一気に気持ちいい音になったのでもうしばらく何もしたくね~~~って心境なんですが、発注していたブツが届いてしまったので・・・。
まぁ、急がずノンビリやることにします。
そんなわけで、今日もおきらくごくらくです。
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