女神の輝き

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2005年12月12日

日木流奈くんの本

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重度の脳障害を持ちながら、優れた知性と感性で真理をやさしく説く。
そんな彼のことを数年前から知っていた。
でも独特の「～なのヨ」というようなちょっとおネエ風の表現がどうも苦手で、著書を手に取る気になれなかった。

けれど今日図書館に行ったとき、ふと彼の本が目に留まって手に取ると、意外にも苦手なおネエ風表現がなく、大人びたしっかりした文章がそこに並んでいた。
すこし読んだだけで衝撃が走り、結局置いてあった２冊の本を借りてきた。
そのくらいすごかった。

実感を通した自分の言葉で、大切なことを具体的にわかりやすく説明してある。ただやらされている勉強と違い、きちんと「学んだ」知識が生かされていて、どれもすとんと腑に落ちる。
こうもわかりやすくおしつけがましくなく自分の考えを伝えられる人は、そうそういないと思う。

精神世界に通じることも言っているけど、そういうものを怪しい宗教のように思う人にも少しの抵抗もなく読んでもらえるような優れた啓蒙書。
精神世界の本って、わかる人にはいいのかもしれないけど、たいてい抽象的でいまいちイメージがつかめなくて、もともと興味がない人はきっともっと敬遠してしまうようなものが多い気がする。
そんな中でしっかり本質をつかみながらそれを誰にでもわかるような表現で書いてある彼の本はとても貴重。
ビジネス系自己啓発本や、最近はやりの口ぐせ成功理論がうさんくさく思える人にも、たぶん抵抗がないんじゃないかなあと思う。

ここまで書いてきて、自分が相当抽象的にしか本を語ってないことに気付いた。。
でもまだ読んでる途中だし、消化できてないし、ということで正当化しとこうっと。

本から受けた衝撃で、またこのページの方向性について考えさせられたから書いておきたかったというのもある。
セミナーやヒーリングで「とにかく女性を目覚めさせる」ということばかりあって、自分でもそう思う部分があったから「そうか、女性だな」と流されてる部分があったことに気付かされた。
自分を否定してるうちは、女としてとか男としてとかは自分を判断する要素の一部でしかない。
私自身が長いこと自分を否定しつづけて生きてきて、そこから今に至るまでの過程を考えても、まずはどんな形であれ自分を認めることから入るのが必要だった。
だからそれに役立つ情報、かどうかわからないけど自分が試して役立った方法を紹介していくことがまずは私のすべきことなんじゃないかという気がする。

ちまたにいろいろあるヒーリングは確かに癒しを促進するけど、根本的には自分を自分で癒していこうとする心構えこそが必要なこと。
だから私もいきなりヒーリングしようなんて思うのは傲慢だし、手助けするにしてもそういう技術だけにこだわることはないんだと気付いた。
流奈くんのことばたちが気付かせてくれた。
ほんとうにありがたいと思う。

…しかし、トップの内容を変更すべきかしないべきか迷うなあ。
微妙に違和感はあったけど、あんまりひんぱんに大きく変えすぎるのもどうかと。
まあ、いいか。心のままにいこう。

ちなみに私が読もうとしているのは
「自分を完全肯定できますか」と
「ひとが否定されないルール」の２冊。
もし日記を読んでくださっている方でまだ流奈くんの本を読んだことがない方は、ぜひ一度読んでみることをおすすめします。
自分を愛すること、人を尊重することについて、深く考えさせられること請け合いです(^-^)b

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