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私は、カイが自閉症であるとわかってから、
成長過程が「階段」のようであると感じていました。
長い停滞気があり、あるときグッと伸びる。
そして、また長い停滞気・・・と繰り返すので、
毎日コツコツ繰り返すのも大切だけど、何事にもタイミングが重要である
と、思って育児しています。
それは、排泄の自立で顕著に現れ、カイは便器にすら立てず、
通園時どの子よりも遅れていましたが、いざ始めると、
あっという間に大便までクリアしました。
始めは、洋式に反対に座ることでしかできなかったのも、
男子用で立ってし、洋式はきちんと座ることができるようになっていました。
それは、健常児も同じこと、何事も本人のタイミング。
親の都合でも、周りに合わす必要もないのですよ。
で、今また成長期に入ったようです。
きっかけは、年末のカラオケでした。
あの時、カラオケを初めて歌ったカイは、
「耳で聞きながら、何かをするという能力」が備わり始めていたんです。
あの後、頻繁に行ったUSJで、カイは歌に合わせて手拍子を始めました。
音楽を聞きながら、ちゃんとリズムを感じて手拍子し、
横に座る私の手拍子とテンポがずれると、また自ら直していました。
新学期に入り、それは合奏で見事に現れました。
カイは、カスタネットです。
2学期の練習では、音が気になり、全く練習に参加できませんでした。
皆のリズムに合わせて、カスタネットを合わすなんて、
全く無理だったんです。
それが、新学期の初めての練習で、カイはカスタネットを皆と一緒に叩きました。
「ちゃんとリズムを聞きながら、隣の子の手元をチラッと確認しながら、
皆と同じように合奏に参加しました。すごいです!」
連絡帳には、興奮したS先生の報告がありました。
言語は、3語文が出始めました。
自分のことは、「僕」と使うようです。
「僕、ジェットコースター怖いんだよ~!」
(ジェットコースターに乗りたいけど、悩んでるの)
「明日、動物園に行こうか?」
など、突然長い文を話し始めました。
買い物に行くと、以前は手を繋いだり、カートを持たせていないと、
目に入るところへ走りだしそうだったのが、
声掛けだけで、静かに横について歩くようになりました。
走りだすことは、ありません。
カラオケの少し前、カイはものすごく音に過敏になっていました。
カイは、成長期に入る前、必ず聴覚過敏になるのです。
聞きとれる音が、確実に増えていく時、戸惑いから辛くなるのか、
イヤーマフが手放せなくなっていました。
でも、今はもうイヤーマフは必要ありません。
停滞期は、私も休息のとき。
これからしばらく、私も頑張らなくてはいけません。