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1月19日 昼過ぎ。
首相官邸正面前の道沿いには、カフェやレストランがあったり、おしゃれなパン屋があった。
街並みは都会だね。カサブランカみたいな感じだった。
首相官邸前は、兵隊のような警備員がちらほらいた。
正面前の道を曲がって、一番ダカールでも活気があると言われた広場へ向かった。
国連広場?何だかよく分からんが・・銀行やら旅行会社・航空会社ちょっとした中国風のホテルや白を基調にしたヨーロッパ風のホテルなどもあった。
きっとここが繁華街なんだろう。
ガラス張りガラスに映った自分の容姿をチェックするガキンチョがいたので、後ろから笑って見ていると・・「金をくれ」とついて来られた。
『ついて来るな!』と言うと、去って行ったが~何かこの街も狂っている気がした。
マリにも確かに物乞いや乞食みたいに缶に金を入れてくれと言う人はいた。
物売りも確かにいた。
(お土産のようなものを売る人がほとんどだったけど・・)
ここは違った。
何が違うかってさ、次から次へと人の前に物売りがやって来る。
それも売りたいものをたくさん持っている訳ではなく、例えば誰が着たか分からないようなトレーナーやTシャツ・・。
それも一品だけ人の前に立って見せてくる。
ごんたの場合は、まずひとりの男が一枚の明らかに誰かが着た感じのトレーナーを目の前で見せてきた。
当然、無視すると、今度は別の男が一枚のTシャツを出してきた。それも、安っぽい真っ白のTシャツ。
また、ここでも無視すると、今度はまた別の男が現れ、男物のグンゼのパンツ(袋入り)を一枚出してきた。
誰が穿くんだ!ぼけ!
いい加減 腹が立ってきて『要らん!』と英語で言うと・・調子に乗って「大丈夫、問題ない」と英語で反応してきて、まだ男物のパンツを見せ付けてきた。
完全にキレたごんたは、人通りが多いのにめちゃくちゃでかい声で
『うるせ~!話し掛けるな!』
と大絶叫した。
他の人たちが一斉にごんたを見ていた。
この通りには、たくさんの人と観光客で溢れていた。
恐らく・・レースが開催されている関係で人はさらに多くなっている感じだった。
ただ、このダカールの街は、首都だけあって、いろんな人種の人や国の人たちが集まって来ているようで、観光ではなく、仕事でこちらに来て働いているような人も見掛けた。
クールダウンしながら・・それでも、やっぱり物売りからのめちゃくちゃ小さなブラジャーを勧められたり(それももちろん一枚だけ)した。
数々のくだらない攻撃に遭いつつも、何とか切り抜けてごんたはスーパーに向かった。
そのスーパーは、かなりいい感じで大きいところになっていて、日用品や文具・雑貨・食料品(生鮮・青果・肉)などが売られていた。
それも、清掃員が常にいるので、とても綺麗だった。
そこで、りんごとメロンとオレンジとお菓子と牛乳やらヨーグルト・水などを買った。
買い物に来ている人は、現地の人ももちろん・・旅行者や出張で来ているような人たちも見掛けた。
ごんたは、レジで支払いを済ますと、デイパックに買ったものを詰めた。
また、広場に向かって歩いた。
ごんたは、セネガルに来た目的は、ひとつだった。
パスポートを再発行すること。
観光などするつもりなど毛頭なく、当然この国の写真も全く撮るつもりはなかった(実際に撮ったのは2枚だけ・・)。
特に何か観たいものがあって来た国でもなく、この国に魅力など・・なかった。
しか~し、この国に来ることになり、ごんたはマリを出る頃からセネガルにもアレがあるということを知ってしまった。
そのあるものをダメもとで探しに行った。
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