2002年02月09日
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仕事友達のタカハシは、本を作るのがお仕事
こないだは、とても感じのいい表紙を作っていたので
「かわいくて、初心者向けの雰囲気が出ていて、いいね」と褒めた
「ありがとう」
タカハシはそう言ってから
「この人の絵はほのぼのとしてて好きなんだ
 でも上の人に、これじゃ子どもっぽ過ぎると言われて、変更させられたんだよ
 本物はこっち
 俺は今見てる方が気に入ってたんだけどね
 だからそう言ってもられると嬉しいよ」
と付け足した
そうかぁ、お互い思うところはあるなあ
私も自分の担当してる雑誌がどピンクの表紙をつけられて
こんなのが「売れる」のかぁ、と気に入らない思いをしていたのだった
本屋さんに置くと、また感じが違ったりするしね
平積みにされたとき
背表紙だけが見えるとき
表紙の一部だけが見えるとき
本を商品として置かれたときの状況を考えて、デザインをしなくてはならない

上司の人の好み、お客の好み、読者の好み、いろいろあって
本当はリサーチした数字の結果がなければ、何も証明できない
だけど経験者は感覚があるから強い
私も「これじゃだめ」とダメ出しする日が来るのだろうか

タカハシとは、感覚が少し似てる
だけどお互い経験が少ないから「なんで?」がたくさんつく毎日
あと数年したら、自分が「好き」といえる一冊を自信を持って売ってみたい





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最終更新日  2002年02月09日 00時17分06秒
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