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皆様今日は。 前回の『魔法のタイム短縮テクニック』はお試しいただけましたでしょうか? 恐らく「上手くできた人」と、「イマイチよくわからないなと言う人」とが混在する状態なのでは無いでしょうか? なので種明かしが必要でしょうね。ではコレから一つずつ何回かに分けて、3つのマジックの種明かしをしてまいることにいたしましょう。 ところでイキナリ説明に入る前に、5年前に私が何を発見したのかを申し上げることにします。全てはあの時から始まったのですから... 2014年の夏、私はエアコンも壊れ、風呂も壊れ、蒸し暑い部屋の中で意識が朦朧としながら床にひっくり返って、手頃な大きさのノートを団扇がわりに使ってあおいでいました。しかしいくらあおいでも一向に涼しくなりません。動きの鈍い意識がこの時にふと「何でだろう」と思ったのです。 その原因はノートが起こす風が当たった場所が涼しくなる一方で、あおいでいる方の腕が、仕事をすることで熱くなってくるからのようでした。ここで「はてな?」と思いました。 と言いますのは、私達のように年中プールの中でドルフィンキックを打っている人間は、無意識のうちに「自分は前方からの水を後方に送り出している」と思い込んでしまっていたからなのです。 ですからノートであおぐ時にも、「ノートを握った手の側」から、うちわの羽に相当する「ノートの側」へと空気が流れているものだと勝手に思い込んでいたのです。 〈図-1〉 そして、そうであるなら、”うちわをあおぐ”という行為は『手側から、ノート側に空気を送り出す』ということになります。それなら空気の分子が手にも触れるはずです。すると、そのことで手の熱が取り去られるはずなのです。ですから「手が熱を持つのは不思議だな?」と思ったのですね。 一旦何かに関心が向くと、私の性格としてはそれが明らかにならないと他のことが出来ません。そこでティッシュぺーを短冊のように細長く切ってその一端を片手で持ち、垂れさがらせるようにしながら、あおいでいるノートの周りに動かしてみて、空気がどう動いているのかを確かめたのです。それでビックリしたのです。 空気は「ノートを持った手の側」からではなく、反対の「ノート側」からノートが空気を送り出した空間に流れ込んでいました。そしてその空気を再びノートがあおぐと、今度はノートの裏側の空間に、やはり「ノート側」の空気が流れ込むという具合でした。 〈図-2〉 コレは言うなればピンポンでもしているかのように、空気の分子をノートの片側で弾き返すと同時に反対側に招き入れ、また今度は反対側の空気を弾き返すとともにこちら側に招き入れるということを繰り返していたわけです。決してノートを握った手の側からノートの側に空気を送り出していたのではなかったのです。 コレは大変な驚きでした。皆さんはこの図を見ても「そんなものかな?」と思うだけかもしれません。しかし『このうちわを持った手』を魚や、イルカの尾ビレだと思って見ていただきますと、皆さんの中にもとんでも無い事に気がつかれる方がいらっしゃるかもしれません。そうです!水の流れが反対になってしまうんです‼︎ 私は今まで魚やイルカ達のあの美しい流線型の体の形から、てっきり彼らは自分の進もうとする方向からの水を後方に送り出しているものと勝手に信じ込んでいたのですが、これはもしかすると今まで教わってきたことは全部間違いだった可能性が出て参りました。 しかも一旦今までの前提を全て忘れて、仮に「イルカや魚は、自分の体の後方から自分の泳ぐ速度と同じスピードで追いかけてくる水を蹴ることで前に進んでいる」という仮説を立てて考えてみたら、何とも恐ろしいくらいにあらゆる現象が説明できたからです。 ところがこんな事は世界中の本には書いてないのです。 どうやら、えらいことをやってしまったと感じました。ブレークスルーのきっかけを掴んだ瞬間でした。 (続く)
2019年02月15日
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久し振りに再開した無冠のハゲの王者、ブラント ハゲットのブログをお訪ねくださった皆様、誠に有難うございます。 池江璃花子選手の白血病宣言には心が痛みましたが、池江選手一人に日本の水泳界の全てを託すということでは、「より多くの人に水泳の楽しさを知ってもらって、水の事故で命を落とす人がなくなるようにする」という水泳人の大きな目標に反することになります。 また、長い間放置したにもかかわらず、忘れずに尋ねてくださった方々にも何かお礼がしたいものです。 そんな訳で本日は皆様にプレゼントを用意致しました。それはどんな人でも必ず泳ぐスピードが速くなる魔法の技で御座います。もちろんコレは魔法などでは無く、仕掛けはちゃんとあるのですが、それでも多分多くの皆さんが試してみたら驚くことと思います。 プレゼントは3つあります。 まず一つ目はスタートに関してです。 多くの皆さんはスタートで水中に飛び込んだ後に、ほんの少しだけ時間を置いてからドルフィンキックを打つように言われているのではないでしょうか? 何故なら「水泳競技中に最もスピードの出るのは飛び込みの空中での時間であり、次が水の中に飛び込んだ瞬間である。だからできる限り綺麗なストリームラインを作って水の抵抗を抑えてこの最大スピードの時間を伸ばし、スピードが落ちる前の絶妙のタイミングでドルフィンキックを打ちなさい」というように説明を受けたことかと思います。それはそれで良いです。 しかし、今日は敢えて理由を説明しませんが、この《水中に飛び込んで綺麗なストリームラインを作って何もしないでいる瞬間》を無くしてみてください。つまり水に飛び込んだ瞬間からドルフィンキックを打ち始めるのです。コレで確実にスタートが早くなります。コレはターン後の動作も同様です。 次に二つ目のプレゼントをします。コレは試合では使えない場合のあるテクニックですが、水の特性を知るにはとても面白い内容です。それは水深の浅いプールで水中ドルフィンキックをする場合、プールの底から10~15cmのところで泳いでみてください。 最後に三つ目のプレゼントです。コレは自由形以外だと難しいかもしれませんが、泳ぐ時に一番端のコースを選び、壁際ギリギリの所を泳いでみて下さい。 さて、取り敢えずこの三つの事をうまく組み合わせてやってみて下さい。調子の悪い人でもタイムは簡単に上がるはずです。恐らく25Mで1秒位は速くなると思います。何故かということはまた今度説明いたします。 プレゼントを楽しんでみて下さいませ。 それではまた。( ◠‿◠ )
2019年02月13日
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日本の競泳界の次期スターと見られていた池江璃花子選手の白血病罹患宣言には衝撃を受けました。 恐らくご本人やご家族が最も辛い思いをしていらっしゃることと拝察します。 この際、試合のことなどは一旦頭の中から全部追い出して病気を治すことに専念してほしいと思います。 それにしてもなぜ超一流のアスリートである池江選手のような若者が白血病にかかってしまったのかは気になるところです。同じような事態が若者の間に広がっていたら困るからです。 私としてはむやみに世間の不安を煽ることはしたくないのですが、それでも科学技術神話への無批判な態度が、知識のない若者の命を脅かすようなことになっては身も蓋も無いと思っています。 池江選手のケースとは無関係かもしれませんが、スマートフォンやPCの電磁波は健康に良くないことは若い人達もよく知っておくべきです。あまり使用しすぎないように気をつけることは勿論ですが、長時間ポケットに入れているだけでも、その周辺の人体組織に悪影響が出ます。 頭の近くには置かないようにし、出来るだけ体からも話して置くようにするとか、ポケットの内側にアルミ箔を貼るとか、自分なりに工夫をしたほうがいいと思います。スマホは素晴らしい文明の利器ですが、危険性をも知って上手く利用するようにすべきですね。 さて、池江選手の話に戻りますが、長期間水泳の練習から遠ざかるということは、水泳選手としてはかなり厳しい事です。しかし私たちの人生は決して20年や30年で終わるわけではないです。今では90歳近くまで生きる事が当たり前になりつつあります。ですから何か人生の中で必要になる事に時間を振り向けてみるのも良いと思います。 ただしそうは言うものの、自分にとって何の馴染みのない事を新たに始めるのはかえって負担になりますし、出来ればご自身のこれまでの経験から、『今まで忙しくて気がつかないでいた様々な事を思い出しながら、知見を深めて頂く』というのが、きっと水泳レーサーとしてのモチベーションにもプラスであり、尚且つ人間としての成長にも役立てていただけることなのかもしれません。 そんな訳で、長期間お休みしていたこのブログを再開することにします。これまで封印してしまった水についての知見を再び分かりやすく説明します。 池江選手や、明日のスターを目指す若い選手や、彼らを支えている沢山の方々のお役に立つことができましたらこれに勝る喜びはございません。 ブラント ハゲット
2019年02月13日
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