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主に購入を迷われている方向けのネタバレなし感想です。好きなライターさんの新作でしたので予約購入しました。同社でしたらオラソワ、ライラあたりが好きな方におすすめ。【良かった点】・キャラデザこそ少し幼過ぎる感はあるが立ち絵差分が豊富・グラフィック全般が綺麗・サブキャラが魅力的・エンディングが千差万別で様々な毛色のシナリオを楽しめる・BGMやUIの雰囲気が良い・糖度が高い・共通と個別以降で印象が大きく変わったキャラに射抜かれた・システムが快適【人を選びそうな点】・絵柄が好みでないと手に取りづらい・リップ音や微エロが苦手な方には全く向かない・歴史モノっぽく見えるけど完全にファンタジー【気になった点】・SDキャラが可愛くない・フルコンプのご褒美がない・人によって地雷やガッカリになりうる要素がそこそこある【総評】好きなライターさんが全編執筆されているので絵柄で敬遠するのは勿体ないな、くらいの期待値で手に取ったタイトルでしたが、思いもよらないキャラがツボったので買って正解でした。“中華モチーフ”に惹かれて購入したので、初手は宮廷に身を置く青凛にしたところ、次に攻略したルヲの中盤以降一気に持って行かれた感があります。しばらく糖度がそこまで高くないタイトルを続けてプレイしていたこともあり、久しぶりに“オトメイトの血生臭くない方のCERO D”を堪能できました。気になるキャラがほぼ青凛くらいしかいない中、ルヲの後半追い上げが素晴らしかった。初登場シーン~個別前半までは流し読みプレイだったのでこれは本当に予想外。ヒロインと彼女を取り巻く因果がいかなるものか、是非手に取ってプレイしてみて欲しい。絵柄で敬遠するのは少し勿体ないかなと思いましたし、サクサクプレイできます。今年初の新作プレイとして良いスタートが切れました。・余談相変わらず店舗特典小冊子でED後を補完していらっしゃいますが、比較的その先を見てみたいEDが多かったですし内容的にも糖度増しのFDができそうなので、出たら良いなぁと思います。
2024.03.29
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主に購入を迷われている方向けのネタバレなし感想です。好きなライターさんの新作でしたので予約購入しました。同社でしたらオラソワ、ライラあたりが好きな方におすすめ。【世界観】中華モチーフのファンタジー色が強い世界観です。もう少し歴史色の強い近い内容かと思って手に取りましたが、ほぼオリジナル世界観のファンタジーですので、中国の歴史モノと期待して手に取らない方がいいです。【キャラクター、グラフィック】パッと見キャラデザにあまり惹かれなかったのですが、全体的に美麗なのは間違いないです。ヒロインや攻略キャラに豊富な立ち絵差分があり、様々な魅力を見せてくれました。目パチ、口パクも違和感なし。各ルートでヒロインの命運が大きく変わる為、恋愛過程という点でも毛色が違います。隠しを含め6人のキャラ全員に3種類のエンディングあり。こちらも凄惨なバッドエンドからほぼ大団円かなと感じた結末まで様々。公式さんも、どの結末が彼らにとって幸せなのか是非プレイしてみてくださいと言っていますので、お好みの結末が一つは見つかると思います。また、各ルートで暗躍するサブキャラが非常にツボったのでその点は大満足。ヒロインはデフォ名、呼びあり、顔グラあり(ON/OFF可)で設定もしっかりめです。山村育ちの純朴な少女ですが、自分の置かれた運命を過度に悲観せず攻略キャラと共に前を向き、自分にできる事を懸命に探し歩んでいく姿は好感触。製作陣が被っているのか、背景やUIデザインもオラソワやライラっぽさを感じました。SDキャラがあまり可愛くないのだけがやや残念。【シナリオ、糖度】共通四章+個別五章の計九章展開で、ボリュームとしては比較的サクッとプレイできる部類かと思われます。あまりプレイ時間が取れない方にもおすすめ。絵柄の割にレーディングが高く糖度は期待してOKです。信頼しているライターさんなので、不要不急のエロという印象は受けませんでした。シナリオに関しては、どのキャラが推しになるかで難しいところですが・・・全てが終結するラストルートのキャラはやっぱり割を食ってしまう運命かなとも思いましたし個人的には真相から遠めのキャラが推しになったので、恋愛過程も3つのエンディング全てとても気に入っています。多少流血表現もありますが、同社他社のダークファンタジータイトル程グロくないので、その辺りの描写が苦手な方でも恐らく大丈夫と思います。【攻略】・攻略制限フェイ、燕來、隠しキャラに攻略制限があり、最初に攻略できるのはルヲ、青凛、ゼベネラのみ。フェイ…燕來の春前終節読了=隠し以外の春前終節読了で解放燕來…制限なし3人全員の春前終節読了で解放隠し…制限なし3人いずれかの春前終節読了で解放・おすすめ攻略順制限なし3人はお好みで良いかと思いますが(ゼベネラ)→青凛→ルヲ→(ゼベネラ)→隠し→燕來→フェイの順がおすすめです。筆者は青凛→ルヲ→ゼベネラ→隠し→燕來→フェイの順で攻略しました。後ろ2人はほぼ固定になりますが、隠しルートは解放が早いですし、少なくともフェイ攻略前にはクリアしておかないと知らない人がいきなり出てくる羽目になるかなと…制限なし3人で言うと・青凛…恐らく今作に期待される華やかな宮廷が舞台なので初手におすすめ・ルヲ…青凛の後のほうがおすすめ・ゼベネラ…ヒロインの諸々に少し踏み込むので最後がいいかも・攻略法選択肢で一発アウトはほぼありません。フローチャートがあるので自力手探り攻略でも問題なくフルコンプできました。キャラによって終節の分岐がバラバラですが、選択肢ジャンプが快適になりセーブスロットも豊富なので、どれくらいの好感度でどう分岐するかは攻略情報無しでも大丈夫。愛キャッチと好感度画面の花の色はあまり気にしなくていいです。【システム】標準的なオトメイトシステムでADVとして快適にプレイできました。ここ最近は新作が出る度に選択肢ジャンプのロード時間が短縮されており、以前は既読スキップ最大速度派でしたが、今作では使えるシステムになったと太鼓判を押せます。スチル鑑賞画面が一覧表示でないのがやや不便だったのと、フルコンプのご褒美がないのが少し残念な点。【BGM、UIなど】常々主題歌重視なので、今作のOP/EDに関してあまり刺さらなかったのは残念ですが、BGM全般の雰囲気はどれをとっても中華モチーフ好きの方にはたまらないと思います。山奥の秘境で生まれ育った素朴なヒロインが、ルートごとに相手と運命を共にし変わっていく姿を綺麗に彩っていたなと感じました。【総評】好きなライターさんが全編執筆されているので絵柄で敬遠するのは勿体ないな、くらいの期待値で手に取ったタイトルでしたが、思いもよらないキャラがツボったので買って正解でした。“中華モチーフ”に惹かれて購入したので、初手は宮廷に身を置く青凛にしたところ、次に攻略したルヲの中盤以降一気に持って行かれた感があります。しばらく糖度がそこまで高くないタイトルを続けてプレイしていたこともあり、久しぶりに“オトメイトの血生臭くない方のCERO D”を堪能できました。気になるキャラがほぼ青凛くらいしかいない中、ルヲの後半追い上げが素晴らしかった。初登場シーン~個別前半までは流し読みプレイだったのでこれは本当に予想外。ヒロインと彼らを取り巻く因果がいかなるものか、是非手に取ってプレイしてみて欲しい。絵柄で敬遠するのは少し勿体ないかなと思いましたし、サクサクプレイできます。今年初の新作プレイとして良いスタートが切れました。・余談相変わらず店舗特典小冊子でED後を補完していらっしゃいますが、比較的その先を見てみたいEDが多かったですし内容的にも糖度増しのFDができそうなので、出たら良いなぁと思います。
2024.03.29
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多少他ルートのネタバレもありますのでご注意ください。二角獣/カルマ(CV:永塚拓馬)年齢:身長:誕生日:正体不明【4周目】さあ彼の素顔を拝みに参りましょう。これまで『炯眼は異形になる』やら、宮廷易師(以下占い師ネキ)が同じ骨持ってるわで。事情はわからないにしても、今作を語るうえで欠かせないパーツの一つには間違いないんだろうな。ナーヤがここまで村に帰りたがるのも唯一ルートだった気がします。個人的には彼をクリアしなくても燕來→フェイいけちゃうのが解せない。笑春前終節は一番異色だし、メインキャラの出番も少なく外伝的ではありますが。最初からナーヤが『この子』と言うので、はっきりした年齢は出ないものの諸々から察するに同い年か少し下っぽい。月下でいう、恐れられる方の炯眼持ち。でも開口一番が『あい、た……』は可愛すぎ。思ったより顔出し早かった。走る時は四本足の模様(春前終節フラグ)。選択肢がことごとく当たらないので、どうやら彼と私は合わないらしい。笑岩場に文字通り巣を作ってくれるのですが、異形になってしまう炯眼の時点で雨前終節はなんとなく予測できてしまった。山羊扱い、危うくカンピロバクターに吹く間もなくやっぱり占い師ネキが現れます。これまでのルートと違いナーヤは度々村に帰ろうとしたり、帰りたがったり。フェイ一族はともかくあんな村人捨て置いていいと思いますけどね。火ならつくし。つくんだよ。雨前終節はともかく春前終節が全く予想つかないまま進行していきます。彼の境遇的にあんまりご都合だとちょっと残念だなとか。彼が炯眼を持っている事で、前周ゼベネラで覚醒した炯眼のあれこれも少し明らかになりそう(と思ったら全然だった)。ナーヤが村に帰りたがるのは、やっぱりこの日々があまりにも未来が見えないものだから、なのでしょうかね・・・それでもナーヤほんと適応能力が半端ない。この過酷な状況でも暮らしを成り立たせ、カルマの爪を覆う手袋を作ってあげたり(間もなくネキに燃やされてブチギレました)。どうやら彼は昔から結界の近くでナーヤを見ていたし、幼い頃は遊んだりもしてた。ここまで正真正銘初対面なのが青凛だけっぽいのも終わってみればry爪や角だけでなく、牙も触れ合うのに支障あり。“炯眼は異形となり気が触れる”・・・彼は決して思考まで異形になっているわけではなく、牙のせいで上手く話せないだけで、頭の中では至極まっとうにものを考えていました。章をまたぐと、どうやら占い師ネキと蛍聲には何かしらの因縁がありそうだと。しかも不死身・・・胡家が王家となってから999年ずっと宮廷易師やってたんですよね。勤続998年てどんな待遇受けられるんだろう()ネキはどうやらこの世に蛍聲が存在していた頃、師として仰ぐ以上の感情を持っていて。それ故に禁呪に手を染め、胡家もネキも蛍聲に呪われる運命になった。宮廷に取り入って身を置き続けたのは炯眼を探す為だったらしいけど、こうなってくると青凛ルートの牢屋シーンが(なるほどな~)となりますね。青凛ルートで既に蛍聲が失われていることはわかっていましたが、村の御神木に宿っているからその枝持ってこい→ありがとうございますやっと死ねます。・・・これ、その後の胡家が不穏すぎて色々ヤバイ(フラグ)。ここからはカルマをどうやって人間に戻すか、ルーツを辿るか、という点に焦点を当てて話が進みます。ネキ案外あっさりしんじゃったからね。既に解放されている燕來ルートがいよいよ気になり過ぎる展開。2人は炯眼から解放されはするものの、村にタオ・ウーであるナーヤの居場所は残されておらず。フェイがこの言動を取ったのは後々痛い程わかるのですが、現時点では“おらこんな村嫌だ”要素の一つでしかない。可哀想。ここで久しぶりにルヲも出てきて、さすがの男前っぷりを見せてくれる(好き)。火貿易は次で終わる予定だった、というのは確かこの前にも匂わせ程度に出てきてたような気もしますが。何回でも言う、燕來ルート不穏みが・・・小蝶がガチ仙人なのプレイヤーはわかってるので、2人の安定感に心を救われつつ。カルマの故郷を求めて東へ。占い師ネキがいなくなった影響(胡家に関わる事態)少なからずあるのか、王都からどんどん人が流れ出ている描写も入ります。あーえーっとここは見覚えのあるお宿ですね?8歳で炯眼持ちになって10年近くとなるとやっぱり同い年くらいかな、なんて思ってたら。さっき宿屋泊まってたのに。なんでどうしてまた青/姦させるのですかこのゲームは。笑故郷を求めての旅は続き、うーんその村もしかしてカルマ自身が壊滅させたんじゃ・・・っていうのはあるあるかなと思ってしまったけど、違った。笑過去、占い師ネキと胡家の長が利害関係にあったのはわかるんですが、今代においてはどちらかというと利用されてた側面もあるのかな。そこにカルマも絡んで玖家を没落させる為にひとごろしをさせてたのはエグいので、あまり同情はできませんけれど。またしても戦の火蓋が切って落とされます。2人の結末やいかに。・春前終節どうあっても胡家と玖家はこうなる運命なんだというのはそろそろ察してきたので、燕來ルートの不穏みがどんどん増していく。“四”聖獣が、失われた蛍聲を含んだ“五”聖獣に変わったところで。燕來が追放されるのは青凛ルートと同じ、問題はその後。なん、なんか・・・凄く可愛い生き物になってしまいましたね?この世界線だと、もう人の世を捨てて生きる方が幸せなのかなっていうのは納得できました。・明前終節ナーヤ、村に戻らないまま終節。やっぱりこの2人に関しては俗世を捨てて生きるのが幸せなんだろうなと思う。ルヲが最後に一役買ってくれて、火の起こし方を書いた文(ナーヤから読み書き習ったカルマが書きました)を届けに行ってくれます。一応玖家の人間と接触を試みはするんだけど、現状月下で炯眼の2人がそれを成すことはかなわない。新しい手袋もプレゼントしたし、当面はささやかに暮らせそうではあるよね。ただ炯眼持ったままだし、玖家の野望(?)を鑑みるとつかの間の平穏感はぬぐい切れない。・雨前終節オラソワにもこんなエンディングあったような・・・占い師ネキに操られたカルマにしっかりころされてしまいました。後追いもかなわず、白骨化したナーヤを毎晩抱いて眠るカルマ。記憶もあやふやで、彼の背負ってしまった“業”に抗えなかったエンディングでした。
2024.03.28
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多少他ルートのネタバレもありますのでご注意ください。ゼベネラ(CV:羽多野渉)年齢:25身長:187cm誕生日:2/11雪山の王ルートテーマ:交合×情愛【3周目】ガチで父親が白狼族だったのには驚きましたけれど、全部終わってみれば・・・ってやつでした。見た目は一番頼り甲斐もありそうだし、花嫁と書いてつがいと読む。ルートテーマの“交合”ググったらドストレート過ぎて吹きました。全編通して村人のクソさ加減は一貫してますが、ゼベネラルートはもう本当に酷い。お前ら助けてもらっといて何なんだよでしかないです。バオ姐、美人だしカッコ良すぎて好き。しかしどんだけ産んでるんだ。ナーヤ華奢そうに見えて『安産型』って言われはするけど、姐さんには一生適う気がしません。そんな姐さんたちに連れられて、寝間着と茉莉花油だけを持って嫁に行きます。ナーヤの衣装差分は雪山ver.が一番好きかも。これまで宮廷は勿論、月下では炯眼のせいで差別されてきたので、個別入って早々こんな歓迎ムード初めてでちょっと感激。ここで白狼族の遺伝子は“白銀の髪”というのが出てきまして、時点であの人とあの人と・・・え?ってなったんですけど、これも終わってみればry基本的にベラベラ喋らない方が好感度上がるシステムの夫なんですが、どっち選んでもリアクション同じにしか見えなくて。ゼベネラの良い『そうか』と悪い『そうか』の識別がつかないままクリアしてしまったよ。夫にするには一番頼り甲斐ありそう!集落でも歓迎してくれていいじゃん。あんな村捨ててきて良かったねナーヤ!って思ったのも初夜まででした。・・・大変だな。多くは語りません。結果諸事情により子種はない?んですけど。ゼベネラはおすすめ攻略順のどっちに入れるか結構悩みました。ナーヤの生い立ちが確定、炯眼は宝玉鑑定士としての能力だけではない事、四凶の封印はもう解かれている点、ですかね。村では一代にひとりきりの炯眼が白狼族にもいた、というのもビックリしましたが、青凛、ルヲルートでは見せなかった炯眼の力をナーヤが発動させるシーンもあったりして。ただのオッドアイだと思っててすみませんでした。狼相手にはわりと饒舌な夫さん。そういえば接吻()もろくにしてなかったね。交合から情愛に昇華しつつあるゼベネラを尻目に、てっきりこのルート、ヨウが何かしらの足枷になるのかと。結果しっかり人型の妖魔様が現れるわけですが。ナーヤの炯眼が覚醒したところで白君にご報告仕りまして、元は白狼族も十五に及ぶ群れがあった事が判明。それが今や絶滅寸前。ゼベネラルートはFD補完欲しいですね~2人と群れのみんなが幸せに暮らせてもこのまま白狼族の血は途絶えてしまいそうだし(ワンチャン、バオ姐と誰かの間に生まれるかもだけど)。逞しい白狼族とは体質が違うのでしょう、慣れない雪山暮らしで倒れてしまったナーヤを月下の医者に見せるシーン。すまんけど選択肢に吹いた。上が正解で追い噴出。ここでヨウが親族に再会したので、どれかのエンディングでは彼らが山を降りる事もあるのかなって。ナーヤを想って不慣れな事を色々としてくれるゼベネラ、ほんと夫にするには最&高だと思う。フェイはフェイじゃないし、ルヲはいいとして燕來・青凛組は玉の輿とはいえまたいつお家騒動に巻き込まれるやもわからないし、カルマはもはやryというところで、また無駄にイケメンなサブキャラ登場。彼?は公開されてたとはいえやっぱり画面の中で喋ってるとこ見るとより良いですね。ゼベネラルートでの登場とは思わなかったです、なんかラスボスっぽい見た目だったので。みんな元は狼で、白君は既にいなくて、子どもは絶対に生まれない・・・情報量が多くなってきたところで、雪山の王は集落を捨て山を降りる選択を迫られます。なんかこう物理効かなそうな相手なんで、どうやって勝つんだろうなぁ。ゼベネラは明前終節分岐が先ですが、とりあえず春前終節ラストまで。で、はいあの妖魔さんにどうやって打ち勝つか、という話ですがそんなチートアイテムあるなら最初から使ってもろて。いきなり結婚しちゃったけど、2人が“つがい”から愛し合う夫婦になっていく過程は丁寧に描かれていたと思うのでそこは良かったです。ゼベネラにとっても、もしかしたらナーヤにとっても、それは子をなす為の行為でしかなかったのが、我々の感性に近い愛情確認みたいなものに変わったんだなって思えた。よき。ラスボス戦はまさかのトーチャン登場でチートマシマシでしたが、無事撃破致しました。・春前終節エピローグがないのと、エンディングの禍指数見るにゼベネラは明前終節のほうが公式さん的にハッピーエンドって感じなんでしょうか。滅びるその時まで共に生きる。つくづくゼベネラルートはその後が気になる終わり方。・明前終節まさかの砂漠に移住!からの街というかもう一国の王では?雪山の王がこうくるとは思わなかった。ラストシーンにルヲ出てきます、背中向けてはいるけどこの服、って事は・・・言及しない辺りが余白残してるし、攻略順によっては後からハッとするパターンだわ。・雨前終節お目目ぐりぐりの悪夢再び、しかも両目て。エグイて。バオ姐たちは山を降りたから、ワンチャンはやはり姐さんに委ねられているけれど。ゼベネラはただひとり生き残った狼となり、失ったつがいを捜し続けるという哀愁しかないエンディング。四凶に屈し炯眼を奪われたというのは、これまた全部終わってみると世界の理すら揺らぐ絶望的なバッドエンドですよね・・・
2024.03.28
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多少他ルートのネタバレもありますのでご注意ください。胡青凛(CV:立花慎之介)年齢:17→18身長:184cm誕生日:1/17箱入り公子ルートテーマ:転遷×寵愛【1周目】購入時点では正直彼くらいしか気になるキャラがおりませんで、制限なしで一安心でした。共通から好感度ガンガン上がるし、公式さん的にも初手おすすめキャラだったかな。そして必然、燕來ルートが気になるようにできてました。歴史モノと思って手に取ってしまったので、終盤のトンデモ展開に驚かされつつ彼がマジモンの本領発揮しているのは各種ドラマCDなのではないか疑惑。そうは言っても初登場シーンから無銭飲食ですからね。笑箱入り公子の名に恥じないおっとり具合に癒されました。まず言いたいのは、ナーヤの適応能力がヤバイ。初手青凛orゼベネラだった方は特にそう思われたでしょうけど・・・今ルートに至ってはいきなり月下王朝のお姫様コース。女姉妹のみ100人超え、青凛は現状唯一の男児、それでもなお王は狂ったようにお世継ぎを求めています。1周目から登場キャラクター全員血筋が気になり過ぎる感強かったんですが、これは色んな意味で当たってたかな。さて、ギシギシ子作りしてる脇で歌えって何事やねんと思いつつ、あれよあれよという間に青凛と婚礼を結ぶ運びになり。で、出たー結婚する前から家族計画に口出されるやつー。鉄仮面燕來が大真面目にせっくす健康法を語ってくれるのは吹く。宮廷内には当然破門が広がりますが、今ルートでは花鈿師として登場した小蝶に湧いた。顔面じゃないけど彫ってるからね花鈿!華僑だいすき!王の狂ったお世継ぎ求めまくりシーンこそ生々しい限りでしたが。ほんのり緊張感の滲む初夜と朝チュンは綺麗に描いてくれたなぁ。さすがy村さん。同じ朝を迎えるというのはいいものです、そこに愛しい人のぬくもりがあるというのは尊いものです・・・(遠い目)ここでライラ履修済の人にしかわからない事言ってしまうと、右にいる鳥がややリーシャに見えて一生見てた↓怒涛の展開で忘れ気味でしたが、あの後マツリカ村はどうなったのか。居場所はできても故郷は一つ、ってさりげなく名言な気がする。宮廷における青凛の扱いはあまりにも酷いものなので、婚礼や成人の儀式において様々な慣例が省かれたり、準備期間も振り回されっぱなしです。現れた“死んだはずの兄”はとても胡散臭く、燕來のニーチャンもロクでもないのは確か、宮廷易師として登場した女性は隠しと同じ骨持ってるし。すべてが何かに踊らされている感の強いまま話は進み。お家騒動は収まる気配すらなく、まあ言ってしまえばニセ兄貴も婚約。蛇遣い青凛にビビる間もなく燕來が投獄され、やはり青凛とその妻であるナーヤの立場はこの宮廷においてあまりにも危うい。そして、あろうことか父親に何度も殺されかけていたという衝撃の過去が。追い衝撃は青凛の“蛇遣いガチ勢”。お国が違うのでは・・・?笑件の蛇からヒントを得てチンキ市に向かいますが、せめてその服着替えようか。燕粋がどーしょもないのは最後まで変わりませんでしたけれど、今ルートでは利用されたお坊ちゃま感が強かったです。歴史が全て紐解かれれば胡家の長がクソ過ぎるのは今に始まったことではなかったんですけれど、さすがに春玲の死亡シーンは胸が痛かった。で、胡家が応龍に護られているどころか祟られているように見えたのも終わってみればryニセ兄貴の目的は今ルートではわからないようになっているんですが、そろそろこれは歴史モノじゃなくいファンタジーだったんだと気付き始めた(おっそ)。青凛=応龍なら他のキャラも・・・っていうのは外れちゃいましたけどね。青凛の背に乗って龍の里から仙虹の住まう香珠淵へ。小蝶の正体がわかるのは青凛ルートだけでした。青凛のアイデンティティどうすんだ問題、蛍聲はとっくにしんでいる(?!)どうやって始末つけるんだろうと思いつつ、混浴公開スチルがこんな後半だったのは少し吹いた。・春前終節いきなり戦モノになってこのゲームのジャンルなんだったっけとなりつつ。まさかの燕來と決闘展開。燕來の長い髪を切り落とすことで身分を落とし決するのですが、これは燕來の明前終節見た後だとはは~っとなるものがある。玖家の氏も奪い追放し、2人は月下王朝の新しい長として即位します。まさか青凛と燕來が袂を別つことになるとは思いもしませんでした。その頃マツリカ村は?っていうのは、大体最後までわからない。・明前終節なぜ燕來がこのような戦を起こしたのか、やっぱり気になりますよねぇ。2人は人の世を捨て、香珠淵で永久の時を生きる。スチルこそ美しいものの、なかなか倒錯的で好きなEDでした。ルートテーマの“寵愛”が色濃い感じがして。まさしく禁断の果実だったわ。・雨前終節青凛の良いところ、優しいところ。青凛の良くないところ、優し過ぎるところ。自ら悪しき龍として人々の前に降り立ち、逆鱗を撃ったのが燕來というのがもうね・・・青凛ルートは最終章まで展開が全く同じなので、メタ的に言えば好感度不足ならこういう結末にもなるよなぁというEDでした。
2024.03.28
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多少他ルートのネタバレもありますのでご注意ください。玖燕來(CV:堀江瞬)年齢:27身長:172cm誕生日:9/9公子太傅ルートテーマ:孤独×信愛【5周目】まず一言いいですか。年齢聞いた時の衝撃よ。暫定(ネタバレ配慮)一番年上じゃないですかやだー。あのゼベネラ兄さんより年上?!っていう。兄さんが年の割に貫録あり過ぎるのか、燕來が合法ショタ童顔過ぎるのか・・・これまでの過程でほぼ確燕來ルート闇深というか雨前終節ヤバそうだなと。立ち絵が馬車に雑にはめられてガラガラ動いてるやつ何回見ても吹いてしまうんですが、笑えるのこれが最後かもしれない、なんて思いながら。史実上剣のレフターって存在したのか不勉強でして存じ上げませんけれど、確かに相手は凄くやりにくそう。国土の狭い我が国ではレフターのお侍さんなんていたら、すれ違う度小競り合いになりそうです。ちょっと勉強しましょうかね・・・相変わらず月下における炯眼sageに辟易しつつ、ナーヤの特技が農夫のそれ過ぎて。笑調理場では鶏をシメずに首吹っ飛ばして青凛気絶。学房では女人がいるだけで周囲が揉め出し。次は某薬屋ひとりごと過ぎて(あ、笑いどころありましたね)最後は青凛とガチ勝負してガチで怒られ。結果、御四房の全てから追い出されてしまいました。ナーヤの処遇を巡ってひととき、燕來に手籠めにされかけるシーン。思えば青凛ルートで大真面目に夜伽健康法語ってくれたんでした。兄弟揃ってこの歳まで結婚してないのは最後まで不思議でした。燕來は人を寄せ付けないタイプだし、燕粋は絵に描いたような放蕩息子ではあるけれど。こういう世界観、婚礼=家同士の利害関係だから、10代のうちにどこぞのご令嬢があてがわれててもおかしくないのにね。ナーヤの炯眼は単に宝玉を見分ける為のものではない、というのがここまでのルートで語られていただけに、マツリカ村以外で採取された原石は見分ける事が出来ないというのは時点でちょっと驚きました。実際は宝玉という名の鱗を見分けていたわけだから後々納得したものの。仙月-シュンユエ-期間はあっという間に終わり、燕來の下男小雀-しょうじゃく-として働く事になります。ナーヤのお召替え、白狼族ver.も可愛かったけどこれは美少年が過ぎる。小雀ナーヤを見た青凛に至ってはもうこの人天然とかおっとりとかそういうレベルじゃないなと。笑昔の日本で言えば草履取りとか、小姓とか、いわばそういうお立場って主の寵愛を受けるのが稀によくある話だったりするのでこの展開は・・・良い。いいね。燕來、最初からこうすれば良かったと思うよ^^甲斐甲斐しく燕來に仕えるナーヤ、もはや妻。そしてこのルート、燕來の爆食が過ぎて飯テロにも程があるので、プレイしながらの飲茶が捗っておりました。ナーヤ、たぶんこの男は胃袋掴むのが一番手っ取り早い。後にこの杞憂は当たってしまうのですが、男装ヒロインあるある風呂どうする問題。バレそうだな~と思ってた。結果一番バレてはいけない人にバレた感。時点での名目上、玖家は本来王に仕える立場だったが青凛付きに降格させられた。大体終盤戦始めるとはいえ、何でだろうなと思いました。結論胡家としては雪月花王朝返上なんてされちゃたまったもんじゃないから、宮廷での玖家をどんどん下げていったのかな・・・女バレも恐らく時間の問題のところに、いや章タイトル不穏過ぎ。“このままでいいと願っていた”ですよね、やっぱりこのままではいられないんですね。久々の市井。食べっぷりは勿論買い方も豪快な燕來にほんのり可愛げをおぼえたところでルヲーーー!歓喜玖家と火貿易、商人のルヲ。ここは切っても切れない関係にあったわけですが、前周カルマルートで記憶に新しい例の部屋。不穏になってきた。ナーヤがまさかの逆ナン案件に見舞われたと思ったら追い噴出。クラ○ド・燕來・ストライフさんじゃないですか。狙ってるのかなこれ。笑このルート笑えるところなさそうっての撤回します。でも確実に、“新しい下男をいたく気に入っている”と囁かれる燕來とナーヤに暗雲が立ち込める。過程は先述したので端折りますが、燕粋が青凛付きになり、ナーヤは燕粋の下男になるという一番ヤヴァイ展開へ。燕來ルートではもはやNTR雨前終節なんて生温いだろうから、ここは流しておくとして。目を抉る・・・うわ、フラグ建築してたわ・・・血は争えない。カルマルートのラストでほんのり察してはいましたが、本来この国は“五”聖獣がおさめていて、蛍聲がその五つ目だったんですね。現在聲と瞳はナーヤ、爪はカルマに受け継がれている。聲はマツリカ村、瞳は元来白狼族に受け継がれていたので、そのハーフであるナーヤは奇跡的に両方受け継いだと。それはわかったけどなんか連れて行かれるー。あーれー。シナリオが真相に近付いてくるとある程度は仕方ないんですが、説明増えてきたな。笑当の燕來は随分軟化して、ナーヤが差し出すお粥を素直に食べてくれるまでになった。(やっぱり胃袋掴むのがry)孤独×信愛がテーマなだけに、孤高を貫いてきた燕來にとってナーヤは唯一気を許せる相手になりつつあるんですよね。玖家の行く末を巡って燕粋と決闘、作法は舞とな。優雅過ぎる。もうこのゲームは何があっても驚いてはいけない。歴史モノと見せかけたファンタジーだから。前周がカルマだっただけに、以降の展開はちょっと可哀想だった。爪の炯眼はカルマから燕來に受け継がれた、とかそんな生易しいものではなく命ごと略奪されます。玖家の野望、蜂家と雪月花王朝。どうあっても胡家と玖家は戦う運命になってしまうのかな。燕來と青凛両方選ぶことはできないのかな。カルマもそうだし、ナーヤが1人しかいないから仕方ないんですけれど、大団円は無理・・・?章をまたぐと雪山で雪崩が起きた事が知らされるので、ゼベネラやバオ姐たちも心配になります。最終章だしそろそろ、と思ったらまさかの避妊!惹かれ合うのは炯眼ゆえか、それとも、というのは盤石のようで。何回でも言うけど普通に臥床で寝るシーンあるのに、なんで大体青/姦なのよ。笑唇は許さない的なの、いつぐらいから始まった文化なんだろうなぁ。本当に不勉強で申し訳ございません。最後の鱗を求めて旅する間にも突き動かされるままに関係していますが、未だにお互いの気持ちを確かめ合えてないのが歯痒いですよね。燕來にとって、追っ手の刺客なんてものは屁でもないとはいえ。どうやら宮廷では王が死去し、青凛は応龍になって空へ昇ってしまったようです。結構犠牲者多めルート。それにしても、小蝶にまで罵られたのは結構効いた。燕來、引いてはこの2人が成そうとしている事は、数多の犠牲がなければ成り立たないという厳しさを感じました。久しぶりにイケメン妖魔様がお目見えしたところで、ここまで巡ってくると忘れがちですがマツリカ村近くの川に現れるという蛍蛇。背に乗って辿り着いたのはなんと玖家の祭壇でした。・春前終節多くの犠牲を払いつつ辿り着いた終節、燕來の言う通り綺麗事だけじゃ国なんておさめられないのはそうだよね。やっと、やっと告った。しかもナーヤから。最終章どころかもうエンディング寸前なんですけど。笑最初に2人で舞ったシーンで、なんでここスチルないんだろうと思ったら春前終節にご用意されてました。青凛も応龍のまま再登場。五聖獣の認めた王と王妃の誕生で終節となります。世の理としてはこれが大団円に一番近かったのが通常版パケ絵の構図か・・・ラストルート、心していかないと。・明前終節そうですね、世の理を考えたら春前終節が正史なんでしょうけれど、筆者はこちらのエンディングのほうが好みでした。彼はもう色んなしがらみから解放されて生きて欲しいなって思ってしまったんです。青凛ルートの終節でもありましたが、この世界観では長髪が位の高さを示しているので、バッサリ切られた髪×眼鏡でささやかに私塾を営む燕來と、それに寄り添うナーヤがとても幸せそうに思えました。そして、燕來から受けた恩を応龍となった青凛が忘れていないのも尊い。・雨前終節燕來の雨前終節えっぐいだろうなぁと思ってました。メタ的に言えば好感度不足=2人の心が通い合っていないので、舞の時点で失敗してしまう。そして過日、燕粋がしようとした事を燕來はあまりにもあっさりと。さすがに攻略対象から両目抉られたの初めてだわ・・・四聖獣は現れず(青凛ー!)、月下以外の土地は荒廃し(ゼベネラー!)、燕來は“女”王として新しい王朝に君臨する。その姿を見る事は未来永劫なくなったナーヤは男としての燕來を受け入れ続けるという。色々と凄惨なバッドエンドですが、筆者としては燕來らしくて結構好きです。
2024.03.28
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多少他ルートのネタバレもありますのでご注意ください。ルヲ/風季苑(CV:山下誠一郎)年齢:23身長:179cm誕生日:5/27貿易商ルートテーマ:因縁×愛着【2周目】やられました。降参です。申し訳ございませんでした。登場してから中盤まで、チャラいし、こういう奴絶対また裏切るし、正直一番ないなと思ってたのがルヲだったんです。それが今やもうルヲしか見えない。ひとり気ままに生きていた男が本気になった時のやつ、ズルイ。・共通共通から1周目青凛とは違う展開へ。あのタイミングで地図と小銭を託されたのは、燕來ルートまではっきりとはわからないようになってますね。小蝶さんが市井で店開いてるのにやや驚きつつ、青凛履修してると彼女の言動には納得がいきます。さり気なく青凛と燕來が登場するのを横目に・・・前周で、村で火を起こすのは“不可能”ではない事がわかっているので歯痒さもあり。やっぱり村燃えるんかなぁ。燃えるよなあきっと。主人公の故郷、山村は大体燃える運命である。リンツェを始めとする村人のクソムーブにイライラ。お前、ナーヤのこと一生の恩人とか言ってなかった?というところで、やっとゼベネラニキとご対面。・・・って、白狼族が父親ってどゆこと?これもゼベネラルートが気になるようにできてますね。族長否定しないから真実っぽいし。この祭りが村の結界を張り直す為のものだと示されたところで、やはり村は炎上致しました。・個別憎いか憎くないかで言ったらプレイヤーとしては憎いんですけれど、ナーヤにとっては生まれ育った故郷以外の何物でもありません。中盤までルヲはナーヤに何度も嘘をつく、というか真実を隠しますが、最初の嘘は優しいものだったな。月下では炯眼があまりにもバケモノ扱いなので、村で唯一の宝玉鑑定士として過ごしてきたナーヤにとってこのカルチャーショックは計り知れない。そんな中、ルヲと小蝶が普通に接してくれるのは間違いなく心が救われるよね。そして、共通でチラ見えの隠しさんは恐らく炯眼なんだろうなと予測しました。いきなり家に連れ込まれたかと思ってビックリしたらシェアハウスみたいな、って結果同室かい。笑小蝶の手伝いとか刺繍で当面の生計は立てられそうではあるけれど。いつまでもこのままというわけにはいかないだろうな・・・ルヲ現段階ではかなり謎が多くて、職業商人、船を作るのが夢という事くらいしかわからない。ナーヤにつく嘘が彼女を思ってのものなのか、それとも、というのもわからないまま。ナーヤは1人で玖家に凸しようとしますが、それが如何ほどに危険なものかは全部終わってみると痛感します。旅に連れ出してくれそうだなとは思ってたけど、ルヲGJすぎる。月下さえ出れば炯眼は決して差別されるものではなく、この辺りの歴史も最後までわからryまずはヌーヘラとやらへ到着。スイカおいしい。で、あーはいやっぱりねー。これが玖家からナーヤを遠ざける為の手段とはどうしても思えませんでした。普通に売られたし生贄とか供物とか不穏過ぎる・・・というところで、クセの権化(大好きです)みたいなサブキャラ季苑の登場。ここから怒涛の追い上げが始まりました。ルヲがナーヤと引き換えに手に入れたそれは命の次か、命と同じくらい大切な物ではあったけれど。さすがにナーヤの命が危ぶまれるまでは予想してなかったと。乙女ゲームのヒロインが裏切った攻略キャラに対して毅然とした態度取るの、ちょっと珍しいですよね。この辺りも含め、今ルートの株爆上がり。世界を見せてくれる、というルヲに着いて行くことを決断したナーヤ。砂漠から海を目指し、冷える夜には添い寝をしながらの旅路。こうなってくると、じゃあ、あなたは、ルヲはどこから来たの?という疑問がわいてきます。ルヲは度々悪夢にうなされており、旅を続ける中、ぽつりぽつりと彼は自分の事を語ってくれるようになります。両親を海賊に、って事は海沿い育ち?と思ったら島育ち。かつ、一族ごと根絶やしにされたという凄惨な過去を抱えていた。そこからどうやって月下の商人に至ったのかはまだわかりませんが、こいつもう一回くらい裏切りそうだよなという私の胸中を尻目に、ルヲの心境が少しずつ変化してきてるのが良かった。ところであの赤髪のイケメン早く出てこないかなぁというところで、話が急にパイレーツ○ブカリビアンになって参りました。不勉強で申し訳ないのですが、理由は知らんけど海賊といえば隻眼、眼帯よねっていうイメージ強いです。しかし砂漠では遭難し蠍に嚙まれ、海に出れば難破。散々です。いやその島、まさかルヲの故郷なんじゃ?と思ったらやっぱりか。そしてそして、荒れ果てた島で待っていたのは・・・キターーー!いきなり目抉られたとかそういう衝撃は置いといて()ルヲの眼帯+海賊衣装やばない?季苑と並んでるだけで眼福が過ぎる。が、そんな事を言ってる場合ではない。今ルートでも玖家、ひいては燕來ルートが気になるようにできてますねぇ・・・ナーヤ、さすがにその男に『なんでもする』とか言っちゃうのはマズイよ。→続きは雨前終節で。蛇遣い青凛に続いて蟲遣いのルヲに(ほんとこのゲームジャンルがわからない)と思ったところで。ルヲ⇔季苑が明らかになり、鳥頭がやや混乱してきました。とはいえ懇切丁寧に説明していただいたので。ルヲの生い立ちも、海賊に育てられ生きてきた過去も、人を手にかけるくらいならと季苑の目を抉った過去も明るみに。季苑の『正しく生きるのが嫌いな奴もいるんだよ』は、個人的に刺さった台詞です。とっとと夫婦になってしまう組み合わせが多い中、最終章でやっとキス、っていうルヲルートはほんと過程が丁寧で好き。で、青凛ルートで謎のままだったニセ兄貴はなんと季苑がなりすましていた!まさかの仮死状態からの復活もですが、砂漠で賊やったり海賊(本業)やったり、ニセ公子やったり忙しいなぁ季苑。笑ルヲは風一族唯一の生き残りとして宮廷に出向き、季苑の企みを出し抜く事を決断。ナーヤの立ち絵が変わらない代わりにルヲお召替えが豊富過ぎて眼福が眼福過ぎる。(差分全部アクスタにしろください)燕來さんのお忍び装束も初出でございましたが、残された腕輪と染めた髪を元に戻す妙薬のおかげで無事に決着します。・春前終節風一族として返り咲くにあたって、ルヲの築いてきた人望が存分に活きているのも凄く良かった。国中の商人が蛇風島の復興に動いてくれ、妓楼の女性たちにも仕事をあげて。カッコ良すぎるよ・・・ルヲ・・・自ルートではどう足掻いても片目を失ってしまいますが、プロポーズバレからの?『だめ?』はいずるい。『じゃあ、俺らも抜け出しちゃおうか』はいきたドーン。当人だけじゃなくプレイヤーもこの男の箍が外れた時は絶対ヤバイと確信していたところ、感無量の・・・でも、このゲームちょっと青/姦多すぎますよね。笑1年後、無事に船も復興しました。・明前終節風一族の血筋であるルヲと、海賊として育ったルヲの天秤が後者に傾いた結末。『綺麗事だけじゃ、欲しいものは手に入らないんだ』これも刺さった。ルヲは季苑を殺すという罪に手を染め、海賊の頭領として海に返り咲く。軍の船を奪い、約束通り世界を巡ってはいるんだけど、ナーヤがその風景を目にすることはない。ルートテーマの因縁、愛着が重くのしかかるこちらも好きな部類のEDでした。・雨前終節そうですね、オトメイトの血生臭くないCERO Dならこれは鉄板でしょう。清々しいまでの季苑NTR EDでした。個人的にはメインを差し置いての勢いで季苑が気に入っているので、私得ED。ルヲへの復習を胸に抱くナーヤの姿が艶やかで危うくて、ルヲルートは全ED大好きです。
2024.03.28
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多少他ルートのネタバレもありますのでご注意ください。フェイ≠フエン(CV:岡本信彦)年齢:21身長:176cm誕生日:7/4族長継承者ルートテーマ:喪失×初恋【6周目】してやられた感がありまくりですね。笑真相ルートは割食うって総評に書きましたけれど、純粋にフェイが気になって購入した人は果たして納得しているのだろうか。終ヴィルアンクゥ目当てで買った人みたいに多くのルートで(ところでいま村どうなってんだろう)と思いながら進めてきましたが、アゲドおじさんは確定で亡くなってた事になるのかな。カルマルートには終盤フェイ出てきますけど、彼の性格上ナーヤが他の人と結ばれた世界線で妥協して誰かと結婚するとかなそさう・・・大元の孔雀は処女受胎ですし、999年も経ってれば一部キャラも近親とは言えないかな?と思わなくもないけど。ファンタジーだからね!脳死ルーツを辿るとルヲ以外ほぼ同じところから出でたこと、大半のキャラと過去にすれ違って(?)いたこと。これがマツリカかー。さて、“降伏する”を選ぶと唯一ナーヤが村に残る展開になりました。ごめんだけど玖家の襲来に農具で戦ってるの少し吹いてしまった。フェイがナーヤを好きな事は誰が見ても明らかだったのに、成人の年に茉莉花を贈らなかったのはタオ・ウーとか関係なく老い先短い事がわかっていたから。最初のスチルがいきなりキスなのは既視感・・・自重村に残る唯一ルートなので、もうこんな村ほっぽり出して世界を見に行こうぜってなります。タオ・ウーは災厄をもたらす、と言うけれど今回ばかりは炯眼目当ての人災でしかないし。フェイの言う通りこれまで何もなかっでしょ?って。メインヒーローが諸々一番のヘタレ?っていうのも結構珍しいんじゃないかと。ナーヤと共に生きられない事が辛くて、使命から逃げていた側面もありました。フェイのエンディングはどれも禍指数が高くて、何かあるんだろうなーとは思ってたけど。実質“フェイ”とのエンディングは雨前終節のみっていう・・・ここで少し中の人の話すると、フェイの時は滑舌気になるレベルでちょいヘタレ青年なのに、フエンになった途端覚醒するからやっぱり凄いです。ラーオが決闘を申し込んだことで背中を押され、くそ村人はもう脇に置いといて()青凛やゼベネラのようにとりあえず嫁に行く。嫁に行かないと話が始まらない。2人に関してはずっと仲の良かった幼馴染というのもあり、そんな儀式めいた初夜とか義務めいた行為なんて似合いませんことよ!って感じで、ナーヤもごく自然に受け入れてるのは良かったです。『ずっとこうしたかった』が嫌いな乙女ゲーマーはいるのだろうか。いますよね、すみません。村人のクソムーブが止まらない過ぎて、もう本当に嫌だ。実質フェイルートはここまでなので、雨前終節からいきます。・雨前終節ラーオその嘘ヤベェぞバレる、と思ったら都合よくほんとに孕んでたよ。もうびっくりだよ。生まれながらに族長の使命を負った子ができたことで、フェイは初恋の相手と結ばれ、成さねばならなかった事もやり遂げてその生を終えられる。でも、このエンディングは世の理を知ってしまうときっと無限ループみたいなもので。燕來の感想にも書きましたが、筆者はどちらかというと彼らが生まれながらに背負った業から解放されるエンディングのほうが全体的に好みでしたので、そういう点でも雨前終節らしい雨前終節でした。中途BAD感強かったな・・・回避して進むと、フェイはフェイで別の娘と閉じ込められていたらしい。つくづくプレイヤーがマツリカ村嫌いになるように描かれてます。彼らから逃れる為に張った結界がトリガーとなったようで、ナーヤは新妻から未亡人にシフトチェンジ(はやすぎて笑えない)。ひとり山を降り、フェイを悼む旅の中で荒れ果てたフエンの廟に辿り着きます。フエン登場以降、どんどん話の規模がデカくなるんで鳥頭にはちょっとしんどかったし、一章丸々歴史の説明みたいなのもあったし。ラストルートあるあるですね。ほぼ説明。恋愛してほしいのですが。それにしてもフエンは色々ズルイと思うよ。ビジュも良いし。ここでプロローグに戻るわけですが、臣下こそ白君だったのが一番びっくりしたかな?見た目だけ見ると燕來に近いものを感じてたので。そして、仙虹の戒律とやらを考えると青凛ルート・・・あれは聖獣だから良いのか。こうしてマツリカ村と白狼族が生まれました、というところまでご説明ありがとうございます。流れ的にどうあっても最終カルマ絡んできそうだなー。このビジュでナメクジ苦手にやや吹いたところで、明前終節に分岐。・明前終節このルート、禍指数と福指数がいわゆるトゥルー、ハッピーエンドと逆なんですよね。もはやナーヤとフェイの物語ではなくなってるし。孔雀とフエンは雪月花王朝を取り戻し、永久の時を生きる。ただし、孔雀がフエンを愛してしまったから蛍聲は失われたままになる。大体青凛は応龍になってしまう、というか元々・・・上手く言えない。明前終節を回避すると、フエンはフェイ仕様にお召替え。結婚し直したの絶対笑いどころじゃないんですけど、なにやってだお前らとやや思ったかな。笑こういうところはちょっと可愛いですよねフエン。一見彼らのルーツと一番遠いルヲも、風一族の末裔としてマツリカ村を秘匿する為に火貿易をしていた。彼に関してはサブキャラ季苑(元はルヲ)の存在がデカかったので、ルヲはルヲで季苑じゃないなって最後まで思えたんですけれど。仙虹の戒律に背くフエンを玄清という仙虹が窘めに来たところで、『彼はフェイ』を選んだナーヤしかり、愛し合ってしまった2人を引き離す事はできない。だからって、なんで、どうしてよりによって燕粋に鱗渡しちゃうんですか・・・蛍聲も半ばヤケクソ(?)でナーヤ≠孔雀をあるべき場所へ収めようと必死。・春前終節聖獣様にこんな言葉投げて申し訳ないんですが、こうなってくると執着ヤンデレみすら感じる。最後のスチル、あの日に交換した首飾りが強調して描かれているのが何とも言えない気持ちにさせられました。春前終節=トゥルーすら覆す終節となりまして、最後はオールスター感謝祭でしたが。結局“フェイ”と添い遂げる道はご用意されていなかった。燕來の感想にも書きましたが、ナーヤが1人しか存在しない以上、彼の春前終節が一番大団円感はありますよね、どうしても。・余談筆者としては、雪月花王朝から一歩引いたところにいるルヲが推しになってつくづく良かったと思ってしまいました。確定で隻眼になっちゃうのはこういう歴史のあれこれとはそこまで関係ないところで生まれた因縁ですし。絵柄の印象からは想像もつかないほろ苦い終幕、改めてライターy村さん、好きです。
2024.03.28
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何かありましたらコメントください。★隠しルート解放条件★ルヲor青凛orゼベネラ春前終節読了=最短2周目で攻略可能【共通】※はフェイルート解放後追加選択肢、攻略用SAVE作成済の方はSAVEから小銭と地図を返す火ノ番を手伝いたい※お嫁に行きたい※(隠し攻略用SAVE)獣に手を伸ばす☆珊瑚茶館へ向かう☆美味しい……(どちらでも可)言葉の続きを待つ(どちらでも可)【二角獣】行けないと言う宝玉鑑定士だから嬉しいどこへ行っていたの?もう痛くないSAVE1角を隠す被り物肩を揺さぶる一気に引き抜く口を開けて→春前終節SAVE1から薬を入れる小袋強く声を掛ける引き抜くSAVE2口を開けて→明前終節SAVE2から手を出して→雨前終節・未読回収攻略順とプレイスタイルによっては自然と回収している場合もありますが、未読選択肢を全て選んでも未読がある場合は追加エピソードですフルコンプ後に以下を進めてみてください1.九節2.春前終節“古の調べ”からだと選択肢ジャンプが使えず、回収後タイトル画面にも戻れない為ルート選択から選択肢ジャンプと既読スキップで回収するのがおすすめ
2024.03.12
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何かありましたらコメントください。ネタバレ防止のため、攻略制限解放後選択肢は載せていません。【共通】小銭と地図を返す(隠し攻略用SAVE)飛迅馬に乗って逃げる(ルヲ・燕來・青凛共通SAVE)珊瑚茶館へ向かう美味しい……言葉の続きを待つ☆(ルヲ・ゼベネラ共通SAVE)戦う☆【ゼベネラ】問いかける何も答えないすごく美味しい父の話を聞きたいSAVE1櫛を受け取る馬に乗ってみせるSAVE2子が出来ていないか尋ねる作り方を説明する→春前終節SAVE2から流行り病か尋ねる今度作りますと言う→明前終節SAVE1から遠慮する足手まといにはならないと言う流行り病か尋ねる今度作りますと言う→雨前終節・未読回収攻略順とプレイスタイルによっては自然と回収している場合もありますが、未読選択肢を全て選んでも未読がある場合は追加エピソードですフルコンプ後に以下を進めてみてください1.七節2.八節“古の調べ”からだと選択肢ジャンプが使えず、回収後タイトル画面にも戻れない為ルート選択から選択肢ジャンプと既読スキップで回収するのがおすすめ
2024.03.11
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何かありましたらコメントください。ネタバレ防止のため、攻略制限解放後選択肢は載せていません。【共通】小銭と地図を返す(隠し攻略用SAVE)飛迅馬に乗って逃げる(ルヲ・燕來・青凛共通SAVE)様子を見に行く☆青凛さんの手を掴む☆耳飾りを褒める☆(共通BAD回収用SAVE)彼らについていく☆【青凛】応龍の血を受け継いでいる?素直に言う妻の務めを果たすSAVE1蛇に聞く真実を伝える一緒に行く→春前終節SAVE1から鳥に聞く青凛に会わせて欲しいと言うSAVE2一緒に行く→明前終節SAVE2から香珠淵を守る→雨前終節共通BAD回収用SAVEから村に残る→終節・未読回収攻略順とプレイスタイルによっては自然と回収している場合もありますが、未読選択肢を全て選んでも未読がある場合は追加エピソードですフルコンプ後に以下を進めてみてください1.七節“古の調べ”からだと選択肢ジャンプが使えず、回収後タイトル画面にも戻れない為ルート選択から選択肢ジャンプと既読スキップで回収するのがおすすめ
2024.03.10
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何かありましたらコメントください。ネタバレ防止のため、攻略制限解放後選択肢は載せていません。★燕來ルート解放条件★ルヲ、青凛、ゼベネラ春前終節読了=最短4周目で攻略可能【共通】小銭と地図を返す(隠し攻略用SAVE)飛迅馬に乗って逃げる様子を見に行く☆青凛さんの手を掴む呼び止める☆耳飾りを褒める食べます!☆(共通BAD回収用SAVE)好四房へ行く☆【燕來】アゲドおじさんを思い浮かべる思い出せない下男になるSAVE1焼き菓子を渡す希望はある首を縦に振る手当させて欲しいと聞く→春前終節SAVE1から巻き飯を渡す不満はない首を縦に振るSAVE2手当させて欲しいと聞く→明前終節SAVE2から手当用の道具を取り出す→雨前終節共通BAD回収用SAVEから村に残る→終節
2024.03.09
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何かありましたらコメントください。ネタバレ防止のため、攻略制限解放後選択肢は載せていません。【共通】小銭と地図を返す☆(隠し攻略用SAVE)飛迅馬に乗って逃げる(ルヲ・青凛・燕來共通SAVE)珊瑚茶館へ向かう☆美味しい……☆言葉の続きを待つ(ルヲ・ゼベネラ共通SAVE)逃げる☆【ルヲ】慎重に口を開くルヲの顔を見る首を振るSAVE1もしかして私が……長椅子で寝るSAVE2謝る嫌だ→春前終節SAVE2から手を握る寂しい→明前終節SAVE1から碧血の花嫁って何?臥床で寝たい→雨前終節・未読回収攻略順とプレイスタイルによっては自然と回収している場合もありますが、未読選択肢を全て選んでも未読がある場合は追加エピソードですフルコンプ後に以下を進めてみてください1.五節2.七節“古の調べ”からだと選択肢ジャンプが使えず、回収後タイトル画面にも戻れない為ルート選択から選択肢ジャンプと既読スキップで回収するのがおすすめ
2024.03.08
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何かありましたらコメントください。★フェイルート解放条件★ルヲ、燕來、青凛、ゼベネラ春前終節読了=最短5周目で攻略可能【共通】小銭と地図を返す(どちらでも可)火ノ番を手伝いたい☆お嫁に行きたい☆(隠し攻略用SAVE)飛迅馬に乗って逃げる珊瑚茶館へ向かう☆美味しい……(どちらでも可)言葉の続きを待つ(どちらでも可)降伏する☆【フェイ】どうしてか聞く逃げて欲しい緊張するSAVE1言葉の続きを待つSAVE2寂しい胸が痛む彼はフェイ→春前終節SAVE2から寂しさはない戸惑う彼はフェイではない……→明前終節SAVE1から見捨てられないと言う→雨前終節
2024.03.07
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