CUANTAS VECES TU NOMBRE ESCRIBI・・

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2022.02.25
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カテゴリ: 野球
ロペス: 「私は田中に同じだけの報復ができて嬉しかった」(2014.5.4)

東京、日本、スペシャルーーーNPBではまだ2年目のプレーだが、しかしベネズエラ出身のホセ・セレスティーノ・ロペスには、2013年の日本シリーズ第6戦で田中将大からホームランを打ったという最高の思い出ができた。
 読売ジャイアンツのクリオージョのバットマンは、このほどbeisbol japones.comに対して、日本球界においての今までの彼の経験を語るというひとときの贈り物を、その誠意と優しさをもって行ってくれた。
 彼のチームの、ある試合の直前、東京ドームのダグアウトに座り、一塁手は来日についての不安、NPBでの仕事のペースをどうやって適合させたか、チーム内に新たなラティーノのチームメイトを持って感じた喜び、そしてプロ野球(選手として)の将来をどう見ているかなど、NPBの内側も外側も説明してくれた。


Q: 昨年あなたは、日本球界でとても有能なデビューを飾りました。日本で1シーズンプレーしてどのような経験をしましたか?

A: アメリカから直接、全く知らない国に来たのだから、多少の難しさがあった。食事がどんなものかすら知らなかったし、それが私には心配だったが、しかし結局、私が考えていたのとは全て逆だったということに気づくことになった。なぜならば、日本の食事はとても美味しい。私は、特に春季キャンプを行う宮崎で、出来るだけ早く適合できるよう試みた。とても集中しなければならず、チームメイトとよく一緒にいるようにしたし、ここにたくさんいる経験豊富な選手たちを覚えた。しかし全てがうまくいったことを神に感謝した。良い準備をして宮崎、そして沖縄を過ごせたことで、その年を良く終えることができた。

Q: 日本での2年目のシーズンについてどのように感じていますか?

A: とてもうまくいっている。なぜならば、私はすでに投手について、またNPBの一般的なことについてよくわかっている。私は投球に対して良い集中で投手と思った通りに対戦することがだんだんできるようになり、良いコンタクトをすることを求めるように企図するだろう。現在までの私の企業秘密は、昨年もどんな時もそれをやってきたが、すなわち、毎日しっかり準備をして一生懸命プレーすることである。

Q: 本来のあなたのポジションではない一塁を守ることに対してはどのように感じていますか?

A: 契約する前に、彼らは私に一塁、二塁、そして三塁までも守れるかどうか尋ねてきたので、私はその3つのポジションをどこでもカバーできるように準備してきていた。来日して、一塁を守ることが決められ、ファーストミットを持たされた時、私は少しナーバスになっていた。私が普段やっているポジションではなかったから。開幕前も引き続き、そのポジションに対して少しナーバスであったが、しかし開幕してからはリラックスすることを決め、どんな時もそこで最大限自分の仕事をすることを心がけるようにした。

Q: 今季、チームに新しくラティーノのチームメイトとしてキューバ出身のレスリー・アンダーソンがいることをどのように感じていますか?

A: 今、私にとってスペイン語で話せる相手ができてとても嬉しい。私が思うに、彼はNPBにとてもよく適合している。彼は宮崎と沖縄でとても良く練習し、その結果が現在現れている。彼はここにいることをとても喜んでいて、そしてプレーするチャンスを与えられている。打撃も良いし、経験も豊富で、私は彼が良いシーズンを送ることになると思う。私はここで彼の幸運を願っている。

Q: チームがポストシーズンに進出する可能性についてどう見ていますか?また、おそらく今年もまたリーグ優勝するでしょうか?

A: それを判断するのはまだ随分早いと私は思うが、しかしもちろんわが軍は良いチームだと思うので、去年と同じかもっと良いところまでいくだろう。去年は我々は最後に負けてしまったが、しかしそれは野球の中でもう過ぎたこと、いつもいつも勝つことはできない。
 今年はチームにとても活気があるように見えるし、最後に負けてしまったことで傷は残っているが、しかしシーズンは長く、試合に次ぐ試合を戦っていかなければならない。まずはリーグ優勝することを目指している。

Q: 去年の日本シリーズ第6戦について、あなたはどのように感じていましたか?実際に、あなただけが田中からホームランを打って試合に勝ちました。

A: そう、私は、とても好投し、あの時も7回か8回投げていた菅野(智之)を信頼しなんとかしてあげなければならないと思っていた。試合が始まった時、私はナーバスになっていた。なぜならば、シーズンを通して私は2つしかエラーを犯していなかったのに、この時1つしてしまったからだ。私が田中(将大)と対戦した最初の打席でセンター前ヒットを打てたことが、私のプレッシャーを和らげてくれた。しかし私にとって、それが初めて経験するファイナルステージ(日本シリーズ)だったせいか、その後守備でもう一つエラーしてしまい、私はまたナーバスな状態に戻ってしまった。が、私はやっとのことで自分をリラックスさせて、田中からホームランを打ち、普通の状態に戻った。日本シリーズ第2戦で、彼は私から三振を奪い、私は彼に「吠えられた」。誰かが言うように、それで私は第6戦に同じだけの「報復」をしたのだった。私はとても嬉しく、のちにスコアが逆転して最終的に勝ったので、私は途方もなく嬉しかった。そして第7戦に持ち込んだのだった。

Q: 日本球界であなたの将来は?ここであと何年かプレーを続けたいですか?

A: 私にとって大事なのは、ここジャイアンツで私のキャリアを終えることができれば申し分ない。一般的な終わり方としては、プロ野球選手として大体あと5~6年、できることならここ日本でプレーしたいと思っている。そして、それが巨人であれば、それが何より良い。

Q: ベネズエラにいるあなたのファンは、今年あなたがベネズエラリーグでプレーすることがあるかどうか尋ねています。そういう機会はありますか?

A: もしそちらに遠征すれば、プレーすることはできるが、しかし同時に私は身体を休める必要があると思う。去年はほぼ1シーズン、フルに試合でプレーした後に、11月8日にやっとベネズエラに帰ることができた。読売球団は、私と同伴する家族についても権利を与えてくれるが、同時に私は職務に専念しなければならない。ここに家族を連れてくることは難しいことではないが、普段彼らはここにはいないので、ベネズエラに帰った時には多くの時間を彼らと一緒に過ごしたいと思っている。しかし私は、ベネズエラでプレーする可能性を捨てるわけではなく、いつでもその準備をしているし、私のチーム、カルデナレス・デ・ララの手助けをしたいと思っている。(翻訳終わり)

実はこのインタビューはかなり前に見つけて書き出していたのだが、・・・情けないことに、タイトルがうまく訳せず、挫折していたのだった。このほど、前後の流れにも助けてもらったが、なんとか訳すことができた。中身については、私はロペスとこの頃の巨人、そしてこの年の日本シリーズについては詳しいのもあり、わりと簡単に訳すことができたと思う。

このインタビューが行われた時期だが、ロペスが2年目のシーズンを絶好調で滑り出し、彼特有の波はあるけれどもまあまあ調子良く、5月に入った頃だった。ところが、このインタビューの直後に、おそらく ロペスには寝耳に水(まあ、誰にとってもそうだったけど)の、「きゅうばのしほう」フレデリク・セペダの巨人入りが発表される。 セペダが、「打たないわけがない」という、球界あげての風潮。ところが、セペダのデビュー後すぐに、私は「セペダって、ここ(真ん中高めやや外寄り)しか打てないんじゃないか?」と気づいたことがまさかの大正解だったという・・・・「キューバの至宝」は「きゅうばのしほう」という、語り継がれるギャグになった・・・セペダ自身は「気の良いおっさん」(苦笑)なんだけどね^^:「きゅうばのしほう」と、メジャーのスター・ロペスは、お互いの微妙な立ち位置の中、大物同士らしく、ソーシャルディスタンス(そんな言葉、この時ないから)をとりながら大人の対応、そして狭間で気を遣って調子を落とすいい奴・アンダーソン・・・(気の毒)

この時は、ロペスは「巨人でキャリアを終えたい」と言ってくれていた。巨人がキューバと関わらなければ・・・・ロペスの運命も違っていただろうし・・・。結局、巨人で2年プレーし、翌年からロペスはファンに愛されながらDeNAで6年プレーして日本でのキャリアを(多分)終える。

この問題の日本シリーズ第6戦については、 この7年後の同時期にベネズエラで行われたリモートによるインタビュー でも話題になり、翌年からメジャーでもスターになった田中についてはロペスは「Gran picheo」と敬意を持っていたことを追加する。

ロペスは巨人に来る直前のオフ(2012~2013年)まで、最後に出てくるベネズエラリーグの「カルデナレス・デ・ララ」でウインターリーグを戦っていたが、要するに、日本でプレーしている間もこのウインターリーグに出てくれるのか、と言うことなんだけど、ロペスは「休まなきゃならんから無理!」「オフぐらい家族と過ごしたいから無理!!」だそうで。今年、8年ぶりにこのリーグに復帰したロペスだったが、この「手伝いたい」と言っていたカルデナレスではなく、故郷のアンソアテギにあるカリベスでプレーした。

ロペスはこの頃はオフにはベネズエラにいたんだよね。しかし、そのうちベネズエラが政情不安で危険な国になり、多分オフはアメリカの家にいて、しばらくベネズエラには帰ってなかったんだと思う。今って、大丈夫なんだろうか。ちょっと心配ではあるが・・・・

8年前のインタビュー記事。今はコロナでこんなのもままならない。その後のいろんな人の運命が入り乱れていて面白い。選手としてはもうないだろうけど、またなんらかの形で日本にきてくれないかな~・・・・。それにはコロナが収束してくれないと・・・・。

ちなみに、2013年のロペスのレギュラーシーズンのエラー数、本人は「2つ」だと言い張ってる(← )が実際は4つ(一塁手としては3つ)です大笑い

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Last updated  2022.02.27 02:18:10
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