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このたびブログの引越しをしました。http://ameblo.jp/haminco-scar/コメントはこちらにお願いいたします。よろしければ覗いてみてください。でも同じ記事があるだけです。
2012.05.29
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もうミニにタコができるほど聞きました。「毛穴に皮脂が詰まり、溜まった角質が皮脂の出口を失ってニキビになる。」まー確かにそのとおりなんですが、私に言わせりゃこれは「原因」じゃないです。ただの状態です。あくまで最終的な皮膚表面のお話なので、そこは軽症も重症も同じです。重要なのは、なぜその状態になってしまうのか。そして素人の努力で対処可能なレベルか否か、というところにあります。体調なのか、ストレスなのか、怠慢なのか、不摂生なのか、それとも体質なのか。それで大きく違ってきます。残念ながら、私は外側のケアやビタミン剤・抗生物質の服用、生活習慣および食生活の見直し等ではビクともしない「重症ニキビ+クレーター女」だったわけですが、その原因を次のように見ています。■男性ホルモン過多による皮脂過剰分泌■アクネ桿菌(ニキビ菌)大量飼い■細胞同士の結合力が強い(デスモゾーム)■タンパク質分解酵素MMP-9過多■白血球が多い ※順不同ここまでになると、周囲の人たちからしょっちゅう「顔洗ってる?」「野菜食べてる?」「病院行ってみれば?」「睡眠とってる?」などと言われることには20世紀中に慣れていました。頭文字を取って「KYBS(キーブス)」と、ひとまとめにしてやりたいくらいです。「今日も親戚のおばちゃんにKYBSされちゃった。てへぺろ。」みたいな。しかも、テレビや雑誌、クリニックのHPまでもが炎症ニキビやクレーターに対して「間違ったケアをすると・・」と表現することも少なくないようで、もうおばさん本当にがっかりしてます。もちろん潰してしまって炎症させたりクレーターになる人もいるにはいますよ。ですがね。中には、潰さなくても体の奥からオートマティックにニキビ→クレーターの階段を登ってしまう体質の人間がいるのです。君はまだシンデレラさということです。ついでに、炎症ニキビやクレーターの原因が間違ったケアだというなら、そうならない大多数の人たちは正しいケアをしている集団だとでもいうのかい?と私はフォントを大にして言いたい。というわけで、上記5項目で、私のニキビ+クレーター体質について掘り下げてみようと思います。■男性ホルモン過多による皮脂過剰分泌男性ホルモン「テストステロン」+酵素「I型5αリダクターゼ」=「ジヒドロテストステロン」ジヒドロテストステロン、こいつが皮脂の分泌を強烈に促します。化粧するそばから鼻はもちろん、頬までもがヌルヌルテカテカ。皮脂を抑えるビタミンB群などもありますが、そんなもんバブルの余韻が残る93年から服んでます。効果など皆無。体にはいいのでしょうが、重症ニキビにとってはお遊びです。もはや常時顔からクレンジングオイルが製造されているかのような惨状でした。これで発電できたら東電に売るのに。★対策2002年27歳、スピロノラクトン(アルダクトン)の服用で10年ほど毎日毎日大量こもりニキビができる生活に終止符をうちました。詳しくは→http://plaza.rakuten.co.jp/haminco/diary/200908110000/副作用でめまいがすることも常でしたが、外から何かをつけて治まるタマではありませんでした。「毛穴を引き締めて化粧崩れを防ぐ!」とか、なにをぬるいこと言ってんだって感じです。火口を閉じたところで活火山の噴火は抑えられません。根本、つまりマグマ皮脂の大量製造体質にメスを入れなければ改善は見込めないのです。■アクネ桿菌(ニキビ菌)大量飼いこいつのウ★コであるポリフィリンが強烈に活性酸素を発生するので、ニキビが重症化しやすい。詳しくは→http://plaza.rakuten.co.jp/haminco/diary/200904030000/かといって安易に殺菌に走ると、肌に必要な常在菌まで死んでバランスが崩れてしまうためマキロンなどはご法度。昔は気付かずにやっており、いたく後悔。まあそれ以前に、角栓が詰まった毛穴の中にいやがるアクネ桿菌まで殺菌剤がたどり着けるのか?という疑問もあります。95年ころ保険診療で抗生物質が処方されましたが、ありゃホント服まなきゃよかった。常在菌までやられ、肝心のアクネ桿菌は耐性がついてしまったためか火炎瓶を投げつけるなど更に暴徒化。★対策菌を殺すという強攻策ではなしに、エサとなる皮脂を音波歯ブラシなどで浮かせて落とすか、落とすことは諦めて活性酸素が発生したそばから消す方向のアプローチのほうがリスクは軽減すると思います。■細胞同士の結合力が強い(デスモゾーム)個人差があるようですが、私は多分強いんだろうなーという完全な想像です。こいつのせいで剥がれる段の角質までガッチガチにつながっていれば当然皮脂の出口がふさがれます。ただ私の場合、過剰な皮脂が糊となって更に悪化させていると考えられます。★対策こいつを解くのはタンパク質分解酵素プロテアーゼなので、酵素洗顔を使うのも手助けにはなるかもしれません。でも本来は体内で作られた酵素(代謝酵素)がその役割を担うのですから、酵素を活性化することが自然で一番よい方法だと思います。そのためにはより優先される消化酵素を無駄遣いせず、代謝酵素の分け前を増やすことです。■タンパク質分解酵素MMP-9過多これはクレーターを助長しているであろう不届き酵素ですね。クレーターは真皮が損傷したまま傷口が治ってしまったものですが、こいつは真皮の構成成分を壊したり傷の治りを遅らせるということで、クレーターを助長する一要因と見ています。実際、恐らくMMP-9過多でないであろう多くの人が、ニキビをつぶしてもクレーターにならない現場を何度も目撃しています。詳しくは→http://plaza.rakuten.co.jp/haminco/diary/201203220000/★対策俗にいう活性水素が、MMP-9の発現や活性を抑制するようです。酵素ヒドロゲナーゼが体内の水素分子を活性水素の状態に変換するので、大量の水素を発生させるサプリをガンガン摂ります。同じくMMP-9が関わっていると言われる片頭痛が見事に抑えられているので、MMP-9抑制は成功しているものと思われます。ニキビは無論つぶさないにこしたことはありませんが、つぶすことを瘢痕生成の原因だとあげつらうのではなく、クレーター体質となりうる根源を探りそこに焦点を当てるほうが先は明るいと思います。■白血球が多い白血球はめちゃくちゃニキビ菌と戦う性質があるようです。こちらが証拠です。http://www.mie-u.ac.jp/topics/kohoblog/2011/12/post-219.html(皮膚癌細胞にニキビ菌を注入したら、もろともやっつけたという研究結果です。)白血球は武器として活性酸素を用いるため、白血球が大群で押し寄せるとべらぼうにまき散らした活性酸素の流れ弾が通常の細胞まで攻撃し傷つけてしまいます。さらに殉職白血球からも活性酸素が生じるため、真皮は追い討ちをかけられクレーターへ猫まっしぐらです。もちろんニキビも炎症を起こし悪化しやすくなります。★対策本来体を守っている白血球を減らすのは得策でないし、どうやったらいいのかもわからんので、これまた片っぱしから活性酸素を消していくしかないでしょう。水素サプリを内側外側から補給して凶悪活性酸素ヒドロキシラジカルに対抗しています。いかがでしょう。これら相乗効果で、1+1が10にも100にもなる素晴らしいニキビ&クレーター体質ということがおわかりいただけたかと思います。自分がそんなカテゴリに属するのは忌まわしい限りですが、事実を知らずにもがいていた時のほうが今よりずっと苦しかったです。さて、世の中にはニキビやニキビ跡に効果的であるかのような化粧品等があふれかえっております。実際、一般層には有効なのかも知れません。しかし重症タイプの人にしてみれば焼け石に霧です。ここでニキビ、クレーター体質の度合いを雨に例えてみましょう。超美肌の人は毎日快晴。一般層は温暖湿潤気候あたりでしょう。私などは、バケツをひっくり返したような集中豪雨が10年続き、その爪痕が未だ消えきれないという感じでしょうか。ですが、いわゆるスキンケア商品の仕事など柄杓で雨水を汲み出す程度のものですから、私の前では屁の役にも立たないのです。たとえば「毛穴の汚れを奥から溶かし出す!」とか「毛穴をふさぐ古い角質を取り除く!」とか「ニキビの原因『ニキビ菌』を殺菌!」いう謳い文句を忠実に実行する化粧品であっても、重症タイプの人にはクレーターなど論外、ニキビ解消ですら望めないと思うのです。このレベルに対応するには、集中豪雨をもたらす停滞前線を作らぬよう山脈ごとかめはめ波で吹き飛ばして地形を変えるとか、そういった規模の抜本的な対策でなければ無意味なのです。しつこいようですが、原因は体の内部(酵素やホルモンの分泌とか考えると、もうDNAレベル)にあるからです。従って、私たちは化粧品に期待すると時間とお金を無駄にします。しかし、これから悪夢が待ち受けている重症ビギナーさんは、まだ夢のような謳い文句を信じてしまいがちです。私も何百万とドブに捨て、人並みの20代という時間を失いました。同じ轍を踏んではなりません。化粧品、エステ、クリニックで何を選択するにせよ、まず自分は世間一般レベルなのか重症コースの恐れがあるのかを把握しておくことが重要だと思うのです。上記5項目がその判断材料の一つになれば幸いです。とは言い条、重症はあきらかに少数派なのでほとんどの方が杞憂に終わるのですが、万が一重症だった場合は笑えません。そうと見極められずもがく苦悩は相当なものですので何度も書いている次第です。実は私も最近「その話もう耳にタコができるほど聞いた」とたびたび指摘されるようになりボケが始まっている感もあるのですが、これに関してはたしかに自覚して繰り返しております。
2012.05.25
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