花散里日記

花散里日記

PR

×

Profile

すずね7981

すずね7981

Calendar

Favorite Blog

じゃんばらやのつぶ… じゃんばらや5933さん
栃木発旅日記 総さんさん
shopping fan 買物好きさん
昨日までののほおん… AD0907さん
よい子のための楽天… JUN改さん
日々の記録 kawa-cさん
講師の花道 教師Aさんさん

Comments

桐壺@ 黒振袖 公開日記を読ませて戴いた者は、この欄に…
桐壺@ 理解出来なかった事が・・・・・ 偶然 公開日記を読ませて戴きました。あ…
るる@ Re:昼懐石(06/27) 食べ物でシアワセになってはイカン・・・…
2005.07.25
XML
カテゴリ: 読書
江國香織さんの小説「神様のボート」を読んだ。
この物語を、私はひどく気にいった。

10年以上も前に彼女のもとを去った“あの人”を、
ずっと待ち続ける葉子と、娘・草子の物語。

「かならず戻ってくるから。
どこにいても必ず君を探しだす」
そう言った“あの人”を待つために、
どこにもなじまず、旅を続ける葉子。

作者があとがきに書いているように、
これは狂気の物語だ。

葉子以外にだれも、
“あの人”が戻ってくると信じる人はいない。
けれど、私には葉子の気持ちがよくわかる。

ほんとうに人を愛することは、
狂気なのだと思う。

彼が「必ず探しだす」と言ったら、
それはその瞬間にすでに事実となる。

私は、人を待つのも待たせるのも嫌いだ。
けれど、必ず来るとわかっていたら、
いつまででも待つことができる気がする。

葉子は、必ず来るとわかっているから、
いつまででも待つことができたのだ。
希望ではなく、確信をもって。

江國香織さんはやっぱり素敵な小説家だ。
素敵な小説にめぐり逢えて、幸せな夜だ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.07.25 21:20:45
コメント(8) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: