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「RANPO」で女優としての地位を確立した羽田美智子さん。なかなか数奇なご経験をお持ちのようです。江原啓之さん・・・江美輪明宏さん・・・美国分太一くん・・・国羽田美智子さん・・羽【スピリチュアル・チェック】☆小さい頃になりたかった職業→小さい子供やお年寄りにやさしくできる職業。☆生まれ変わるなら→留学生や異文化と関わりたい。☆何かこだわっているもの→古いもの、建物、車など、なくなるかもしれないもの。☆よく見る夢→政略結婚の夢☆霊感はありますか?→あるかないかと言われたら、あります。美輪さんとは映画のキャンペーンでご一緒、江原さんとは初めてお会いになるということ。羽田さんのお部屋は、思い出に取り囲まれながらもこれまでの中で一番綺麗で趣きのある素敵なしつらえとのこと。早くも江原さんの家宅侵入☆開始です。美「お召し物も、昭和初期の、アールデコ、モガ、モボの時代の色で。そういう雰囲気のお部屋でしょう?」羽「とても惹かれるものは大事に取っておくので。でも自分に合わないものとの別れは早いのかもしれないんですけど。」【F(エフ)】古いものに魅力を感じる羽田さんは、欲しいものがあると日本中を隈なく探すほど。羽「こんな新しい時代に、進化したものにあまり興味がないんですよ。」美「新しい古いじゃないのよ。フォルムとして、本当に自分の審美眼にかなったもの、自分に定義があるのね、美しさの。そういう条件を満たしていれば、古かろうが新しかろうがいいのよね。それがたまたま、どうしても古いものになっちゃうだけなのよね。」羽「そのとおりです。」江「手抜きがないんです。雑貨にまでこだわりがあって。どうでもいいビンが置いてあるということがないんです。」国「空きビンはないんですか?」羽「ないんです。そういうものはちゃっちゃと片付けるタイプ。」美「捨てちゃうんでしょ、すぐに。対人関係もそうよね。」羽「もうだめだと思ったらスパッと。このあたり、カットしてください☆」羽田さんの話し方はとてもお茶目なので、スタジオは何度も笑いに包まれます。【美輪明宏のおしゃれ大図鑑】歴史に興味があるという羽田さんは、本で読んだ人がいたという場所に行くと、とても感動されるそう。太一くんも最近、宮島・厳島神社に行って、心が動かされたようです。国「わあ、この時代にこんな素晴らしいものがあったんだって。」江「竜宮城みたいですよね。」美「だって誰が水の中に、あんな物を建てようとします?海の中ですよ。昔の人ってすごいわね、何もかもが。」羽「本当ですね。」美「あなた、ヨーロッパもお好きでしょう?バチカンへ行って、中を見てご覧なさい。人間の力でこんなのものを建てるのって思うでしょう?」羽「作った人が最後、建ち上がったのを見ていないというのが多いじゃないですか。」国「スペインの・・・。」美「アントニオ・ガウディのね。(サグラダ・ファミリア)」 マチュピチュやチベット、ナスカの地上絵も見てみたいという羽田さんですが、近頃こういったお仕事の話がきても、スケジュールなどが合わずに行けないことが多いそう。幼い頃から欧州に惹かれ、成長したら住むことになるだろうと思っていたのが、実現していない唯一のこと。行ったことがないのに、イギリスの建物を見ると懐かしい感じがするのは、「魂の経験から。」と江原さん。政略結婚の夢は、何度もご覧になっているよう。羽「七年くらい前まで、年に一回くらいのペースで定期的に見ていました。」国「それは自分が政略結婚してるんですか?」羽「男だったり女だったり、いろいろ立場は変わるんですけど。明日、結婚式というところから始まるんです。相手は申し分ない方、その結婚が家族のためにはなる、自分もいいよと言った、後には引けない。けれどやっぱり嫌だ、というところで夢から覚めるんです。汗びっしょりで、ああ夢でよかったというのを、4歳くらいから何度も。」【優雅なる天才の調べ~モーツァルト名曲集】美「それは夢じゃないのよね。思い出なの。これから江原さんが細かくバラしてくれますから。」今年のお正月ごろには、六本木ヒルズがテロにあった夢も。パニックになる中、一人冷静に、「大丈夫よ、落ち着いて。」と周囲をなだめていた。羽「この期に及んで、自分は逃げるんだろうかとか、逃げ道を確保したところで、この場で『お命頂戴』って言われるんだったら喜んで差し上げる準備っていうのはずっとしてきたじゃないって、自分に言い聞かせているんですよ。その時が来たらその時だっていうことは頭ではわかっていたけれど、こんなところで何で動転してるのって、自分をおさめているんです。大丈夫、生きるときは生きる、死ぬときは死ぬ。それは決められたことだから自分が決めることじゃないよって言いながら、人生回顧を始めてるんです、夢の中で。今まで自分が大事にしてきたことも、燃えたら灰になるだけ。形のあるものはいつか無くなるんだなっていうことを夢の中ではっきりと自覚しちゃったんです。」【ああ正負の法則】美「哲学してるのね。」羽「そうなんです。それで人にやさしくしてきたかなっていう思いに不安があって。これからは一日一日、誰かのためになることを一個はしようって思ったんです、その夢から。些細なことでいいから、誰かに『ありがとう』って思ってもらえるようなことをしようと思って。それから私、変わりました。」国「人生観が変わった感じですか?」羽「見ず知らずの人にも声をかけるように。」国「自分の夢でそれだけ勉強になったというのは、いい夢だったんじゃないですか?」羽「リアルだったんです。怖かったんですけどね。」美「意味があるのよ。」江「魂の記憶がね、備えを常にとか、いろんなことを考える癖になるんです。」☆ 子供のころ見た夢には、前世に関わりのあるものも。人は睡眠中に魂のふるさと、スピリチュアルな世界に帰るため、夢は魂の里帰りの記憶。【スピリチュアル夢百科】 霊感については、お伺いしたいことがあるようです。京都でホテルに泊まっていたとき、明かりを消して寝ていると白い光が広がり、ラジオのチューニングのような音が耳元で聞こえてきた。羽「それがピチッと合ったんですね。低い男の人の声で『羽田美智子、そなたのこの世に生まれたる目的は、一つ、愛をもって光とし・・・』三つ目くらいまで聞いたとき、全身が震えて怖い、と思った瞬間に声が遠のいて静かになったんです。明かりをつけたら午前三時頃。」数日たって落ち着いてからは、チャンスを逃したのではないかと思い始め、その声をもう一度聞きたいを願っていたところ、今度はご自宅で寝ているときに金の光の中に大仏さまのような金の仏像が出てきて、目の前に迫ってきた。羽「江原さんに似ている感じ、頭にいぼいぼのある・・・。」美「盧舎那仏(るしゃなぶつ)ね。」 羽「ものすごく幸せな幸せな気持ちになって、何もおっしゃらなかったんですけど、もっと見ていたいという欲を出したとたんに消えてしまって。明かりをつけると同じような時間だったんです。」その続きがお聞きになりたいと。江原さんによると、やはりその方は守護してくださる方のおひとりのようです。明日に続きます。***オダギリ・ジョーさん、加藤あいさんなど、他のゲストの方の回を読んで下さる方は「精神美(オーラの泉など)」へ************************************************明日5月13日、午後3時51分より、満月が始まりますね。メールマガジンをお届けいたしますので、ご登録いただいている皆さま、よろしくお願いいたします。「『恋でキレイに~源氏物語で恋愛セミナー~ 』源氏物語を題材にした現代に通じる恋愛セミナーを中心に、ヨガ・心理学・手作り石鹸・自然療法・文化などを交え、楽しくキレイになる方法を。新月と満月の日に、あなたも生まれ変わってみませんか? 」毎月、満月と新月の始まる時間に発行予定。ご興味をお持ちいただいた方は、よろしかったらバックナンバーをご覧下さいませ。『恋でキレイに~源氏物語で恋愛セミナー~ 』
May 12, 2006
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体操のお兄さんとして、NHKで長年活躍しておられた「ひろみちお兄さん」こと、佐藤弘道さん。今はCMやバラエティ番組でもご活躍ですね。江原啓之さん・・・江美輪明宏さん・・・美国分太一くん・・・国佐藤弘道さん・・・弘【スピリチュアル・チェック】☆ 小さい頃なりたかった職業→体操のオリンピックの選手。☆ パワーの源→家族、子供達の笑顔☆ 今の仕事をしていなかったら→実家が焼き鳥屋なので、継いでいたと思う。☆ 不思議な体験→何度か死にかけたが、無事に助かっている。☆ 最大の転機→「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さんのオーディションに受かったとき。NHKスタジオの廊下で、美輪さんとは何度かすれ違い、会釈はしていたという佐藤さん。江原さんは、ご自分のことで佐藤さんとお会いになるとは思っていなかったとのこと。江「子供のことで、いつもハガキを出していましたけど、一度も当たったことがなくて。」「おかあさんといっしょ」の出演倍率は、非常に高いのだそう。(我が家もファミリーコンサートの入場申し込みをしましたが、当たりませんでした☆)楽天さんでチケット入手可能☆・公演日9/10【HIROMICHI23 LIVE たっち!タッチ!Touch!】体操のオリンピック選手とは、佐藤さんにはぴったりな夢。弘「小さい頃、ヒーローものに憧れるじゃないですか、仮面ライダーとか、ウルトラマンとか、何とかレンジャーとか。戦うときにクルクルクルと回る、その姿が、多分モントリオールの体操の選手、体操王国日本といわれたころの選手が同じように回ってたんですよ。その体操選手を見て、『わあ、かっこいいな。』と思って憧れて。」選手エントリーに「日体大」とあるのを見て、「日体大に行けば、みんなああいう風になれるんだ。」と思ったとのこと。弘「小学校の先生に、『僕は大きくなったら、日体大に行きます』って。」オリンピックの選手になる夢は、高校一年のときに「頚椎亜脱臼(けいついあだっきゅう)」という重症を負い、あきらめてしまったそう。弘「首の骨がずれてしまったんです、頭から落ちて。これじゃあ選手になれないなと思って。今まで自分がやっていたスポーツの中で、賞状をもらえていないものが一個もなかったんですよ。高校の器械体操だけ賞状をもらえないのは悔しかったので、せめて一枚欲しいなと思って、それで三年間続けて。」三年間頑張り続け、高校三年のとき東京都体操種目別大会の「吊り輪」で6位になったとのこと。日体大卒業後は、世田谷区教育委員会に就職し、プールの指導員に。国「子供は、難しいですか、やっぱり。」弘「最初は楽勝だと思ったんです。大学を卒業してから中高齢を対象に、ずっとインストラクターをやっていたので、スポーツの指導というのは、自分の中で得意だったんですよ。大人の方に指導するときは、『もう少し大胸筋を意識して。息を吐きながら上げてください。』とか、そういうトレーニングの仕方を説明するじゃないですか。そういう指導を二年間やっていて、三年目に『おかあさんといっしょ』のオーディションを受けて、受かって。『子供なんか楽勝』って思っていたんです。でも、子供に『もうちょっと大腿筋を』って通用しない。もう、『子供にどうやって説明したらいいんだろう』というのから始まって・・・。」 国「気づかなかったんですか?」弘「全然気づかなかったんです。『じゃあみんなで、ゾウさんになりましょう。』とか、『キリンさんになって歩きましょう』『ペンギンさんになって』とか、そういう模倣遊びの仕方がまったくわからなかったので。セリフも覚えなくちゃいけないし、もう、子供なんか見る暇がなかった、最初は。」美「子供は可愛いっていう風に、お好きではいらしたの?」弘「はい。小さいころから団地のような、アパートに住んでいたので子供達もいっぱいいたんですよ。交流もいっぱいあったので。」美「子供嫌いの方もいらっしゃるから、そういった方には成り立たない職業ですものね。」弘「見ててわかりますね。『ああ、この人本当は子供嫌いなんだな。』って。」 美「愛情っていうのはわかるでしょう。」弘「目線、目でわかります。」美「こっちが好きだと、向こうも好いてくれますでしょう?愛情のオーラみたいなものを察知するのよ。」佐藤さんのお宅には、お子様の節目節目になる思い出の品が、たくさん飾られてあるのが見えるそう。江「楽しいお宅ですね。」美「アットホームなのね。」お子様はお二人。とても可愛がっていらっしゃるようで、ニコニコ顔です。江原さんがご指摘されたのが、ブレーカーが上がったり、電球が切れたりすることが多いこと。弘「電球は切れます。急にビデオが動かなくなったりとか。」電球は三箇所同時に切れてしまったり、カメラのフラッシュがたかれないなども。江「一種の念なんです。ご自身はそういう気はないし、激しくお怒りになるということじゃないんですよ。お忙しいときに内面のエネルギーが放射されちゃうんですね。そうすると電化製品が壊れやすかったりするんです。」弘「携帯が急に真っ黒になったりすることは、よくありました。」江「そういうときはだいたい、どうしても忙しくなって時間に追われていたり。お子さんと接したくてもままならないとかね。」国「これは直した方がいいんですか?」江「誰にでもあるわけじゃないんですけど、特に強い方がいて。いまの心の状況を投影するような形に。そういったときには、自分が『忙しいんだな』、『疲れているんだな』っていう風に・・・。」国「理解することが大事。」江「大事です。」弘「単に寿命かなって思ってました。」☆ヨガの卒論を仕上げる直前の煮詰まった時期に、我が家のパソコンが壊れてしまったのも?☆☆☆☆追記この日記をアップした直後に、先月購入したばかりのパソコンが本当に壊れてしまい、あと二回分の「オーラの泉」ファイルとともに修理に出しました。やむなく、↑に書いている旧パソコンを立ち上げたところです。申し訳ありませんが、続きのアップは今月末以降になります。ご了承くださいませ。☆☆☆☆☆☆追記2パソコンが復帰、続きをアップしました。よろしかったらご覧くださいませ。「オーラの泉・佐藤弘道さん・当たると叱ると心の地獄」***「細川茂樹さん・仮面の告白」「中井貴一さん・聖なる怪物」「中島啓江さん・紫の波動」「新庄剛志さん・人生のご褒美」「加藤あいさん・夢のメッセージ」「上戸彩さん・感謝とイメージトレーニング」「国分太一くん・強く正しく美しく2」「オダギリ・ジョーさん・サムライの系譜」「上原さくらさん・魂の親」「濱口優さん・恋愛講座1」「奥田瑛ニさん・魔物の倒し方」「三谷幸喜さん・ショービジネスの系譜」「原沙知絵さん・親との関係」「ヒロシさん・運命と宿命」「ベッキーさん・感謝と想念の贈り物」「木村多江さん・振り子の原理」「広末涼子さん・心の王国」「長島一茂さん・球界の申し子」「綾戸智恵さん・真の歌い手」「須藤元気さん・キレイの目的」「釈由美子さん・劣等感の種類」「東野幸治さん・家族の肖像」「船越英一郎さん・魂の縁」「フジコ・ヘミングさん・ジャポニズムの系譜」「的場浩司さん・夫の鑑」「羽田美智子さん・人生の転機」「長谷川理恵さん・心の居所」「研ナオコさん・以心伝心」「佐々木蔵之介さん・土は土に」「相田翔子さん・本と歌」「寺島進さん・エレガンスと礼節」
June 16, 2006
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フジコさんが両耳の聴力を失ってしまったのは、世界デビュー直前、貧しく暖房もない中で練習していたため、風邪をこじらてしまったからだそう。人前で演奏する道を絶たれたフジコさんを支えてくれたもうひとつの要素は、飼っていた猫たち。ピアノを教えながら耳の治療を続け、左耳の聴覚は回復するも、1993年にお母さまは他界。日本に帰国して開いた、東京芸大旧奏楽堂でのささやかなコンサートで認められ、ピアニストとして本格デビューしたとき、その姿を一番見せたかったお母さまはすでにこの世にはいらっしゃらなかった。【フジ子・ヘミング/ラ・カンパネラ 1973】国「大ヒットするようになってから、生活は変わったんですか?」フ「生活は変わらないですね。いまだにボロボロ、いろんなところもごちゃごちゃだけど、そこから出て、御殿に住みたいとは思わないから。そんなお金があったら貧しい人にあげたいからね。」国「猫という存在は大きいですか、フジコさんにとって。」フ「まさに招き猫ですよ。私、何にもお金なかったですよ。世田谷から渋谷を毎日、自転車で行ってたんだから、電車に乗るお金無くて。それが1999年2月11日に奇跡が起こったからね、それはまさに猫ですよね。」国「人間といるより、猫といる方が楽ですか?」フ「人間は難しいですよね。『口は禍のもと』って頭にきちゃうようなことばっかりですよ、今だってね。」1999年以来、フジコ・ブームが起きても、お金目当ての良からぬ方々とは、一線を引いていらっしゃるよう。フ「下心があるから寄ってきてるとわかると、嫌になっちゃうんです。」いまでも猫を20匹は飼っていて、明日もまた行き場所がない猫が増えるかもしれないとおっしゃるほど、猫たちを助けていらっしゃるよう。フジコさんの周りには、たくさんの猫たちがやってきているそうで、その代表格が大きなトラ猫、足元にごろんと横たわっているとか。【Esprit de Paris】江「特にいま来てる猫ちゃんたちはドイツの頃のです。」フ「私が教えてた大百姓さんの家の母猫が、素晴らしく綺麗なトラ猫だったので、子供ができたら下さいって。それが1981年かな。それからすごく幸せになった。猫を毎日かごに入れて歩き回って。教えに行くのもどこに行くのもいつもそれを持って。」江原さんによると動物も恩返しをするそうで、ときには人間よりもその傾向は強いと。フジコさんの飼っていた猫たちはこの世を去った後も味方となってくれているようです。国「ピアノを弾くのに、一番大切なことは何ですか?」フ「やっぱりここ、ハートですね。神さまにいつも『間違えないように、うまく弾けるように』って祈るには、はやり清らかでないと助けてくれない、聞いてくれませんよね。」美「癒しとか、いろんな人たちをなぐさめたり、励ましたりとか、いろんなことの想念で弾いていらっしゃるでしょう?」フジコさん、うなずいて涙ぐまれます。【地球交響曲 ガイアシンフォニー第四番】国「美輪さんも同じ?」美「そうですよ、そりゃあ同じですよ。」フ「いつかもストックホルムで一生懸命練習してたら、外で大工さんが3日くらい仕事をしてて。私がちょっと外へ出たら『ミュージック♪、ミュージック♪、ミュージック♪』って踊っているのよね。彼らには私が何を弾いたか、わからないに決まっているわよ、そんなことはどうでもいいわけじゃない。うれしくて、踊りたくなっちゃうような。ああ、これだって私はやっぱり思ったわね。これが音楽なんだ。何も理屈でね、ああでもない、こうでもない。そんなのは音楽じゃないじゃない?批評家のためにね。」美「音楽という字がそうですよね。音を楽しむと書く。」フ「そうよ。」国「本当ですね。」【紙のピアノの物語】フジコさんの音楽を聴いて踊りだすのは、人間だけではないようで、6ヶ月間飼っていたハトが、コサックダンスのように足を上げて音楽に合わせるということもあったのだとか。美「ハメルンの笛吹きという童話がありますね。」動物も音楽を楽しんでいるのですね。太一くん、お二人を羨ましそうに見て、江原さんは「私が歌うと犬がハウスしちゃいます。」と☆フジコさんの前世はイタリアのジョバンナという名の女性。修道女になるも、恋に落ちて修道院から逃げて信仰を捨て、相手のもとに。関係はうまくいかずに別れ、罪悪感を抱いた流浪との生涯を。故に、信仰を貫いてあがないをするのが今世。信仰があったから、今がある。常に聖母マリアからの救いの手があり、メッセージを受けていたので、堕ちないですんだと。情熱家であり、人を愛するとすべてを捨てて尽くす方。それでも恋愛運がないのは、前世で信仰を捨てたことに対して、魂に歯止めをかけるため。【祝魂歌】補助をしているのはお母さまでピアノの才能を授け、成功を支えているよう。「人を癒す、聴かせるために生まれてきた自分の娘の出番はまだか。」と待ち望み、生きているうちに願いは叶えられませんでしたが、今は別の形で、フジコさんをご覧になり、ご成功をもっとも喜んでいらっしゃるそうです。フジコさんのオーラの色は紫。江原さんと最初にお会いしたときはこだわりのシルバーと英知の金が強かったそうですが、人と接する機会が増え、恐怖がなくなったことにより、情愛も強くなって紫が出てきたのだそう。美「正負の法則、プラスとマイナス、陰と陽。何か悪いことがあればいいことが起きる。いいことが起きれば悪いことが起きる。その繰り返しが正負、地球の法則でね、フジコさんはベートーヴェンと同じでね、耳がだめになる、孤独になる、いろんなことで人々には裏切られる、誰も信じられない、世の中全部、敵に回したっていうところがあって。それが晩年になって正が来たわけじゃないですか。そうすると全部敵だらけだと思っていたのが、今度は正に回ってきて、味方になってきて、栄光があって、それを取り戻して。そうすると、あ、人生まんざらでもないんじゃないかって、いろんなものが許せるようになるんですよね。そうすると、自分も人も世の中もいろんなことを愛せるようになるんじゃない。」フ「『罪を憎んで人を憎まず』、私、本当にそうだと思うわね。」美「だからそれが紫になって出てきたのよ、多分ね。」「紫の履歴書」を著すことができた美輪さんならではのお言葉ですね。【紫の履歴書】守護霊は、琴を弾く十二単の女性と能楽師。フ「私の母方の本家が、岡山の琴の師匠なんです。」お召しになっている着物も、能衣装の亀甲柄で、これも故あってのこと。フジコさんからお母さまのメッセージは「一緒に住むのはごめんだけど、また会いましょうね」とのこと。フ「私は前世、未来、永遠の命を固く信じていますからね。だから皆さんにそういうことを信じて欲しいですね。神さまはいつでも見てるし、この世の、人生は一回じゃないから、うまくやりなさいと言いたいです、変なことをしないで。私なんて50歳になるまでTVがなかったんですよ、本当に。今の人はみな携帯を持たないとすまないじゃない?人間なんて食べるものがちょっとあったら健康で生きてゆけるのよ。神さまはいつも助けてくださるのに、どうして人間は、もっともっとってやるのかな?」【運命の力】美「不平不満ばかり数えて、感謝することの方もいっぱいあるのに、そちらを数えないのよね。」フ「人が持ってたら羨ましがって、自分がそれを持っていないと不幸せだと思い込んでしまうことがとんでもないことでね。」美「自分の中に幸せも同じ量だけあるのにね、そっちは見ようとしないのね。」国「いや、僕、すごい番組をやってるなー。」フジコさん、可愛らしく、お辞儀をされます。栄光までの数十年の間に得られた、深いお話の数々でした。太一くん、たくさんの質問を用意してくださって感謝します☆そして皆さま、読んでいただいてありがとうございました。***オダギリ・ジョーさん、加藤あいさんなど、他のゲストの方の回を読んで下さる方は「精神美(オーラの泉など)」へ
May 4, 2006
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アナウンサーとして活躍、フランスの実業家と結婚された方がゲスト。【スピリチュアルチェック】☆ 小さい頃なりたかった職業→自分の好きな物だけを集めた小さなお店をやりたかったです。☆ 毎日欠かさずすること→ゆっくりと丁寧にお茶やカフェを淹れて飲むことです。☆ パリで生活していて一番大変なこと→やはり言葉の問題です。☆ 運命を感じたこと→運命…これは…今の主人、今の主人というのは変な言い方ですけれど主人と三回の偶然の出会いがあって今こうして一緒にいるというのはもしかしたら運命だったのかなと思います。☆ 不思議な体験→実は以前、江原さんと対談をさせていただきまして、その時に「赤ちゃんが見えます」と言っていただいたんですが…その後、妊娠をしました。国「どうぞお座り下さい…今日はパリからですか?」中「そうです」国「パリから!東京までってどのくらいでしたっけ?時間は…」中「12時間です、およそ12時間ですね」国「12時間ですか…僕は今日、15分でここへ着きましたけれども☆…またはるばる…一度お会いされてるわけですか?江原さんとは…」江「雑誌の対談でご一緒させていただきました」国「その時に赤ちゃんが見えると…」中「そうなんです…あの、2006年の多分、春頃だったと思うんですが対談でお会いして、まあ色々なことを言っていただいた中で『赤ちゃんが見えますよ、近いんじゃないですか?』っておっしゃっていただいて…実は本当に二人が凄く望んでいた時だったから、その言葉が物凄く嬉しくてすぐに彼に電話して報告したくらいです」江「あぁそうですか☆」美「いや…大変でいらっしゃると思う…☆ほら、何処の国でも良いところと悪いところがありますけれどね、ご結婚ってうかがった時にね『これは苦労しに行くみたいなものだな』と思って…」中「あ、そうですか…まあ苦労というか、やはりパリとかフランスのイメージって多分日本のメディアのせいと言ってしまってはいけないんですがやはりとても華やかなイメージがあると思うんですね。特に女性は憬れると思うし実際そういう場所だと思うんですよ、美しいし…でも、そこで生活している人たちは質素堅実で、やはり全く…」美「シビアですものね」中「シビアなんですよ。逆に日本って、やっぱり恵まれているので私たちはのほほんと生きていられるけれどもフランスに行ってのほほんと生きていたら生きてゆけないんです。それが行った時というのは無我夢中だから何とかなるんです。でも今、結婚してもう八年目になったんですが、やはりこれぐらいになってくると言葉もわかってきて、色んなことがわかってくると、逆にわかってきたことによって凄くこう…『え?え?』って立ち止まることが多くなってしまったんですね」美「だから見なくてもいいものが見えてきたり、聞こえなくていいことが聞こえてきたり…」中「そうなんです。綺麗なことだけじゃないのは、もちろん生活をするってことでは当たり前なんですが、やっぱり私もまだ友達がいるわけじゃないし、家族もみんな東京で…もちろん彼がいてくれるし、家族はいるけれども、何かやはり急にこう…凄く孤独なんですよ」1969年に東京で生まれた中村さんのご実家は、明治7年創業の日本で最初の西洋楽器店「銀座十字屋」。2005年にお父様が亡くなった後は、お母様が社長となり楽器販売、楽器教室、コンサートなど音楽文化振興に努めておられるそう。国「実家が日本で最初の西洋楽器屋さんだったんですか?」中「そうなんですね。私もあまり自分の実家の歴史というのは詳しくはないんですが明治7年創業ということで…」国「明治7年…今、お母さんが社長と言っていましたけれども…お父さんは…」中「以前は父だったんですが、2005年の5月に父が亡くなって、突然…まあ母もその当時から銀座で、その十字屋っていうところで仕事をしていたんですが母はどちらかというと…あの、ホールを持っているんですね。で、音楽が好きなのでやはり色んな音楽を発信してゆきたいという願いで仕事をしていたのですが父が亡くなって結果的に自分が社長という形で会社の責任者にならなければならなくなり今に至っているんですけれども…」国「中村さんは日本にいたんですか?お父さんが亡くなる時っていうのは…」中「それが不思議だったのが、2005年の5月に亡くなったんですが、まあ詳しく話せば病気が発覚したのが3月だったんです。3月の末に病院に呼ばれて…という状況だったんですけれど、その時もパリに住んでいる私たち、私も主人も娘もいたんです、東京に。だから家族みんなで父の病気を知って『どうやっていこうか』っていう家族会議というのも、そこにも参加して…それからその後は、もちろん彼は仕事があるのでパリに行ってたんですが私はほとんど東京にいて…で、変な話、父が亡くなった日というのも、彼も娘もいたんです。みんな病院に、全員、父が亡くなる瞬間に揃ったんです。だから普通、日本にいても、同じ東京にいても、なかなか身内のそういう場に立ち会えないことってあると思うんですが、全員が病院に集まれて…だから本当に感謝をしました…やっぱり父が亡くなるということは、とても…今もこう…なかなかちょっと自分の中できちんと消化できてないことなんですけど『でも、そこにいられたんだ』っていうことは『これはもう神様がそういう風にして下さったんだ』ということで物凄くそれは家族みんな『感謝しなきゃいけないよね』って言ってるんですね」江「まあ、お父様の望みでもあるしね…でいて、あの…『生涯、悔いとして残るっていうことのないように』っていう…でいてそれはお父様の願いでもあるし、だからやはりそこも以心伝心。だから『偶然はない』…呼び寄せた必然なんです」中「あぁそうですか…」江「だから逆に言うと、あたたかく語れるのは、そのおかげですものね。でなかったら、それは悔いが一杯残ってしまって…」中「そうです、もう…凄く辛い、辛い気持ちばっかりになってたと思うんですが『辛いけど、悲しいけど…あ、一緒にいられた』っていうのがもう本当に大きな救いになっていて…」江「しかも大らかな方ですからね、お父さんって」中「あ、本当ですか?何かもっと…あ、そうですか…」江「何故かというと、どうして大らかって私が言っているかというと何でもかんでも結局、最終的にはいつも家族に対して『いいよ、いいよ…』って言い続ける人なの」中「はい、そうですね」江「だから自分の我がままを言っていないんですよ、実は」中「そうなんですよ」江「だから、それだけですよ、我がまま…」中「あ、そうだ…」江「『自分の最期に居合わせて欲しい』ね?だから最期にできたお父様の我がままなの。それを私は大らかって言う…何でも寛大で『いいよ、いいよ。お前がやりたい様にやりなさい』『お母さんのやりたいようにやりなさい』ね?自分の主張をするのは最期のそれだけだったはずなの」中「あ、そう思います…はい…」江「そう…だからいい親孝行ができたんですよね…」国「そういうお父さんでしたか?」中「はい…」美「でも、お幸せな家庭にお生まれになったのね」中「はい、本当にそう思います…」美「本当に…」人気アナウンサーとして活躍していた中村さんは28歳のときフランス人実業家シャルル・エドワール・バルトさんと出会うも、最初は結婚には乗り気ではなかったそう。画面には2001年に南仏プロヴァンスでの結婚式の様子が映し出されました。結婚式直後のバルトさんの言葉「あなたと結婚したかった、ずっと前から。でもずーっと前から彼女『いいえ』言いました。今日『はい』言いました。私はすごい嬉しいです」「けんかとかはなさそうですね」という質問に中村さんが「けんかしますか?」と伝えると「はい、いつも毎日。ちょっとヘルシーと思うよ…皆さんに言いたい。彼女、すごく大変!(中村さんに軽く叩かれて)見て見て!」***国「元気なご主人ですね☆」中「明るいですよね、今見ても」国「物凄く日本語も上手くて…」中「今はもっと上手ですね」国「あ、そうですか…最初は断ってたんですか?結婚をするというのは…」中「結婚を断っていたというよりも『別に結婚しなくてもいいんじゃない?』って言ってたのは私だったんですね」国「それは何でですか?」中「別にその…フランス式というわけではないんですが私の中でまだ結婚というのは形になって実感がなかったのと『別に結婚しないでも、このままフランスで二人で暮らしていってまあ時期が来たら…という選択もあるんじゃないかな?』というのが私の考えだったんですが、彼はもう『家庭を作りたい』それから『きちんと国にも認めてもらいたい。教会できちんと式を挙げたい。神様にも認めてもらいたい』という思いが強くて…だから『いいえ』と言っていたわけじゃないんですが、でも初めて、この日初めてまあ教会と役所での式で『はい』って…‘Oui’って言ったので凄く嬉しかったみたいです、本人は」国「そのテンションですか☆さっきのは」中「そのテンションです☆嬉しく…☆」江「でも中村さんは、じゃあ誰とでもそういう感覚で恋愛とかをするかっていうとそうじゃないと思うんですよ。彼だけ特別に何となくね『空気みたい…』自然だったと思うんです、最初から」中「あの…そうですね。格好つけるということは…余裕もなく…そうですね、はい…」江「だから『まあ、ずっとこういられるんじゃないの』っていう自信っていうか変な安心感っていうかね。それには理由があるの☆」中「え?何で、何でですか?」国「何か理由がありますか。これは後ほどにしましょうか」江「ええ」続きます。「オーラの泉の日記」
February 23, 2009
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俳優で映画監督で絵も描かれる奥田瑛ニさん。小学生のときからファンで今回の番組を心まちにしておりました。江原啓之さん・・・江美輪明宏さん・・・美国分太一くん・・・国奥田瑛ニさん・・・奥【スピリチュアル・チェック】☆好きな言葉・・・愛☆苦手なもの・・・奥さま☆人生で一番辛かったこと・・・役者として売れなかった10年間☆1つだけ願いが叶うなら?・・・願わない☆清々しい気分でいる場所・・・標高5000mのチベットの山村☆あなたの天職・・・紛れもなく、映画監督☆一番不思議な体験・・・18歳で東京に出てから数年間、幽霊とベッドをともにしたこと。江原さんとは同じ合唱団で、公私ともにお付き合いがある奥田さんは、「オーラの泉」をよくご覧になり、ゲストの方々を通じて、一緒に泣いたり、そうだよ、と肯いておられるそう。不思議な体験は、ちょうど俳優として売れなかった「人生で一番辛かった時期」に当たります。美「魔物は本当にいるの。怖いのよ。魔物を相手にしているときは、その人の一番好みのタイプに変わるのね。奥「真綿と雲とマシュマロよりももっと柔らかい中に横たわってマリア・カラス以上の素晴らしい声で誘う。気がつくまでは、絶世の美女で。」魔物を振り払った翌朝、隣に寝ていた方の背中に爪あとが残っていたり、ベッドや止まった時計が動くなど頻繁に起きるポルターガイストを恐れ、部屋にある刃物などをすべて包んで、引き出しに封印したことも。夜毎起きる魔物の訪問に体重は10キロ痩せたそう。☆ポルターガイスト物質的な原因がないのに、物が動いたり、家具が倒れたりする心霊現象。国「いつ頃消えたというか・・・。」奥「役者として売れない中で、ノイローゼになって。夜中に、ああまた来たなというときに大声で、『そんなに責めるなら、俺を一人前の役者にしてみせろ』と叫んだら、天窓しかない部屋の壁に、人形(ひとがた)が現われて、それが真っ黒い着物に髪の長い女性。それからそういった現象は起こらなくなりました。」国「これは、土地についているものでしょうか?」江「それもありますけれど、そのときの奥田さんの状況や波長が引き合ったということもあるのかもしれませんね。」国「魔物って誰でも、人間の弱いときについてしまうものなんですか?」美「その人の精神的なもの、清き川に清き水流れるといって、汚い川には汚いものが流れる。自分の中に要因があって呼び込むこともあるの。それから綺麗な心だけで精神的に弱いとにつけ込まれることもある。」奥田さんの場合は、弱くて優しくて、誰か手を差し伸べてくれないかしらという気持ちが引き寄せてしまったようです。江「それは、生きている人間関係も同じですよ。」国「なるほど。弱っている人間に悪い人間が手を差し伸べて悪いように染めてゆこうと。」江「そうやって同じ穴のムジナをよび合う。」国「怖いですね、そう考えると。」美「そう、だからいろんなケースがあるわけ。」【宮本武蔵 完全版 DVD-BOX】ひとつだけ願いが叶うとしても、願わないという信念は徹底していて、初詣にも行かれないそう。奥「もし願いを持っているなら、何百、何千、何万とあって、一番の願いが今なのか、将来なのか、わからない。だからそういうことは一切願わない。」江「強いものに媚びるのが嫌いなんです。お願いするのは、しもべになること。自分が努力、やるだけやれば、結果が出ると。」奥「お願いしないって傲慢そうな言い方でしたけれど、ただひとつ、必ずすることは、すべて『ありがとう』に置き換えるんです。うまくいってもいかなくても『ありがとう』。そうなるとすごく気持ちがいいですよ。」美「ひとつ段階が上がったのね。10年の売れない不遇な時期も、幸せのありがたみを知るためだったのよ。白だけだったら、その中に白を置いても、その白さがわからない。真っ黒なものを見て知っていると、それほど白くないものを持ってきても真っ白に見えるの。うんと苦労を知れば、ささやかな幸せがどんなにありがたいかがわかるの。ホームレスのようなこともなさって、ピンからキリまで知っておけば全部財産に、引き出しになる。苦労は必要事項だったの。利休の頃からじゃありませんか?」1989年の映画「千利休 本覚坊遺文」では、千利休の弟で、茶道を追求する僧侶・本覚坊を。最初は台本の一行目からまったくわからなかったそうで、一年も前から茶の湯を習い、山に篭もって修行をされたという奥田さん。板の間での正座も、はじめは5分もできなかったのを、2時間、3時間とできるようになり、様ざまなことをひとつひとつをクリアしてゆくにつれて、知らなかったことが見えてきて、引き出しが増えてゆくのを実感され、人生が変わっていくきっかけにもなったようです。夕べたまたま放映されていました【新・雪国】明日に続きます。☆奥田さんの作品を最初に観たのが、NHK銀河テレビ小説・「憤激の恋」。議員秘書のような役どころで、気弱ながらも色気のある男性。当時、小学生だった私は、お昼の再放送も観るようにしていました。中学生のときは彼のファンだといっても誰もわかってくれませんでしたが高校に入って「男女七人夏物語」などがブレイク。大抵、女性にもてる役どころ、そして伝わってくるのは私生活での破天荒ぶり。あまりにも好きになると、見ていられなくなってしまうので作品にじっくり接することはなかったのですが、数年前、あるTV番組のスタジオ観覧に当選し、行ってみるとゲストが奥田さん。それは「スジナシ」という番組で、鶴瓶さんとゲストの方が台本なし、打ち合わせなしで、毎回変わるセットの中で、ドラマを繰り広げるというもの。奥田さんは、私が行ったときはすでに1度出演されていたのですが、前日にHPを見て、ゲスト候補数人のリストにあがっているのを確認。祈るように足を運んだところ、まさにその人が目の前にいたのでした。セットはあるホテルの一室。板つきで部屋にいる奥田さんのところに、鶴瓶さんが入ってくる。互いに、どんな展開になるのか探りあいながら、どうやら部屋がダブルブッキングされてしまったというお話に。奥田さんは、山の修行から娑婆にでてきたばかりで、女性の訪れを待っている様子。なかなかやってこないところにイライラしていたのを、飛んで火に入る夏の虫が鶴瓶さん。「山では男だけだったでよー(奥田さんは愛知出身)。」などと尾張弁で迫り、山で覚えたというお経を唱えながら、怪しい目つきで、やたらに凄みをきかせて鶴瓶さんににじり寄る。鶴瓶さんはそんな奥田さんから逃れようと必死になるも、最後は・・・。という展開、これすべて、即興芝居。奥田さんの役者ぶりに改めて感動。実は奥田さんのご実家のすぐそばに住んでいるということもわかり、収録後、すぐに帰ってしまわれようとするのを鶴瓶さんに呼び止めてもらって握手をして帰りました。(もちろん、数日洗えませんでした☆) 【スジナシ 笑福亭鶴瓶×妻夫木聡×宮藤官九郎】話の中で唱えられるお経は、「千利休 本覚坊遺文」で覚えられたものだと即興芝居が終わったあとの対談でおっしゃっていました。考えてみると、映画公開から10年以上たっても、修行が身に染みこんでおられたということ。やはり人生を変えてくれた作品だったのでしょう。ヨガでも、最初は座っているだけで腰が痛くなっていたのが、だんだんと身に染みこんでゆきます。心身を繋げ、ひとつひとつクリアしてゆくうちに見えてくるものがあるというお話、とても納得できたのでした。☆魔物の倒し方に似たような経験を小学生、ちょうど奥田さんのファンになった頃にしたことがあります。とにかく、気強く自分を保って毅然と決別するといいようです。スジナシHP ***オダギリ・ジョーさん、加藤あいさんなど、他のゲストの方の回をお読みになりたい方は「精神美(オーラの泉など)」へ
February 3, 2006
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「今日はいつもの夜と違うような気がするわ。夜がひしめいて息を凝らしているわ。精巧な寄木細工のような夜。こういう晩にはかえって、体が熱く火照って生き生きするような気がするわ。」「犯罪が近づくと夜は生き物になるのです。僕はこういう夜をたくさん知っています。夜が急に脈を打ち始め、温かい体温に満ち、とどのつまりはその夜が犯罪を迎え入れ、犯罪と一緒に寝るんです。時には血を流して。」(三島由紀夫 「黒蜥蜴」1951年)早苗嬢の赤い着物から、白い自分の着物に着替えて、岩瀬氏の部屋で犯人の登場を待つ明智小五郎の前に大胆にもやってきた黒蜥蜴。明智の気を惹くように、煙草に火をつけさせ、その実、自分の犯罪という芸術が完成する過程に酔っている。明智はこれから起る犯罪について語るようでありながら、並ぶ言葉はほとんど口説き文句のそれ。どちらも相手を見張りつつ、網細工を織る蜘蛛のように、お互いに糸を絡ませ、だんだんと締め上げてゆく。心にも火を「Sherlock Holmes」「そういう場所をたくさん潜り抜けていらしたあなたなのねえ。犯罪とあなたとはきっと今では写真の陰画と陽画のようになっていて、あなたの目は犯人と同じものを見、あなたの心は犯人と同じことを思い浮かべるようになっているのね。」「ああ、僕もそこまでいければなあ。」(同)黒蜥蜴のセリフ、これはコナン・ドイルの作り出したシャーロック・ホームズもワトソンに語っていること。原作を書いた江戸川乱歩が明智小五郎を、ホームズに模したと思われる由縁のひとつ。さてこそは、黒蜥蜴はアイリーン・アドラーとも。「ボヘミアの醜聞」高嶋さんのここでのセリフ回し、探偵ごっこを楽しむ少年のように、とても無邪気で可愛らしいのです。女心をそそるように。「犯罪というものにはある資格がいるんです。いいですか。犯人自身もしかとつかめないある資格が。」「資格って?」(同)ここで明智小五郎の演説。『薔薇の花束を男からもらい、そこに虫を発見したときの女の三様。』第一の女 悲鳴と共に暖炉に花束を投げ込む。犯罪は犯さない。無意識な残酷さで、自分と世間とを救う。第二の女 冷静に虫をつまんで暖炉に投げ入れ、綺麗になった花束の香りを改めて嗅ぐ。意識的な残酷さを発揮して薔薇の命と虫の命、世間の秩序と道徳とにくっきり段階をつける。第三の女 優しさゆえに虫も殺したくない、花束も焼きたくないため、花束をくれた男を暖炉に突き飛ばし、その顔を真っ黒に焼く。自分の優しさに忠実なあまり、世間の秩序と道徳とを根こそぎひっくり返す。三人の中では第三の女が一番残酷さが少ない。けれど、彼女は犯罪者の資格を持っている。三人の女のうち、あなたはどれに近いでしょうか?ローズアレンジ「貴婦人」登場人物で第一の女に近いのは、岩瀬氏と早苗嬢。無意識に言葉を振りまき、危険という橋の上を無邪気に渡る。第二の女、これはきっと明智小五郎。意識的に成らざるを得ない因果な役割を担いつつ、そうでないものに憧れと恐れを抱く。第三の女、もちろんこれは黒蜥蜴。「素晴らしいお説だわ。あたくしいままで、あなたのような探偵にあったことがありません。こんなに真から犯罪を愛し、犯罪にロマンティックな憧れを寄せている探偵に。」(同)すっかり心酔してしまう黒蜥蜴に対し、探偵である明智小五郎こそ、自分の優しさに忠実な純な女性を恋の罠にかける確信犯のように見えてくるのです。
June 9, 2005
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忘れ得ぬ人からは逃げられまいありのままのお前を丸ごと引き受ける自分が思う自分だけが自分ではない朝廷が交易を許せば 一緒に宋に行こう同じ月を見る二人伊周がそこに立って、恐ろしい形相で睨んでいた生霊に苦しむ詮子伊周 隆家を京に召喚すべきか陣の定め斉信が上手であった干ししじみ 隆家左大臣様のお役に立てるのは私 左大臣に手紙を書いてくれ抱きしめられると分かる気安く死ぬなど言わないで宋は日本を見下している 民に等しく機会を与える国など、この世の何処にもない詮子と対面する一条天皇 大赦のおかげ姫を内親王といたします中宮を内裏に呼び戻します波風など立ってもかまわぬ政はやりにくくなる 職曹司 (しきのみぞうし) 内裏の東に隣接前代未聞空前絶後 世に例なしさわ亡くなるゆきめぐり あふを松浦の 鏡には 誰をかけつつ 祈るとか知る宣孝様の妻になろうと思います女にまめゆえ 辛い思いをする楽に暮らせる子供も産んでみとうございますし二度と博多の津に船は着かない宋の品が入ってこない「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
June 16, 2024
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「格闘技の方だけど物凄いインテリ。半端な読書量じゃないの。だけどそういうところは見せないでしょう?江原さんともお仲間だから。」と美輪さん。「TVで拝見していると、いくつもの人が入れ替わる。だから霊能者、霊媒なんですね。闘いのときはこういう人が入るのか、そうでないときはそういう人か、いろんな人が出入りするのがよく見えて、面白い方だなと思ってたんですね。」と江原さん。番組に臨まれる際の前田さんからのメッセージは「美輪さん江原さんとは別の時代にどこかで会っているような気がします。あと見てもらいたい不思議な写真を持ってきていますのでよろしくお願いします」とのこと。【スピリチュアルチェック】☆ 小さい頃はどんな子供?→鏡を何時間も飽きずに見ていた。☆ 自分の性格を一言で→この頃、自分の性格がよくわからなくなってきている。☆ 集めているもの→日本刀。鎌倉時代中期や、織田信長の刀。☆ よく見る夢→病気をしたときによく見る、女性に抱かれてのどを突かれる落城の夢。☆ 不思議な体験→富士山の五合目で龍と鳳凰を見た。ずっと応援していたという太一君にとって前田さんはヒーロー。間近でお会いできたことでとても緊張しているよう。化粧品会社主催の対談のホストを務めていた前田さんは、ゲストに美輪さんをお呼びしたことがあると。前「そのときそのときに興味のある人を呼んで。一番最初に美輪さんに興味を持ったのは、自分は三島由紀夫さんが亡くなったことに凄く興味がありまして。三島さんの本☆で『自分は赤ん坊のときの記憶がある。出産された風景も覚えている』。自分も出産のことは覚えていないんですけれど、赤ん坊のときの記憶が異常にあるんですよ。そういう人が何で自決して亡くなっちゃったんだろうということを気にしているときに、美輪さんがその当時の雑誌の記事で三島さんのことを言っているわけですし。ご自身が天草四郎の生まれ変わりだと言っていらっしゃるので、何かをご存知の方かなと思って、会っていろいろ話してみたいなと。」☆ 仮面の告白 ・・・三島由紀夫の自伝的作品。主人公は出産時の記憶を持つ。【三島由紀夫全集(1)決定版】対談は実現したものの、こういったお話をすることはできなかったそう。前「誰にも理解できないことを言って、『あいつ、頭がおかしいんじゃないか』と思われたら困ったなと思って、ちょっとそこまでできなかったですね。」最初の記憶は、ベビーベッドに寝ているときのこと。前「赤いセルロイド製の、ぜんまいで回っているメリーゴーランドみたいなおもちゃ。それをなんとなくボーっとしながら見ていて、『ここは何処なんだろう、何でここにいるんだろう。いつになったら帰れるんだろう』と思いながら。それが最初の記憶ですね。」江「私もそうだからわかりますよ。お腹の中の記憶も持ってるし。出たあとも。私の場合は『ああ、大変なところに来ちゃったなあ・・・。』と思ったんです。」前「ベビーベッドのあった位置の天井の模様をいまでも覚えています。」美「同じことよね☆」江原さんとは初対面にも関わらず、美輪さんと同様、どこかでお会いしたような気持ちがすると。前「江原さんは、多分自分が前世で会ったときはお坊さんをやっていらしたんじゃないかと。そのときの自分のために祈祷をやってもらった・・・。」江「そうですね。」美輪さんも、お近くにいらしたのだそうで、美「さっきの落城の話が出たでしょう?そのときご一緒だったの。」ご自分の性格がわからないというのは、何か全力でやろうとすると自らブレーキをかけてしまうということ。前「その傾向がさらに強烈になってきているので、いったいこれは何なのかなと。小さいときからそうなんですが、着ぐるみを着て、お面に開いている目の穴から外を見ているような感覚が常に離れないんですよね。自分であって自分でないような、何をするにも、もどかしいような・・・。だから、何が自分かと言われたら、自分の場合はこの肉体じゃないんですよね。この肉体の中に入っているのが自分。それ以外にないんですよね。生きているという感覚が不思議なんですよね。思春期の高校生みたいなんですけど、ふと自分ひとりになったとき、いまだにそういう気持ちをぱっと思い出すんですよ。切りがないので、いままではそういうことにあまり向き合わないようにしていたんですけど、あと三年で五十だし、ここのところちょっと。もうそろそろそういうことにも決着をつけなくてはならないなと思って。」国「子供の頃、鏡を見ていたというのも、もしかしたらそういうことなんですか?」前「鏡は、目をじっとみていたら、目の奥に何かが隠れているんじゃないかと。小さいときはウルトラマンが好きだったんですが、凄く共感できたんですよ。ウルトラマンの中にはハヤタ隊員が入っていて、自分の中には何が入っているんだろう?」国「なるほど。すごく深い見かたをしていたんですね、ウルトラマンを。共感を持てるというのがすごいですね。」ファスナー収録【Mr.Children / It's a wonderful world】江「最初に申し上げたように、前田さんは霊媒なんですよ。いろんな人が出たり入ったりするものだから。本当にご自身でも、周囲の人も、 『あ、今日は違う』ということを、とてもたくさん経験されると思うんですよ。『違う人の気持ちになっている』とか『また別の人の人格になっている』とか。好みまで変るようなね。あるときは、物凄く本を読みたくなったり、あるときは、物凄く神社に行きたくなったり。急に城が見たくなったり・・・。」美「急に女っぽくなったりね。」江「本当にいろんな人が出たり入ったりするんです。霊媒なんですよね。」美「霊媒というのは、貸しスタジオなんですよ。スタジオをからっぽにして、貸しているわけですよ。そこへロックミュージシャンが来て、ロックを奏でてみたり、時間が終わるとぱっといなくなっちゃう。次はクラシックの歌手が来て、そこでレコーディングをする。次の日は、演歌歌手が来る。それと同じですよ。だから自分は貸しスタジオのままで、『いったい自分は何なの?』違う人格が出たり入ったり。もともと、丸きり貸しているわけではなくて、貸主はいるわけだから、『どこまでが自分で、どこまでが自分じゃないのか』ということの、相克(相いれない二つのものが、互いに勝とうとして争うこと)が始まるわけですよね。」国「霊媒という言葉が出てきましたけれども、自分の中でその意識はありましたか?」前「長年の付き合いのある、霊の見える人たちに『いつもゾロゾロ、何十人も連れて歩いている』とよく言われます。」国「江原さんにはやはりそういう風に見えているんですか?」少し前から、前田さんの周囲を神妙なお顔でじっとご覧になっていた江原さんは、黙ってうなずかれました。美「でも不思議ね。江原さんと前田さん、全然ご職業は違うけれど、体型が似てるとかそういうことじゃなくて☆、何かね、似てるものがあるのよね。自分でも、そうお思いにならない?」江「思います、思います。」江原さん、ようやく少し笑って声を出されました。江「だけどね、ごめんなさい、今日は難しくて、言っていいことと悪いことがいろいろあるなあと思って。前田さん、どうして今日、ゲストに来られたかって・・・。」美「いえ、今日じゃないと駄目なのよ。」江「そう。そうだし、三島由紀夫さんがお連れになってる。」【天国の子どもたちから】前「三島さんが亡くなったときは、すごく興味があって、自決なさった前後一ヶ月くらいの、当時の雑誌、新聞記事を全部集めたりとか。彼の出版されているもの、されていないものにかかわらず、文字になっているものを買って読んだりとか・・・。」江「実は、三島さん、お姿が前田さんの後ろにありましてね、美輪さんに対して、また私にもちらっとおっしゃるんだけれど。何故前田さんを連れて来られたかって言うとね、『前田さんを、何とか助けてやってくれ』と三島さんがおっしゃるんですよ。最初からずっとそうなんですが、将校さんたちがいっぱいいるんですよ、後ろに。憑依とも言うし、三島さんもかつて、いろいろ関わっていた霊で。実はね・・・いや・・・。」江原さん、じーっと前田さんの足元あたりをご覧になって、しばらく言葉を捜されます。江「・・・前田さんのね、今までのカリスマ性とか、ご活躍、ヒーローになったことは、もちろん、ご自身の力や才能もあるんだけれど、そういう人たちの様々な援護といったこともあって・・・。」前「それはすごく感じました、いろいろな意味で。」また長い長い沈黙。江「・・・単純に一言で申し上げると、『この国の中をいろいろと変えてもらいたい』という意志があるんですよ。特に意識、信念・・・。」また沈黙される江原さんの周囲に、前田さんも目をやります。前「みんなに囲まれて、いま言われている感じですか?」江「そうそう、それもあるし。言っていいことと悪いことがいろいろあると思うんですよ・・・。」美「言っていいのよ。おっしゃった方がいい。」江「前田さんの前世も関わってくることでもあるし。ナショナリズムという点においては、前田さんは前世で経験されたいろいろな国のナショナリズムをお持ちだし。」美「日本だけじゃなくてね。」江「そうです。だからそういった意味で、なぜ前田さんが選ばれているのかっていうね。ごめんなさい、今日はうまく番組の進行に合わせられなくて。」国「はい。」番組早々、前田さんの前世のお話に入ってゆきます。明日に続きます。☆ 番組当日、地元の音楽専門FMを外出時の防犯用につけて帰宅すると、たまたま須藤元気さんがご出演、今後はアーティストとしても活動されていかれると語っていらっしゃいました。以前、番組で様々にスピリチュアルなお言葉を残されていたこともあり、格闘家、特に仮面にご縁が深い方々は、神事として昇華された格闘技、その活動の全てを芸術にされていくのだなと知性をウォームアップしていたところ、前田さんのお話を聞いてさらに得心いたしました。「須藤元気さん・キレイの目的」
September 15, 2006
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同じ姓である堂本剛さんとは、やはり深いご縁があるようです。国「すごく不思議だなと思うんですけれども、相方も堂本じゃないですか?確かその横浜アリーナに、剛も・・・」光「いました。初めて会ったのは、その横浜アリーナのときですよね。ジャニーさんが『もうひとり、堂本というというのがいるんだよ』って言われて、ボックス席に行ってふたりで顔を合わせたのが初めてでしたね」国「これも必然ですか?」江「ジャニーさんが引き合わせたということですけれども縁と縁を結びつける特殊な能力がおありなんですよね」光「僕が思うのは、グループをそれぞれ見ていていくと、例えば『俺、TOKIOじゃないだろう?』」国「色が、空気がね☆」光「長瀬は同世代なんですけど『Kinkiには入れないだろう?』それを、完璧にグループを作られますよね」国「すごい、不思議だよね」江「縁の結び方を間違えると、違いますからね。堂本さん、Kinkiの場合は、前世とは違うんですよ、縁の結びつきは。先祖なんです」国「堂本、という先祖なんですか?」ご先祖さまをずーっと辿ってゆくと、戦のあった時代にお互いに助け合った様子が見えるそう。江「意識しなくても助け合っていることがすごく多いんです。お互い、まるで正反対でしょう?だから持ちつ持たれつになっていますでしょう?自分にないものは相手、相手にないものはこっち。みんな協力し合っているという・・・」光「そうですね。例えば、やはり二人でずっと一緒にいると『こういうところ、面倒くさいわ』ということが、お互いに絶対あると思うんですよ。それが反面教師になるというか、そういった部分で仕事にも繋がってゆくというか・・・」江「不思議だと思いませんか?例えば『面倒くさい』ということがあっても剛さんに対しては、どこか寛大でいられるでしょう?」光「そうですね」美「お互いに複雑なのよね。分り過ぎるぐらい、分かるのね、お互いに。やはり二人組みだから、競争心もあるし、嫉妬心も優越感も出てきたりいろいろあるんだけど、そういうことが、ちょっと時間が経つと全部コントロールできるのね、二人とも」光「そうですね、お互いが出る場所、引く場所、それが話さなくても自然とできてしまうということがありますね」美「以心伝心でね」国「すごいなあ。話さないと、うちらは分からないですね☆」堂本さんのオーラのひとつは紫(情愛)。さらにやや特殊なオーラも持っておられるようです。江「ボーっとする時間が多いんじゃないですか?いろんな物事を考えているうちに結構時間が経っていた、ということがありますでしょう?やはり、魂が動くんですよ、違うところに行ってしまう。違う景色が鮮明に、想像がよりリアルになるときがないですか?例えば、海、ものすごく美しい海の、自分が知っているところとかに入り込んでいってしまうところはないですか?」光「出てきますね」江「というよりも、行く人なんですよ。前にオーラの泉でも離魂病ってよく言ったじゃないですか。幽体離脱したり・・・」以前ご出演になった吉岡美穂さんは、中学生のときご自分が足を運んでいないコンビニで友人によく目撃されていたようでこれは肉体があっても魂が離れる離魂、二重存在とも言うそう。あまりにもこの状態が進んで集中ができなくなったときは寝るときにお腹に手を当てて、意識を集中する訓練、精神統一を覚えるといいようです。どなたも頭の上には、パンタグラフ(集電装置)のようにオーラが出ているのだそうですが堂本さんの頭の上のオーラの柱はとても色合いが強く、シルバーやゴールドのような強い光があるそう。こういった方は瞬時にいろいろなところに行けるようです。美「いいわね、只で旅行ができて☆」江「でもその分、首も疲れるんですよ。だから、ご自身の持つパワーにくたびれてしまうでしょう?自分自身から出るエネルギーの量は多いんだけど身の方がそれに応じていないというか・・・」美「現実の肉体の方がね」堂本さんの前世は、南米かスペインか何処の場所かは判然としないながら横だすきの衣装を羽織った、衆望を集める高貴な家系のご子息とのこと。江「その立場、役割が、自分自身で『まだ足りない、みんなのためにもっとやらなくてはいけない』ずーっと生涯それを思って。割と平和には生きられたんですが、常に『足らないんじゃないか、もっとやらなくてはいけないんじゃないか』という部分があって。だから常に、そんなことはないんだけれども『まだ駄目、まだ駄目』という意識がすごくあって・・・」光「ものすごくありますね。絶対に満足しないです」江「それをプラスに転じれば向上力なんですが、どこか『駄目だ!』って責めてしまうと同じことなのに違いが出てしまうでしょう、向上力と自虐というところとかね。同じことですが、ベクトルを変えて。どうしてそういう考えなのかというと前世の自分の人生についての事柄が、すごく出てしまうんです。『みんながこんなに自分のことを尊重してくれるのに、大事にしてくれるのに。まだ自分はこれぐらいしか貢献できていない』そういう思いが、前世にあったというのが見えるんですね」美「いい意味では、謙虚な方だったのよね。いいじゃない」光「本当に満足しないですね。何に対しても、仕事がもちろん一番そうだと思うんですけれど『もっと何かできるだろう』・・・」美「それはいいことですよ、向上心に繋がるし、うぬぼれないですむから。『これでいい』という風に満足してしまった人は、必ず天狗さんになってしまうんですよ、手が付けられない、周りが迷惑、裸の王様って笑いものになるんですよ。『まだ足りない、まだ足りない』昔、尾上菊五郎(6代目)という人が『まだ足りぬ 踊り踊りて あの世まで』という辞世の句を残しているんですよ。踊りの名手だったわけでしょう?あの当時、フィルムは少なかったんだけれどもそれを観て『俺、こんなに下手だったのかい?』って周りの人に言っていた、だから謙虚でいられるんですよね。それはいいことじゃないですか」光「どんどん追求してゆきたくなるんですね。仕事はもちろん一番ですけれど、趣味の方も、どんどん深いところに入ってゆきたい」美「いいですね、退屈しないですむから☆」お仕事のときは、よく天候が変化されるようです。江「雨が降ってパッと晴れるとか、すごく多くないですか?」光「僕は気にはしていないつもり、『僕のせいじゃない』って言っているんですけど周りからすると『ほら、雨降った』とか、ありますね。天気予報が当たらないことが多いです」江「結果はいい方向に行くんですよ。龍神系、自然霊のエネルギーが強い人は、パッと切り替えが多いんですよ。『雨降った、晴れた』『雷が鳴った、晴れた』☆」光「ドラマとかの撮影をしていても、雨という予報だったけれども、降らなかったとか、その逆もありますし」国「それは自分じゃないと思っていて」光「自分じゃないと思っていたんですけど・・・」国「今日、わかりましたね☆」光「俺なんですね、やっぱり☆」守護してくださる方は、牛若丸のように見目麗しく、横笛を吹いている方。江「ものすごく笛を愛していた人で。やはり光一さんは、もともと音に敏感な人。ささやかな音でも聴き逃さなかったり。その方の影響もあるし、ご自身のもあるし。だから聞こえるもの、耳というものに、すごく過敏なものがありますね」光「ありますね。例えば、曲を作っていって、ミックスをするときとかに『何か、気になる音があるな。気にならない?』周りは『いや、気にならない』ということがよくありますね」江「耳がいいんですね。やはりその方の影響があるからステージをする時に、ものすごく満足がゆく、一番、水を得た魚のようになる場所なんですよね。音の中、音楽の中で自分を統一してゆくと、とても気持ちのよい時間なんですね」光「そうですね。舞台とかでも、もちろん全てが上手くいくわけではないので、そんなときはみんなで集まって『どうしようか』というのをとにかく話し合って改善してゆくことに関しては、怠らないですね」堂本さんはちょうど迷いから抜け出た時期。光「自分自身、考え込み出すと、本当に考え込んじゃって、周りもどうしようもできなくなるような部分があったんですけれど、最近、自分で言うのもなんですけれども、結構フレキシブルになったというか。『じゃあ、それどうしようか』そういう風な自分がいる気がしてはいますね」江「今、過去を振り返って思うことがあるとすれば、意外と、周りの意見って役に立ったでしょう?」光「もちろん、そうですね」美「そしていろんな意味で、自信ができてきたのね。前はあなた(太一くん)もそうだけれど、自信がなくて、自分を疑ってばかりいて『いや、そんなんじゃない』自信がなくて疑心暗鬼だったのね。それが一つ一つのことが『なるほど、できるじゃん。あ、これでいいんだ』と答が出て、確信を持ってきたでしょう?自分に対するちゃんとした自信というものが、できてきたわけですよね」光「そうですね」国「始まる前はスピリチュアルなものは半信半疑という話がありましたけれども、実際に話してみていかがですか?」光「お二人とも、すごいエネルギーを感じたんですよね。それを、いただける感じがしたんです」堂本さん主演ドラマ「スシ王子!」は金曜夜11時15分放送です。【スピリチュアルメッセージ】☆ 自分自身の持つパワーに肉体がついてゆけず、くたびれてしまうことも。今は迷いから抜け出た時期、健康だけは注意を。【オーラの言葉】☆ 自分に満足した人は天狗になる。自分に満足できないから向上心が生まれる。まだ足りぬ 踊り踊りて あの世まで。読んでいただいてありがとうございました。次回のゲストは高見沢俊彦さんです。***これまでの「オーラの泉の日記」リンク、よろしかったらどうぞ。
July 18, 2007
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