親と教師の往来all right日記
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教師を目指している教え子が教員免許を取ると連絡をくれた学校を休みがちだったその子は自分が生徒だった頃の思い出を話して泣いていた頃があるから今があると言い切ったもし今が一番辛いと思っていてもいつか必ず霧は晴れるだから自分の心に嘘をつかずそのままの自分を大切にしてほしい自分を客観的に見られるようになるまでは自分本位でもよい周りにどう思われても気にし過ぎないことそんなことを伝え続けた子だった会いに来てくれて教員はブラックだと分かっているけれどそれでもやってみたいと思ったと教えてくれた教師をやっていると何のためにこんなに大変な思いをしなければならないのだろうと思う理不尽な問題と向き合うことがある我が子の保育園の迎えにも行けないままクラスのトラブル対応に時間を費やすそれでもこうして同業を目指したいと言われると自分が歩む道も悪くないなと思える自分のために使う時間も家族のために使う時間も誰かのために使う時間もどれも大切にできていると思えるバランスは人によって違うから納得解を見つけられるようにここまで調整し続けてきた気付いた時には我が子はもう成人自分が親になりきれていないまま子供たちの方が大人になっていくたくさんの人に我が子を育ててもらえたそのくらいでいいんだなぁという納得解心も身体も頑張れる今がある側から見れば我が子は親にほったらかしにされてかわいそうな子どもだと言う親戚もいたそれが仕事だこの仕事を選んだからには他人の子どもも自分の子どもと同じように愛されるべきだと考えていた誰にどんなことを言われても自分がその状況をどのように捉えているのか次第今は考え方の合わない他人の発言に何の感情も沸かない昔はいちいち反応して主張していた24歳で母親になったので周りは年上のママばかりこんな若い子どもが子どもを育てているという冷たい視線を感じたこともあるし年上の女性ははっきり言ってくることもあった靴下を履きたがらない娘を抱っこ紐で抱えていたら足が冷たくてかわいそうだとか抱っこ紐が息苦しそうだとか自分のやってきた子育てがどれだけ素晴らしいのかは知らないけれど広い心で受け止めてくれたらいいのにせめてほっといてくれたら嫌な気持ちにならないのにと思うようなことが多かっただから私は動き続けたもっと素敵な人との出会いがあると信じて公園へ連れて行き赤ちゃんの駅にも毎日通った児童館にも連れて行きたくさんの人に育ててもらえた教師である前に一人の不完全な人として未熟な親としてできていないことを見るのではなく今何ができるのかを考える
2026.04.23
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