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October 9, 2006
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カテゴリ: 牧歌的地味道神髄
まつえ.jpg


山陰の実力を思い知らされました。松江、ご立派でございまする。

こいずみやくも.jpg




彼が描写した出雲国と日本人が、今ある訳ではないのですがね。

賑やかな都市を避け、辺鄙な居住地を選る、小さくて脆いものに暖かい視点の人。

明治より、自国の美しい文化をあっさりと捨て、諸手を揚げて西欧に迎合して行く日本人は、どの様に写ったのでしょうか。

彼が現代を見なくてよかったと思います。(懸念はされていたようですが、卒倒するな、きっと)

それでも、山陰にはしっとりとした優しい日本の落ち着きのイメージを、私は求めてしまうのです。

岡山県北は骨董屋さんが少ないので、帰りに 米子の骨董屋様 をひやかさせて頂きました。

市には出ず、仕入れは全て地元山陰のうぶ荷出しのみの商品構成だそうで、(にしては、ガレージにこれだけの品揃え!よく動かれているのでしょう)特に古布は充実しているかと思われました。

博物館なんか行くよりもよっぽどタメになります。

何度もあてがわれてパッチワーク状になった江戸期の絣。貴重な津山市の資料も拝見しました。

「観る眼のない人にとっては、只の古いゴミ、を救済している」のだと仰る。誠実な商いされている印象です。

私同様、過去に設計のお仕事をされていたり、体壊したのが今の商売のきっかけだった氏曰く、「逃げ道は有るのか。作っておいた方が良い」よ、と。

「そんなモンあるか、うるあぁっ!埋めちゃる、沈めちゃる」的な、一瞬大人気なく、凶暴且つやさぐれたキモチになってしまいましたが、縦社会の重圧を身を持って体験された氏よりの、やさしいお言葉です。

滅多に得られない、ニンゲンと話す事のできた技術職の休日。

しゅうかくの.jpg


今日の収穫。ナツメは乾いたリンゴの味。





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Last updated  October 9, 2006 10:20:27 PM
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