~ HANANIWA
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植物を通じて 季節を感じ 多くの人とふれあうことが何よりハッピーです
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こちら、モネの庭に咲いていたピンクのポピーです
別名 ひなげし 虞美人草(ぐびじんそう)
とも言われるそうです
英名 ポピー フランス名 コクリコ 日本名 ひなげし
夏目漱石の本の題名にもありますね・・・
当時漱石が本の題名を探していて
たまたま花屋さんで出会った名前でこれはいい名前だと
使ったそうです
虞美人草という名前の由来は
秦の中国統一後に現れる 項羽と劉邦の時代
項羽の寵愛を受けた虞姫(ぐき)という女性が
劉邦との戦に敗れた項羽のため
自ら命を絶ってしまうのですが
その後に赤いひなげしの花が咲いていたことから
このはなを 虞美人草 と呼ぶようになったようです
美人と後に着くのはその当時の女性のランクを表すものだったようですよ
クロードモネの作品にも息子ジャンと妻カミーユがモデルとなっている
「 ジャルダントゥイユのひなげし」 という作品があります
6月7日に訪れたモネの庭には
色とりどりのひなげしの花が絵の具をちりばめられたように
あちこちで咲いていました
サーモンピンクとグリーンの色合いがおしゃれな玄関前
モネが住んで居た頃には
6人の庭師と
3人のメイドさんがいたそうです
メイドさん達は
料理専門 洗濯専門 家事専門
というようにそれぞれに分担して業務をこなしていたそうです
羨ましくて 目まいがしそうですね
玄関前には鮮やかな色合いのゼラニウムが植栽されていました
家の窓を囲むように
ツルバラが誘引されています
前回ご紹介したカカヤンバラも誘引されていたバラのひとつです
ロマンチックな演出ですね
家の中は写真禁止だったのですが
壁にかけられていた浮世絵画が230枚ほど
すごいコレクションでびっくりします
水の庭園でひっそりと咲いていた白のカンパニュラ
背景こそフランスの風景ですが
日本の江戸時代に見られる回遊式庭園の姿が
重なる気もしました
次回はオールドローズで有名なライレローズや
ジェルブロワの様子をご紹介する予定です
今日も素敵な一日をお過ごしくださいね
今日も見に来て下さってどうもありがとうございます
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