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これは、平成の大合併で市になったばかりの小さな町に住むA子さん(36才)の話です。
彼女は、この3月11日(日曜日)に突然おばあちゃんになりました。
彼女の実の娘であるB子さん(17才)が突然出産したのです。
まあ、B子さん本人は知っていたことですが、
同居しているA子さん、A子さんの夫、A子さんの父母の誰一人として、
赤ちゃんが生まれてくる40分前までそのことに全く気づいてなかったそうです。
その40分前というのは、39週で破水してしまったB子さんのパンツが濡れていることに
気がついたA子さんの母(推定60代後半)が「もしかして」と思って聞いてみたら。。。
慌てて病院に駆け込んで、無事出産となったそうです。
B子さんは高校2年生で、普通に通学していたそう。
体型はぽっちゃりはしていたけれど、太ってるってほどでもない。
出産となるまで、産婦人科に一度も検診に行ったことがなく、母子手帳も持っていなかった。
赤ちゃんのお父さんは同級生のA男君(17才)。 (妊娠を出産前に知っていたかどうかは定かではありません。)
B子さんは、この出産で「退学処分」となる予定。
たった数日の間にA子さん一家は天地がひっくり返るような騒ぎになっているようです。
これは、夫がA子さんの実の兄B男さん(44才)から聞いてきた話です。
この話を聞かされた私がまず驚いたのは、「何で同居している人が誰も気づかないの~」でした。
最初はただただ驚きでいっぱいだったのですが、
A子さんの今の心境を考えると、胸が締め付けられる思いです。
まさか、36才でおばあちゃんになるとは思ってなかったでしょうが、
それより 「なぜB子は、これまで打ち明けてくれなかったのか。」
「なぜ、これまで気づいてやれなかったのか。」という思いが巡っているはずです。
17才のB子さんだって、これまで不安でいっぱいの生活をしてきたと思います。
たった一人で、長い妊娠期間を過ごしてきたと思うと、若いってスゴイとしか言えません。
これからのことを考えても、不安なことがいっぱいです。
A男くんとすぐには結婚することも出来ず、学校は退学、近所は好奇の噂でいっぱい。
でも、赤ちゃんを産みたかったのかな?
家族に話すと反対されると思って言えなかったのかな?
昨年放送されたドラマ「14歳の母」のような葛藤と試練がA子さん一家にも起こっているのでしょうか?
思春期を前にした子供を持つ親として、
いのちのこと、からだのこと、こころのことを性教育を含めてどう教えていけば良いか、
しっかり考えておかなければならないと思いました。
ドラマのなかの話でなく、現実に起こっている事実だと心に刻み込んで。
どうあれ、赤ちゃんが元気ですくすくと育っていかれることを祈るばかりです。