歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2008.12.08
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テーマ: 短歌(1746)
カテゴリ: 短歌

  ♪ひっそりと水路に餌をまつ鳥やけふのアオサギきのうのコサギ  



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寒さも厳しくなってきて、鳥たちの姿がやけに目に付くような気がします。
河口に近い小さな水路には、昨日もアオサギが一羽神妙な顔をして水底を覗っていました。
ここはシラサギがよく来るところですが、アオサギを見たのは初めてです。
朝倉駅に近くそばには市役所もあり、そこそこ人通りのある場所です。そういうところに野鳥が飛来するというのは、如何にも田園都市らしいね。

昨年は、この場所で何度かカワセミを見かけましたが、今年はまだ一度も見ていません。
近くのため池では、川鵜が時々もぐっては餌を捕っているのを見かけます。
きのうはパークロード沿いの小さな川に、一羽の鵜が堰になっている場所で魚を狙っていました。
首を奇妙に動かしながら、陸上から魚の姿を覗っている鵜を見たのは初めてです。大きな嘴の先が鉤状に鋭く曲がっていて、なかなか精悍な顔をしています。

鵜といえば、「鵜飼」で使われている鵜たちには、れっきとした年功序列があるんだそうですね。
舟縁にとまる場合、へさきにいるのは最古参の鵜で最後尾にいるのは新米の鵜なのだそうです。うっかり新参者が序列を乱して割り込むと両隣の鵜が怒り、クワックワッと騒がしく鳴いて、翼ではじき出して最後尾に追いやってしまうのだとか。

「鵜飼」は万葉集にすでに登場するので、それ以前から盛んに行われていたらしい。鵜の付く言葉(鵜の目鷹の目、鵜呑みにする、鵜の真似をするカラス、鵜の鳥の尻抜けとか)があるように、人間の生活に深くか関わっていたということから窺えると。司馬遼太郎氏が、人間の序列はこの鵜の序列からあるいは始まったのではないかと、「街道をゆく」の中で半ば冗談と言いつつ「推察」されています。

面白いもんですね。人間界よりも自然界の方が先んじているわけですから、謙虚に先輩の動物たちを見習った方がいいのかも知れませんね。




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最終更新日  2008.12.08 16:52:40
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◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
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