それは、そこに太陽が直接目に見える形で関わっていて、悠久の浪漫を見せてくれるからなのでしょうか。機械的ではなく、自然に時が流れていく・・・。
「時」という概念は地球が太陽の周りを「公転」しながら、しかも「自転」していることから発生したもの。地球の「自転」が人間に「時」を教えてくれている。
今からおよそ3500年~4000年も前から、古代エジプトの人々が「時」を知るための道具として使っていた「日時計」。その後、ギリシャ・ローマ時代を経て、より正確に時刻を読み取ることができるようになった。
実用品として長い間利用されていたが、13世紀に入って機械式の時計が開発されると道具としての日時計の役割は終わり、庭園の装飾や公園・競技場・公共広場の記念碑などとして作られるようになった。
その「日時計」を日本で最初に取り組んだのが、明治31年生まれの「 小原銀之助 」という人。50歳を過ぎてから独学で設計を始め、試行錯誤を重ねながら400基以上の日時計を創りつづけた人だ。
国立科学博物館に設置されたものは、時差わずか4秒で、世界一を誇るという。
小原式精密日時計すべて設置場所の緯度・経度に合わせて設置。地球儀が
取り付けてあるのが一番の特徴なのだとか。
後を継いで「 小原式精密日時計 」を制作しているのが娘の小原輝子さん。「サンダイアリスト」として全国各地や海外に約70基を設置し、現在も活躍中。
水平型日時計
垂直型日時計
円弧型日時計
他に、赤道型日時計(コマ型日時計)や円環型日時計があるらしい。
こんな日時計があるんだねぇ。始めて知った。この方式が日時計の原点らしい。
ノモス『サンダイアル(SUNDIAL)』サンリング ドイツ製日時計15,750円(税込)
Aのつまみを回して、Bの穴をCの月名(Jan~Dec)に合わせ、紐を持った状態でBの穴を太陽に向ける。Bの穴を陽光が通り、リングの内側に小さな点として照射され、その部分が時刻を表すようになっている。
MAY(5月)に合わせて時刻を表示したところ。
指輪型のもの。15世紀の指輪のレプリカ
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」と
タイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
◆ ジョーク、冗談、ユーモアは生活の調味… 2014.10.22
◆ 消えていってこそ虹 2014.10.21 コメント(2)
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