♪ アルパカの冬毛のごとき大根は千六本になりにけるかも
御嶽神社のお供えの御下がりをメンバーで分け合って、持って帰るのが習わしになっている。正月はいつもより多い3本の大根を飾った。その御下がりの1本を持って帰ったが、水分が抜けて萎びてしんなりしていたので、切干大根にすることにした。
カミさんが仕事に出る前に、何故か”縦に四つ割りにして「ささがき」にするといい”と言っていた。輪切りにしてからの千切りは、繊維が短く切れてしまうので食べる時の食感が無くなって美味くないという。で、どうしてささがきなのかを聞き洩らした。それでやってみたが、シャキッとしない大根をうまく「ささがき」なんか出来ない。急遽、千切りに変更だ。しかし、すでに縦四つ割りにしてあるので厄介だ。まあ、なんとかやっつけたけど・・・。
♪ 千切れ雲流るる空へ差し出され縮まってゆく千切り大根
一晩経ってかなり水分が抜けて来た。
「千六本」は、繊蘿蔔(せんろふ)の中国字音の変化したもので、蘿蔔とは大根のことを意味するらしい。「千切り」は「繊切り」とも書き、桂剥きを用いて可能な限り薄く剥いたものを折りたたみ、一辺の幅又は厚みを1mm程度以下に切り揃えたものを特に繊切りと呼ぶらしい。
「千六本」は「千切り」より少し太めに切るという程度の差を待たして使い分けている様だ。
繊維方向に細く切ったものを「縦けん」、繊維方向に対して直角に切ったものを「横けん」と言うらしいので、私は「縦けん」で切ったという事になる。
皮も剥かずに桂剥きもしていない。正しい千切りの方法も取っていない。太さも千切りの2~3倍は有りそうだし、長さもバラバラだ。これを見てカミさんは何と言うかなぁ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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