♪ 暖冬といへど大雪過ぎたるをねこは羽毛の虜囚となりぬ
季節の変わり目の寒さには慣れた飼い猫ピピも、12月ともなればやっぱり寒い。暖かいのが恋しいのは当然だ。
それで、吾が羽毛布団の上が一番暖かい事を知ってしまった以上、寝る時はいつもここに居る事が習慣になりつつある。
私が就寝に着くころには、もう既に先に寝ている事が多く、一人用のベッドの真ん中に寝そべっている。そこへ吾も一緒にと、布団にもぐり込むのだが、真ん中を占領されているのでその横へ足を滑り込ませるしかない。窮屈なことこの上ない。
日中もお気に入りの場所でこんな感じで寝ているわけだが、夜も全くこれと同じ状態なのだ。
2日前、そのピピが、夜中に起きて外へ出たいと鳴きだしたのが2時ごろ。カミさんは熟睡していて、その「出してー」という声が聞こえていない。聞こえてしまった私が布団から身を伸ばして窓を開けてやるしかない。
そうしてやっと寝入って熟睡に入るかなという4時頃、「入れて―」とピピの声。カミさんは相変わらず熟睡していて起きそうにない。ううー、堪らん。
人は、レム睡眠とノンレム睡眠を1.5時間の周期で寝ているが、そのレム睡眠の時に丁度ピピの行動パターンが一致すると堪らない。ノンレム睡眠で熟睡していれば聞こえないピピの鳴き声が、どうしたって聞こえてしまう。それこそ最悪だ。
この日は、その後の5時か5時半頃にカミさんの目覚ましが鳴った。それも間を置いて二度もだ。私を熟睡させないための陰謀としか思えない。そのせいで寝不足もいいところだった。
こんな顔して幸せそうにしているのを見ると癒されるし、ついつい撫で撫でしてご機嫌をとってしまう。で、益々”良い人だにゃー”と思われる。
猫に好かれるのは悪い気はしないが、夜だけは嫌いになって欲しいと思う。妙な格好で寝ているし、寝返りを打つのも大変で、安眠の妨げになることばかり。良い事なんて一つも無いのだから。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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