♪ 贅沢は素敵を唱へノゥブルス・オブリージュこそ救世なるべし
消費税を再来年4月に10%に引き上げる時の軽減税率を巡って、自民・公明両党の幹事長は、焦点となっていた対象品目について、「酒類」「外食」を除いた「生鮮食品」「加工食品」とすることで合意した。
一方で、必要と見込まれる1兆円の財源は、来年度末まで1年余りの時間をかけて検討するという。
たった2%を据え置くだけで一体どれだけの軽減感を感じられるというのだろうか。5,000円買って100円の差だ。エンゲル係数の大きい私のような貧乏人にはそれでも大きい金額だけれど、実際、生活に困っている人の事を考えているとはとても思えない。選挙向けのプロパガンダで、これだけ国民の事を考えていますよというポーズにしか見えない。
この際、 財源がないなら 「贅沢税」 を新たに設けたらどうかと思う 。高級品には高い税率を掛け、お金持ちには是非「ノゥブルス・オブリージュ(Noblesse Oblige 仏)」的な意識を持つように働きかけをして意識改革をしてもらう。そうして、せいぜい優越感を感じて国に貢献して頂こうじゃないですか。
ノゥブルス・オブリージュ(ノブルス・オブリッジ 英)、これは貴族の心構えを言う言葉で、「身分の高い者にはそれ相応の社会的責任と義務があるというもの。最近では、主に富裕層、有名人、権力者が”社会の模範となるように振る舞うべきだ”という社会的責任に関して用いられる。」
日本には元々無い考え方だが、貧富の差が益々大きくなる様な施策ばかりしている国の責任として、富めるものにはそれ相応の対価を払ってもらう義務があるのではないだろうか。
大金持ちに期待される社会的義務が「多額の税金」、次に「募金」である。欧米では特にこの考えが浸透している。
あのビル・ゲイツはがマイクロソフト社の現役時代に10億ドル(日本円で950億円)のマイノリティ向けの奨学基金を作り、その後も「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」が、2000年から貧困層を手助けするためのプロジェクトや研究に対し、280億米ドル(約3.5兆円)以上を寄付引退した後に33億5千万ドル(3250億円)という史上最高の寄付をしている。
そこに世界第の金持ちである有名投資家ウォーレン・バフェットが自分のほぼ全財産を同財団に寄付した。
例えば、年収2千万円以上の人達が普段使っている様な物品に3倍の30%の消費税を掛ける。昔の「物品税」みたいなもので、宝石、毛皮、高級乗用車、高額のゴルフクラブ・時計・住宅・宿泊代・飲食・などなど(貧乏人にはいい例が浮かばない・・・)。
高い方が有り難がる人が実際に居るのだから、成り立つんじゃないだろうか。戦後、「贅沢は敵だ」というのを「贅沢は素敵だ」と言い替えたの人がいたらしいが、そんな上手いキャッチフレーズでも作って、 富裕層に一層優越感に浸ってもらい、財政を支えてもらおうじゃないの 。
メルセデス・ベンツ(Sクラス)2013年型
新車価格帯:1622~2295万円
政府は、高額所得者の負担をある程度増加させるとともに、低所得者から効率良く税金を徴収するために、消費税を増税するというやり方がもっとも効果的だと考える。
昨年度、年収1000万円を超える会社員の給与所得控除を、2017年から縮小し税負担を重くし、2016年から1200万円以上の給与所得者の控除が縮小されることに決まっている。
年収1000万円超の給与所得者の数は全体の4%しかいないが、所得税の税収に占める割合は46%に達するという。全体の4%に過ぎない高額所得者が、所得税の約半分を支払っていることになるらしい。
その為、これ以上高額所得者の増税はしにくいということで、足りない部分は最終的に資産課税(相続税)を大幅に拡大する方向にあるらしい。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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