♪ 8キロのピピの重さの札束をオレオレ詐欺に運びし老婆
また老女がオレオレ詐欺の被害があったらしい。東京都練馬区の無職女性(75)が息子を装った電話を受けて、現金計1億円をだまし取られたというもの。
8日午後6時ごろ、女性宅に同居の息子を名乗って「会社の監査があってお金が2千万円合わない。なんとかして」などと電話があった。翌9日も電話があり、女性は指定通り東京メトロ有楽町線要町駅周辺の路上で、息子の同僚を装った男に現金2千万円入りの袋を渡した。
帰宅後に「あと8千万円貸して」などと電話があり、さらに現金8千万円を同駅近くで同じ男に渡した。同日、息子に確認の電話をして被害に気付いたという。
女性の自宅は数百坪の屋敷に住む資産家で、老後のために蓄えてあったお金を現金を自宅に置いていた。犯人は資産家を狙って犯行に及んだらしい。
オレオレ詐欺がなかなか減らないのは、リスクが少ない上に手に入れる金額が多いためだ。犯行グループが幾つかあり、下調べした上で確実性の高い家を狙ってくる。
今回の場合、自宅に蓄えていた現金は古札ばかりのはずで、新札と違って絶対に足がつかない。
また驚いたのは、最初に2千万円を渡す時点で交わされた何らかの会話で、かなりの現金が自宅にあることを知った犯人が、二度目には更に高額の現金を要求してきたことだ。危険性がない事をも完全に見透かされている。
現金8千万円の重さは8キロほどあるらしい。我が飼い猫ピピとほぼ同じ重さで、老人にとって抱えて歩くのはかなり大変だったはず。古札であればその嵩もかなりのものだろう。息子を助けたい一心で、必死の思いで運んだのだろうか。
資産家という家柄に身を置いて、金銭感覚が多少麻痺していただろうことは想像できる。”犯人が義賊だったらいいのに”と、思ったりするのは貧乏人のひがみか。
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しかしまた、被害にあった高齢者の多くは「私にこんな金はいらないんだ。孫のためになるなら喜んで払ってやる。」という心理が働いているのも確かなようだ。
警察庁によると、昨年の特殊詐欺被害の78・8%(1万540件)が65歳以上の高齢者だった。これを8つの類型別でみると、オレオレ詐欺で被害を受けた高齢者は全体の実に92・1%を占めていた。特殊詐欺被害は今年1~2月で約73億4200万円。過去最悪だった昨年を上回るペースで増えている。
こんな話も。
宇都宮市で、9歳の女児が11月16日午後5時ごろに自宅に戻ったところ、祖母(82)がたんす貯金していた現金を数えていた。不思議に思って尋ねると、「息子(女児の父親)から電話があって、出張先で大事な物を紛失したためお金が必要と言っている」と話した。
女児は「テレビで見たことのあるオレオレ詐欺に似ている」と思い、父親が出張に行くという話も聞いていなかったため、父親の職場に連絡。電話に出た父親が祖母と話をして詐欺だったことが分かったという。
被害にあった側でも悲惨なことが起こっているらしい。詐欺にあった老人が家族から責められて自殺したり、被害の当人になりすまされた本人が自殺し、それを悲観して奥さんが後追い自殺するなど、悲劇の連鎖を引き起こしているという。
貴方は見破れますか? (軽視庁)
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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