♪ 本当の自分を育つ道ありて他人と比べずわが在るがまま
他人(ひと)と比べない事に決めてから、私は生きるのがとても楽になった。十人十色という言葉は知っていても、心の底に落とし込んで確と腑に落ちている人が何人いるだろうか。
「本物の自身と誇りは、他者との比較からは決して育ちません。」とユダヤ人としてベルリンに拠点を置いて活動する指揮者・ピアニストのダニエル・ バレンボエム も言っている。
他人と比べるということは、自分を否定することにつながる。尊敬するとか目標にするというのとは全く次元が違う。
自分を信じることが出来なければ、人は生きて行けない。釈迦は「天上天下唯我独尊」と言った。唯我の「我」は、個人的な私の我ではなく全体的な唯一絶対の我であり、天地・宇宙の拡がりの中で、今ここに自分を確かめるとき、宇宙広しといえどもこの自分は一人しかいない。だから尊い。一人しかいないかけがえのない自分、それゆえ大切に生きていかねばならないという事。
(”唯我独尊”を、”自分だけがすぐれていると自負すること。己惚れること。”と意訳するのは間違い。)自分という存在は、天地・宇宙に唯一であるが故に尊いものであるということ。
そんな自分を他人と比べて、落ち込んだり劣等感を抱くのは勿体ない事です。比べる事を止めてしまえば、自己否定など生まれる根拠もなくなる。自分の思うがままに信じる道を歩んでいくしか、自分を慈しみ育てていく事は出来ないようです。
周りを見渡して、それに合わせることで安心している内に、いつしか自分を無くしてしまう。「他人は他人、自分は自分」だと、ハッキリと自覚を持って生きて行く必要がありそうです。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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