歌 と こころ と 心 の さんぽ

　スカッと晴れた日の夕暮れ、とても美しい空を見届けて、はやる心を引っ提げて電車に乗った。

2016-1-16　16：55朝倉駅

　久しぶりに旧知の友と楽しい酒を飲んだ。
　洒脱でとても上手な墨絵を描く仲間が、ナイトギャラリー人人（じんじん）で作品を展示しているので、それを見がてら酒を酌み交わそうと声が掛かり、一も二も無く参加して大いに喋って、楽しい時間を過ごした。

作品が右上に見える

こんな手描き（全部違う絵）の和紙を張ったお土産も

　ちょっと早めにお開きとなったので、尊敬する先輩（人生の）と店を出、カラオケにでもと誘われたが遅くなりそうだったのでパス。そのまま一緒に地下鉄へ。

　彼がホームで、鼻水が出ると言ってティッシュを探っていたけど、無い。私もそんなもの持つ習慣がない。それを、側を通りかかったご婦人が聞きつけ、自分のティッシュをサッと差し出して行ってしまわれた。ほんのわずかな間の出来事。
　これにはいたく感動した。親切もさることながら、チラッと耳にしたのを間髪を入れずに行動に移せるその潔さ。日本人の最も良いところを如何なく発揮してくれた、そのご婦人に拍手を送りたい。　
　そんなことがあって電車に乗り、乗り換えの栄駅へ。お互いに反対方向なのでそこで別れた。


　そこまでは良かった。問題はその後。
　名鉄の金山駅。ホームへ行くと妙に混んでいる。嫌～な予感が酔った頭に湧き上がる。何のアナウンスもないが、電光掲示板に吾が行くべき常滑方面の電車の表示がない。
　ちっとも駅員の説明がないのに業を煮やし、戻って改札口近くにいた駅員に聞くと、人身事故だという。「もっと小まめにアナウンスしないと、さっぱり分からないじゃないか！」「次々にお客がホーム入って行くのに、何も知らされてない！」「（人身事故は）つい、先日もあったばかりじゃないか！」

　およそ２時間、こっちは酔っているから良い様なものの、”またか”の思いがこみあげて来る。折角の良い気持ちも、どんどん冷めていく。

　名鉄の”人身事故の不通時”に居合わせたのが、これで３度目だ。何でそうなるの（キンちゃん風に）！家に着いた時には、もう既に日付が変わっていた。
　お蔭で今朝は寝坊して、このブログも遅くなってしまった。

◆２００６年５月８日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、２００９年２月中旬より再スタートしました。
◆２０１１年１月２日からは、楽歌「ＴＮＫ３１」と改題してスタートすることにしました。。◆２０１４年１０月２３日から「一日一首」と改題しました。

★ 「ジグソーパズル」 　自作短歌百選（２００６年５月～２００９年２月）

☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集２０１２年１２月発行

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