♪ 二間半の土俵の砂を益荒男が円く掃きたる跡残りたり
知多市の長浦地区に、相撲の片男波部屋の稽古場が出来た。
名古屋場所の時、以前は大府市に宿舎を構えていたが、老朽化という問題があった。慰問活動で老人施設を訪問するうちに知り合った施設の代表が、知多市に宿舎を新築し、昨年からここに宿舎を移して活動している。
10日からの名古屋場所に備えて稽古中らしい。朝7時からと聞いていたので、ラジオ体操を済ませて直ぐに歩いて出掛けた。
7時過ぎの稽古場には見物人は私を入れて三人。小さな部屋なので力士は5人しかいない。なんだかちょっと寂しい。
やる気あんの?と思うくらい、のんびりやっている
稽古のとっかかりは四股を踏むことから始まる様で、各々がマイペースでゆっくりゆっくり四股を踏んでいる。
これはかなりきつそうだ。何度もこれを繰り返す。
それが終わると摺足の稽古だ。中腰になった力士がもう一人に頭を押さえられて、摺足で前へ進む。一周すると反対周りにもう一周。
摺足が終わってテッポウでもやるのかと思ったっら、この格好で休憩。
汗を拭いて、給水のタイム。すぐに次の稽古に移った。
同じ摺足だがスピードが加わった。土俵の端で立ち合いの姿勢から、端まで一気に押し込んでいく。
片道ずつ数を数え、10回連続やって交代。人数が少ないので直ぐに順番が回って来る。押し相撲の基本中の基本だけに、入念に体にたたき込む。
次は腕立て伏せ。10回やって、手を伸ばした姿勢のまま10カウントして交代。
この頃(8時半頃)になると、見物人も徐々に増えて来た。
「片男波部屋」は、元関脇玉乃海が二所ノ関部屋から独立、以来安定して関取を出す中堅部屋として三代続いている。
創立以来、ほぼ100%の力士に「玉」の冠がついている。玉錦、先代玉ノ海と事実上の師から引き継いだ大事な一字。玉の海の四股名は解説者で有名な先代二所ノ関が「乃」、荒法師の片男波が「ノ」、横綱が「の」と区別される。
玉の海、玉乃島はここぞという力士に与えられるよう部屋ゆかりの四股名として今後も温存されるだろうとのこと。
番付
玉鷲関(モンゴル出身)東前頭12枚目 昭和59年11月16日生(32歳)
玉飛鳥(名古屋市出身)東幕下3枚目 昭和58年1月26日(33歳)
玉金剛 東三段目12枚目 平成7年9月19日(20歳)
玉信力 東序二段40枚目 昭和61年3月24日(30歳)
玉乃龍 東序二段100枚目 平成11年5月7日(17歳)
最初の摺足の時に動いただけの関取(玉鷲)が、向こうで柔軟体操を始めた。関取の稽古の時間は若手が終わった後に本格的に始まるのか、ここまでは殆ど何もしていない。
玉飛鳥(手前の力士)は怪我を負っているのか、テーピングやサポーターがなんだか痛々しい。
ようやく、組み合っての相撲形式の稽古に入った。
関取が胸を貸してのぶつかり稽古は、まだ先らしい。二人の関取が参加しないので若手三人での稽古。イマイチ盛り上がりに欠けるのは仕方がないことか。
手前の大きな力士が玉鷲関
この頃になって玉鷲にも動きが出てきて、土俵の脇で四股を踏む仕草が出て来た。徐々に身体を慣らしエンジンを掛ける準備に入っていくのだろう。
師匠の玉春日の姿が無かったが・・・。
筋トレ用品 出番は午後からの稽古になるのか
昔、同じ知多市内(新舞子)に立浪部屋の稽古場があり、中学生の時に朝稽古を見に行ったことがある。泣く泣く稽古をしている若手を竹刀を持った兄弟子がシゴいているのを見て、エライ世界だなあ!と驚いたことを覚えている。
しかし、あの程度の事ならやってもいいんじゃないかという意識はずっとある。
今は、そんなシゴキは許されなくなっているが、今朝の稽古の様子は何だかまだるっこくて、「こんなんでいいんかいな?」という思いが強く残った。
相撲部屋の一日(各部屋によって多少違う)
◆起床時間
◾取的:5:00~ 5:30
◾関取:7:00~ 7:30 番付の低い力士が先に起きる。
◆稽古
◾取的:6:00~ 9:30
◾関取:8:00~ 10:30
◆風呂・食事
◾取的:11:30~ 1:30
◾関取:11:30~ 1:00
◆昼寝 30分程度自由に過ごし、大体の力士が3時~ 3時半くらいまで。
◆自由時間 関取は外出の用事がなければまったくの自由時間。取的は部屋の掃除をしたり、付け人としての仕事をする。清掃番でもちゃんこ番でも付け人の当番でもなければ、自由に過ごせる。外出も自由。
◆夕食 大体、 5時半~ 6時半
◆夕食後 自由な時間で、付け人は付け人としての務めを果たす。部屋によっては門限時間がある。
◆就寝 本場所のある日とない日では生活のスタイルが違う。基本的には、起床が普段より遅くなり、朝稽古も体をならす程度になる。
ご覧の通り、稽古は午前中で終わりなんだねぇ。風呂に入って昼飯食って昼寝して、晩飯喰って後は寝るだけ。どうやら自由時間にどう過ごすかに掛っているようだ。モチベーションが全てということか。何だか無責任すぎやしませんか?
土俵のサイズ 高さが34~ 60センチ、 1辺が6.7メートルの正方形に土を盛り、中に直径4.55メートルの円を小俵で作ることになっています。この直径は俵の内側であり、俵の外側を入れるともっと広くなります。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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