♪ 埒も無く真夜の頭(ず)の中メビウスの輪を巡りたる十九の滾(たぎ)り
メビウスの輪(帯)は言わずもがなですが、或る長さの帯を一捻りして繋げたものです。裏と表が繋がった状態ですね。つまり、帯上には裏も表もない状態。裏であり表でもあるというべきか。裏表が一体となっている状態。表と裏の区別をつけることができないということを「向き付け不可能」と言うらしい(単側性ともいう)。
善人も裏を返せば悪の部分を持っているし、悪人も反対の事が言える。良い面を見せたり悪い面を見せたりで、それがエンドレスに繋がっているというのはメビウスの輪の様なもの。輪廻転生の考え方もメビウスの輪の様なものだと思えば分かり易い。
世の中は全て相対的にできている。AとBそのどちらも表裏一体のもので。Aが無ければBも存在しない必然で成り立っている。Aが主体になるし、Bが主体になりもする。
これをメビウスの輪に例えるのは無理があるとは思う。メビウスの輪のAを裏側から覗いたものがBであって、Aを反転したのがBではないからだ。トポロジーなんて難しい事は分からないが、世の中はメビウスの輪の様なものだと思うと案外気が楽になる。
人の裏と表、善と悪、プラスとマイナス、上と下、天と地、右派と左派、生と死、動物と植物、時間と空間、ミクロとマクロ、神と悪魔などなど、これらは一体のものとして存在し成り立っている。大小や多寡などではないある種の絶対的な分量で均衡を保っている。
我々はこの両側を、時に肉体が或いは精神が往ったり来たりすることで全体のバランスを保とうとして生きている。
2011年、赤外線天文衛星「ハーシェル」が、天の川銀河の中心部に存在するねじれたリング状の不思議な星雲をとらえた。これまでその一部が観測されていたが、今回初めてねじれた形状の全容が明らかになり、新たな謎を生んでいる。
メビウスの輪は、カセットテープ(エンドレステープ)、プリンターのインクリボンなどに使用されていたし、研磨用のベルトや高温の物体の運搬に用いるコンベアのベルト(接触面が2倍になるので消耗しにくくなり長持ちする)にも使われたりしている。
これは360度捩じったものでメビウスの輪ではない
メビウスの輪を縦半分に切るとどうなるかご存知でしょうか?
1/3の幅の部分を切るとどうなるか?
また、メビウスの輪をもう一回余分に捻って(360度)繋げたものを同じように縦半分に分割するとどうなるか? 740度ではどうか?
ネットにはたくさんの情報が載っていますが、私はふと思って試しに切ってみた事があり、その不思議さに感動したことを覚えています。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
■ いい天気だが・・・政治は・・ 2017.10.08
■ 安楽死という選択肢 2017.10.06
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