歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2020.05.03
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カテゴリ: 心 想い

♪ 田園に出合う人らの顔顔に張り付く白布無粋でならぬ



 強制しなくとも同調して均質を保とうとする日本人。優れた資質と思う人が多いからこそそれを疑わずに実行していけるのでしょう。お上が自粛と言えば従うのが当たり前で、従わないものに対して個人的な正義感から圧力をかけても構わないと思う。
 個々が集まって自警団まで出来て、排除する機運がどんどん高まっていく。これをファシズムだと警告する意見があるが黙殺されてしまうばかり。

 これは異常なことだと思うのは少数の異端的意見だが、それを思う事すら自制させる暗黙の強い力が働いている。「正義=同調」「批判=悪」であり、民主主義は少数(マイノリティ)を無視しても構わないと勘違いしている人も多い。自覚していなところが最も怖い。 




 私はその異端の側に属するいわば変人かも知れない。「みんなと同じ」というのが大嫌いで、烏合の衆を嫌うし何かに属するというのがとても苦手だ。
 ここにある「 個が強烈に個でいられる。マノリティに約束された境地です 」という意味がとても良く分かる。
 「 差別されない側に回ろうという焦りが、知らぬ間に自分の首を絞めていた 」マイノリティこそ自由だということは、異邦人でなくとも、日本の中に住んでいてさえ感じることです。
 ナチュラルでニュートラルというのが私の理想なのですが・・。





 欧米のように異文化・異人種がない交ぜになっている国々では、多種多様な価値観と意見があり、それを個人として主張することが当然の権利として生活に根付いている。
 排他的自国主義が台頭してきていることがナチスの台頭と重なってくるが、異質を排除して均質を良しとする日本は、元々がそういう気質を持った民族だということを自覚する必要がある。

 田園風景の中を歩いているのに、全員がマスクをしている。自分の感情や意見を隠し、周りを気遣って同調している振りをする。出る釘になって叩かれたくないという意識は、まるでヒットラーを恐れるユダヤ人そのものだ。






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最終更新日  2020.05.03 08:09:42
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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sunkyu @ Re[1]:★☆ 新聞の凋落(11/25) 七詩さんへ コメントありがとうございます…

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