歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2024.02.19
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カテゴリ: 気になったこと

♪ あかときに目覚めて暗き春隣総理夜ごとに夢の夢見る


 連日ぐずついた天気が続く。前半は春本番ですが、後半は真冬の寒さに逆戻り。本州付近に前線が停滞するため季節外れの長雨となり、20日(火)~22日(木)頃は、西日本や東日本では大雨の恐れがある



 札幌なんか16~17度の温度差となる。日本の年間温度差は10度くらいが普通だが、2月にこんなアップダウンが激しいなんて、かつて経験の無いこと。自然界からのしっぺ返しに翻弄されているという感じ。


 その点、岸田内閣は安定していて、去年の5月から支持率がゆっくり下降していて、その姿勢を守り続けている。何をやってもブレずに下がり続けているのも、これまた珍しいこと。国民からは × の烙印を押されて、完全に否定されているにも拘らず、板に付いたポーカフェースで、日本の最高権力者の地位を堅持するために一所懸命のようです。

「─ NHK 世論調査 ─」

2024年2月(2月13日更新) 拡大します

NHK  2月10日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査。

 支持する理由では「他の内閣より良さそうだから」が51%に及び、支持しない理由では45%が「政策に期待が持てないから」としている。野党がからっきしで期待を持てないのが情けない。
(「自民党」が30.5%、「立憲民主党」が6.7%、「日本維新の会」が3.1%、「公明党」が3.2%、「共産党」が2.1%、「国民民主党」が1.3%、「れいわ新選組」が1.1%、「社民党」が0.2%、「参政党」が0.7%、「みんなでつくる党」が0.1%、「特に支持している政党はない」が44.0%。)

 日本の国民総生産(GNP)は、高度経済成長期の1968年に旧西ドイツを抜き、長い間、米国に次ぐ2位だった。リーマン・ショック後の2010年には中国に抜かれて3位となり、この数年は550兆円台で推移していた。
 GDPは労働人口の数に左右されるが、人口規模で3分の2のドイツに抜かれたことになる。

国際通貨基金(IMF)は、名目GDPの順位の入れ替わりは、為替レートの変動が主な要因で、物価水準を考慮すれば日本のほうが経済規模は大きいとの見方。
名目GDP =国内で一定期間に生産されたモノやサービスの付加価値の合計。実際に取引されている価格に基づいて推計されるのが名目で、生活の実感に近い。ある年の価格水準を基準として物価変動の影響を除いたものが実質となる。各国比較では名目の実額が使われ、実質の変動率で景気の動きをみる。

 要するに日本は経済規模が大きいのに給与水準が低く、円安のために購買力が低下して貧乏な国になっているということ。貿易収支も赤字で物価も高い。

 この辺りのことをYouTube「MONEY SKILL SET EXTRA」という番組で、国山ハセンがその道のプロを招いて詳しい解説をしてもらっている。

「MONEY SKILL SET EXTRA

【1ドル360円時代より円安の理由】No.1為替ストラテジストが歴史的円安のカラクリを完全解剖/ドルが強い?円が弱い?(クリックでYouTubeへ)

 図を使っての丁寧な解説は、とても分かりやすい。詳しくは是非、この番組を観てほしい。


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 日本はトルコにとても良く似ているという。このまま行くと、日本はトルコが直面している様に、「経常赤字や通貨安が慢性化しつつある状況で、懸念すべきリスク・シナリオは、外貨繰りが困難になり対外債務返済に支障をきたしてデフォルト状態に陥ること」が懸念されるのではないか、と思われる。

 「 トルコ経済 の現状と今後の注目点 」~ 異例の金融緩和のもとで景気は拡大、しかし、副作用も顕在化 ~にMUFGが詳しく書いている。
 われわれ個人に何ができるのか、どう防衛していけばいいのか。一方的で一面的な政治の世界や、民放のご都合主義的な番組に騙されないように、しっかりと目を見開いて確かな情報を得る努力が必要のようだ。





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最終更新日  2024.02.20 10:06:50
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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