歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2024.06.09
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カテゴリ: 観察

♪ 六月の巣箱にかよう四十雀しずかにねむりおる五つの卵


 集団で情報収集していたらしい異常なアクセスは、きのうで一応終息したようだ。一体何なのか分からないまま。





 先日、本格的に日差しが強くなってきたので、セットしてある葭簀を二重にしてやった。今年は昨年より暑いことが予想されている。クーラーの効き目も悪いし、とてもじゃないがもたない。一重では強烈な午後の陽射しを緩和することができない。昨年は一部だけだったが、今年は4枚の戸すべてを二重にした。


とにかく西日が強烈で、ソファーに座っていても頭が暑くなってくる。
 部屋は暗くなるが、風はそこそこ入る。今はまだ下半分を巻き上げてあるが、6月も後半ともなれば全部下ろすことになるだろう。


今はまだだが、網戸にすると外から丸見えになる。
 向って左二つは2連の巻き上げ器を買ってセットした。右の一つは、手持ちの単体のものを2つ付けてある。

 今降っている雨は明日の朝までで、その後は朝夕の湿度も上がってくる。気温も真夏日が多くなってくるようだ。

知多市の10日間の天気(tenki.jp)

これを見ると梅雨入りはまだ先のようにも思えるが・・。

 四国は今日(9日)梅雨入りしたらしい。次に広く雨が降るのは、15日(土)~16日(日)にかけてで、九州北部~関東甲信などのまだ梅雨入りしていない地域で、梅雨入りのタイミングとなりそうだとか。北陸や東北は20日前後。



 四十雀(シジュウカラ)がまだやって来ていて、北側の巣箱にも出入りしている。東側の巣箱に来るのとは違う番(つがい)なのかもしれない。
 オスが電線の上でしきりに鳴いている。観察していると巣箱からすっとメスが飛び出してきて、一緒になってさーっと飛び去って行く。躊躇なく遠くの方に飛んでいくのを見て、呆気に取られている。


3月27日

 子育てをしているのではないと思うのは、餌を咥えているのを一度も見たことがないからだ。巣箱を覗いてみると分かると思い、居ないのを見計らって横の板を開けてみた。


6月9日(東側の巣箱)

 卵があった。触った感じでは4つぐらいかあるいはもっとかもしれない。ふわふわの犬の毛に埋もれていてよく分からなかった。通常は4から12(8から10が普通)の腹卵数だそうなので、もっと有ったかもしれない。そうか、抱卵中なのか。うまく孵化すると良いんだが。しかし、いつ産卵したものだろうか?

 こちらは北側の巣箱。知らないうちに営巣していたらしい。二組の番がいるらしいことは何となく気付いていたが、すぐ横の壁の向こう側なので目に入らない。それで、出入りするところは一度も見ていなかった。


6月9日(北側の巣箱)

 こちらは巣そのものも不完全な感じだし、卵は1つしかなかった。以前は立派な巣を作って、雛もぶじに孵って巣立ちしていったが、その頃から比べると環境があまりにも悪くなってしまった。
 四十雀(留鳥)の増減は、都市の生態系がバランス良く機能しているかどうかのバロメーターになるといわれているらしく、この周辺はギリギリのところに追い込まれているのだろう。

 4月中旬ごろに産卵するはずが、ずいぶん遅い。そして、ずっと抱卵していなければいけないのに2羽ともどこかへ行ってしまっている。これでは孵化させることはできないだろう。もう死んでしまっているのかも知れない。それでも気になって、時々見に来ているということなのだろうか。

シジュウカラの繁殖期の生態

平成15年度に実施された「シジュウカラの繁殖期の生態」の調査(万博公園)

 抱卵から13日から14日で孵化がはじまり、数時間から1~2日で全て孵化するという。そして、孵化後18日から20日で巣立ちし、孵化後も2週間から1ヶ月は親鳥と共に生活するという。

 もう少し様子を見ることにしよう。今までにない行動で、新発見なんてことになるかも知れない。





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最終更新日  2024.06.09 15:15:09
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
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◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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