歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2024.07.24
XML
カテゴリ: 素晴らしいこと

♪ 自制的謙虚誠実非常識砂丘にきらりと光を放つ


 栗山英樹の「信じ切る力」を読んでいたら、「ぼくの自学ノート」で有名になった梅田明日佳くんのことが頭に浮かんだ。彼は、2019年11月30日(土)のNスペでやっていたのを偶然見てその存在を知った。

 福岡伸一・動的平衡「少年のノート 私の言葉」とリンクしている事を知ったのだった(そのことは 12月3日のブログ に書いている)。関心があるからこそそれに気づくことができたわけで、そういうことに出会うと嬉しくなる。

 その動的平衡「少年のノート 私の言葉」に紹介されている一節は、福岡伸一著「ルリボシカミキリの青」の中の一節であること。


お母さんが明日佳くんが好きな文章だというので、毛筆でしたためて壁に貼ってある。
「大切なのは、何かひとつ好きなことがあること、そしてその好きなことがずっと好きであり続けられることの旅程が、驚くほど豊かで、君を一瞬たりともあきさせることがないということ。そしてそれは静かに君を励ましつづける。最後の最後まで励ましつづける。」

 好きなことを持つこと。持とうと努力するというより、好きになってしまったことを手放さないということ。それがあれば苦難の時もそれが支えになってくれる。
 気になる言葉が有ったらノートに書いておく。明日佳くんの場合は、ノートが作品として作られているので、その前段階にメモることになるのだろう。

 私も、白い本を手にいれた時に好きな言葉をメモするものに使っていた。ランダムにその時の気分でタテ書きだったりヨコ書きだったり、ペンもいろいろ。その時の気分と状況次第で美しく書こうとかの気持ちはなかった。


 備忘録なので、そこを開いた時にパッと目に入るようにした方が良いかな、とは考えていた気がする。20代の時から始めていて、今見ても気づかされることがあって時が経っても色褪せない。


 ノートに移した後は捨ててしまうことも多いが、取っておくこともあるという。
 その感覚はよく分かる。その時の状況がその一枚の紙に浸み込んでいて、手放すことができないということもある得ること。

 私が白紙のノートを作るようになったのも、自分が感じているその面白さや意義を皆さんに知ってほしかったためだ。
 栗山氏の「信じ切る力」に出てくる先人たち、栗山氏が師と仰ぐ人たち、福岡伸一氏にしても梅田明日佳くんにしても、探求心と好奇心などに一定の共通点がある。そしてそれが持続できるということ。好きのことをやり続けることの意味を教えてくれる存在でもある。


和2年7月出版 (彼は現在、北九州市立大学文学部3年生)

 そして、行動パターンにも共通点が多く納得することばかり。自分のしていることが正しいことだったのだと、改めて再認識しているところ。
 栗山氏の本の内容については、日を改めて・・・。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.07.24 10:32:56
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

sunkyu

sunkyu

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

「アーカイブ」
◎ Ⅰ  短歌
◎ Ⅱ  知っていて損はない話  健康と生活編
◎ Ⅲ 興味深いこと
◎ Ⅳ 興味深いこと パート2
◎ Ⅴ  自然界 地球 異常気象など

コメント新着

やすじ2004 @ Re:☆☆ 都市も生きもの(12/01) こんにちは!! 暖かく爽やかな日が続き、…

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: