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♪ 公園に子どもの声のなき日々に野鳥の声さえ聞けぬさびしさ 先日行ったイタリアンの店は古い日本家屋を改装した、ちょっと変わった今風の店。入り口からして和そのもの。 そこそこ立派なお庭があって、夜はライトを灯して雰囲気を出しているらしい。敷地内には華翠とかいうジュエリーの店とか学習塾かなんかも併設しているようだが、そんな余分なものはない方が良い。 和風の部屋にじゅうたんを敷きつめ、靴のまま上がれるようになっている。明治の初めに西洋かぶれした政府の面々が、会合などをしている場面を想像する。トイレに立ったついでに廊下を歩いてみた。 天井の設えが我が家のものによく似ている。天井はいわゆる「踏み天井」で太い梁がむき出しになっている。スタッフに聞いてみた。「この天井は我が家のものとよく似ているのですが、昭和初期の建物ですか?」「踏み天井になっているようですが」「そうです、その通りです。この場所は天井を上げてあります」「そうか、やっぱりね」現代のもの(国産材の家づくりより) 1階の天井と2階の床を兼ねている「踏み天井」は、天井がシンプルになり建物の高さを低くすることが出来る。最近はこの「踏み天井」の家を希望する人が増えてきているとか。2階の音が下に漏れるので嫌われてきたが、例えば子供の声が聞こえたりする方が自然だし安全だという考えに変わってきている。 新しい建築基準が、気密性や省エネなどを優先する本来の人間の持つ感受性とか感性を蔑ろにしてしまっている。 風の音や雨音、外を通る人の気配、雪の積もった日の静寂、野鳥のさえずり、汽笛の音、さまざまな情緒的な音をすべて遮断した生活なんて牢獄と同じじゃないか。工夫と耐えることがセットになってようやく手に入れられるものだけに、生まれた時から防音と気密性の完備した家に育てばそんな情感を味わうことも、その意味も分からない。 ぎすぎすした疑似的なものに囲まれ、本当のものを知らない無気質な生活が豊かな人間性をはぐくめるはずがない。 8畳が4部屋、いわゆる「田の字」になっていて、今回はその2部屋を使っての正月恒例の食事会。床の間とその横には(多分元は押し入れだったのだろう)1間の空間に豪華な生け花が飾られている。 見取り図を見ると、個室が2部屋、カウンターまである。右半分が大きく改造され洋風になっている。天井を上げ、高くすることで部屋を広く見せている。 今回で3度目になるが、諸物価値上がりのためかかなり値段が上がっている。ランチメニューは3,850円と5,500円があり、大人は5,500円のもの、子供はその半分のものがあったのでそれにした。たっぷり時間をかけて出て来るので小さい子供は間が持たない。それでもみんな大人しく、楽しく食べていた。 どこぞの一族は、めいめいが今年の目標とか抱負を発表したりするのでしょうが、そんな堅苦しいことは一切無しの2時間半ほどの美味しいイタリアンを楽しんだ。今回は量がちょっと物足りなかった。以前は夜だったせいか、十分に満腹した記憶があるのだが・・。 今年も元気に頑張りましょう!
2023.01.07
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♪ レンブラント光線の射すグランドに少年ポンとグラブを叩く 本年もどうぞよろしくお願いします。 孫が少年野球チームに入って楽しんでいます。 3月のWBCには大谷翔平も参加するし、日本の実力は格段に上がっています。アメリカも本気を出して強力な選手を揃えてくるようなので、とても楽しみですね。
2023.01.01
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♪ 題詠を墨にしたため三文字の宛名を書きて宮家をおもう 新春恒例の「歌会始」が1月18日、皇居で行われました。ことしの「歌会始」のお題は「窓」で、全国と海外から合わせて1万3830首の短歌が寄せられた。その中から10首が選ばれ披露されました。遅まきながら、皇族の詠まれた歌と入選歌を載せておくことにします。天皇陛下 世界との往き来難(がた)かる世はつづき窓開く日を偏(ひとへ)に願ふ皇后雅子さま 新しき住まひとなれる吹上の窓から望む大樹のみどり秋篠宮さま 窓越しに子ら駆け回る姿を見心和みてくるを確かむ天皇、皇后両陛下の長女愛子さま 英国の学び舎に立つ時迎へ開かれそむる世界への窓秋篠宮家の次女佳子さま 窓開くれば金木犀の風が入り甘き香りに心がはづむ常陸宮妃華子さま 幼子は新幹線の窓に立ち振りむきもせず川ながめゐる寛仁親王妃信子さま 成人を姫宮むかへ通学にかよふ車窓の姿まぶしむ三笠宮家の彬子さま 蛍光灯映る窓辺に思ひだす大正帝の螢雪の苦を高円宮妃久子さま 車窓より眺むる能登の広き海よせくる波は雪降らしめつ高円宮家の長女承子さま コロナ禍に換気もとめて閉ぢぬ窓エアコン眺めてしばし案ずる 入選者(年齢順)敬称略 富山県 西村忠(85) 剱岳三ノ窓より朝日さし富山平野に田植はじまる 福岡県 高木典子(84) 海を見るうしろ姿の絵のありて時をり共にその窓に立つ 福岡県 田久保節子(81) 柿わかばきらめくまひる窓あけて天道虫を風に乗せやる 香川県 藤井哲夫(78) 出来た子もそれなりの子も働いて働きぬいて今日同窓会 東京都 三浦宗美(68) 夫逝きて十年(ととせ)を過ぎし今もまだ窓のそとには灰皿のある 青森県 高橋圭子(60) 斜陽館に少しゆがんだ窓ガラス津島修治も見てゐたはずの 東京都 川坂浩代(55) パソコンの小さき窓にそれぞれの日常ありて会は始まる 茨城県 芳山三喜雄(49) ベランダに鯉幟ゆれる窓を指し君は津波の高さ教へる 東京都 伊藤奈々(41) 窓を拭く人現れてこの場所がほぼ空だつたことに気が付く 新潟県 難波來士(16) 窓の外見たつて答へはわからない少し心が自由になれる召人 敬称略 菅野昭正 きはやかに窓に映えたる夕虹は明日の命の先触れならむ選者 敬称略 篠弘 一本のザイルたぐりて窓を拭く岩場をこなす若者の腕 三枝昂之 夕映えの町が暮らしの町となり窓にひと日の灯が点りゆく 永田和宏 閉ざすとき窓に光の残りゐて呼べど応へぬ人ありわれに 今野寿美 廃校の窓の下にもこの春の花あり土地の人が植ゑにき 内藤明 まづ窓の位置を決めたり夏の夜に父と作りし模型の小部屋10人の入選者のうち9人が儀式に参加 今回も応募しましたが、やはり入選は難しいですね。1万3830分の10ですから1380倍の競争率ですし、全体のバランスに則って選ばれているようですから・・。 後日、いつものように考察してみたいと思います。 来年の歌会始のお題は「友」で、「友」の文字が詠み込まれていればよく、「友人」や「友好」のような熟語にしてもかまいません。作品は、18日から9月30日まで受け付けられます。
2022.01.23
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♪ 逃げ水を追いかけている長命の去るまでの間や日々に疎しを 今年はいつになく新鮮な気分で新年を迎えることが出来て、良い感じで1年の計画を立てたりしている。あれやこれやと欲張ってもどうかと思うし、かといってあまり緩いものでは面白くない。今まで思いながらも出来ずに過ごしてきたものの中から、いくつかピックアップしている。それだけでもけっこうやりがいのあるものばかりだし、それにプラスして全く初めてのことを始めようと思っている。 総理の所信表明大風呂敷みたいに “結局何もできなかった” みたいになってしまうのも嫌なので、公言するのは止めてここには書かない。 いつもの手製の「2年日記」の他に1ページを4等分する罫線を引いたノートを、今後の予定や計画を書いておく専用にすることにした。これでやり残したことが明白にわかる。今の気分は前向きで、調子のいいことを言っていても、こんなことを書いていたことが不思議と思う時が来るかもしれない。 あと何年生きるか知らないが、晩年になってやることが無くてボーっとして過ごすのなんて嫌だし、ボケ防止のためにも悪い事じゃないだろう。 家の周りの環境が激変して、ようやく然るべき状況が整いつつある。新築の家が2軒、新年度から新しい住人が暮らすようになると、いよいよここの新しい生活がスタートする。そんなことも気分が新鮮になっている要因かも知れない。 自分が引っ越したわけでもないのに、エクステリアだけでなくインテリアも変えたくなっていて落ち着かない。老体になって動けなくなる前に不要なものを順次片づけていって、階下で寝起きするように改変する必要も感じている。 ポケットにすっぽり嵌ったような暖かい日が過ぎて、また平年よりも寒い日が続くらしい。緊張感のある生活をしていれば、こんな変化もどうってことない。オミクロン株が主流のコロナ感染第六波がやって来ている。風と見紛うような症状らしく、パンデミックは避けられないかもしれないが、正しく心配して普通に生活していればいいだけのこと。 それにしても、今年は特別な年になりそうな予感がする。様々な面で今までとは違う何かが待ち受けている。
2022.01.11
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♪ 雲の間に陽の光射しそこだけが平和の夢を観ている 刹那 昨年の暮れには正月が来るという実感がなかったけれど、年が明けてそれなりの行事をこなしているうちに確かに新年を迎えたという実感はあった。 元旦は小次郎の散歩のために常滑に行き、ついでに近くの神社にお参りしてきた。この日の小次郎は前日とは違って物静かだった。 庭をぐるぐる走り回ることもなく、散歩もゆっくりと歩くばかりで、走って引っ張りまわされることもなく、別れる時も吠えなかった。 2日は恒例の手巻き寿司の新年会。家族だけでたのしくもゆっくりと新年を味わった。孫は、高山で従兄弟たちと麻雀をやったらしく、この日もほぼ恒例になっているのでさっそく始まった。 大好きな次男とコンビを組み、3回連続で上がったりして大喜び。小1から麻雀覚えてどうするよ。トランプで負けると泣いて困らせた負けず嫌いが、一人でやるようになってトランプよりも時間のかかる麻雀で駄々を捏ねられたらたまらない。最終的にトップだったもんだから味を占めたかもしれない。それでなおさら先が思いやられる。まあ分別もついてきているので大丈夫かな。そういえば次男は、「五黄の寅」の歳男だ。 昨日は、こちらも恒例の(子供が多いので)昼食での食事会にセントレアまでウナギを食べに行ってきた。正月にやっている大人数で入れる店は少なく、わざわざセントレアに行く羽目になった。私は白長焼きを所望。真昼間から酒を飲むのは気が引けるので、おとなしく白いご飯で頂いた。ボーイング787初号機実機の展示の「FLIGHT PARK」は規模が縮小されて子供の遊び場に様変わりしている。しばらく遊ばせ、コックピットを覗いただけで帰ってきた。 あとは読書三昧となる。今読んでいるのが中山七里の「おやすみラフマニノフ」。クラシック音楽好きにはどうなんだろう? 曲の演奏される内容が、ありったけの言葉で大げさに、これでもかという感じで表現される。先だって読んだばかりのパガニーニの話も当然出てくる。曲も人物も徹底的に調べ上げているが、本職はサラリーマンらしい。「さようならドビッシー」でデビューしているので、そのシリーズになっているらしい。 本のタイトルになっているラフマニノフ〔ピアノ協奏曲第二番〕はじっくり聞いたことがなかったので、YouTubeで流しながら読んだりしている。聴きごたえがある、とてもいい曲だ。時々聴き入って本が進まない。 そして、まだ手つかずのままが2冊ある。急がないと・・ 今年から、良質のたんぱく質を摂るように心がけ、朝食に卵を添えることになった。血液検査のアルブミンの値が低くて栄養が足りない傾向があるなんていうのが出ていたこともあって、卵ぐらい毎朝食べようってことに。 さーて、いつまで続くかしらん。
2022.01.04
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♪ 梅はもう赤い莟をふくらませ魁(さきがけ)となるときを待ちおり これまでの日本の民主主義は「最低限度(健康で文化的な)の生活」に必要な「安全」「飽食」「自由」を曲がりなりにも供してきた。しかし、格差社会や長引くコロナ禍はそれらの一つ一つを脅かして、もはや形骸化して意味をなさなくなっている。 今後、社会は自由が二の次になっていく。自由こそが民主主義の基盤であるとすると、二の次になれば民主主義を選ぶ必要がなくなる。そうなると、政治的自由を犠牲にする代わりに経済と治安を重視する中国のような、権威主義国家が身近に感じられるようになる。 早晩、自由主義と社会主義を併せ持った中国がうらやましいと思う若者が現れて、それも仕方のない事だと思うようになっていく気がしてならない。 民主主義以降、人々を律するものは人々の心の中に移って、自分で自分を利するうようになってきている。自己責任という、政治の責任逃れから波及した言葉が独り歩きして、他人にまでそれを強要するようになっている。それを国やってくれれば誰も文句は言えないし、それで生活が安定して安心して暮らせるならそれに越したことはないというわけだ。 私が、「日本は将来、中国の衛星国になる」という未来予測を描いたりするのは、それだけ日本が弱体化して疲弊しきっているからだ。様々な企業の不祥事や犯罪めいた不正があまりにも多く、ガバナンスそのものが働かない三流国。統治ができないでいる事が情けない。日本の経常収支の推移世界経済のネタ帳より(以下同じ) 不況下の物価上昇、赤字国債乱発・低金利下での円安、自給力の低さ、売るべきものが減って貿易収支が悪化する輸入国、目先のことに終始する政治、トップに立つ人の質の低下。 なんだかんだ言っても、アメリカが嘗てのアメリカで無くなり、中国がその基盤をますます強靭堅固に拡大していくい。もはや中国に歯止めをかけることは、EUと米国がが束になっても無理でしょう。譲歩を見せながら、したたかに中国こそが民主主義の鏡であると主張して譲らず、着々と足固めしていく。旧弊を改めることなく自己保身の蔓延する日本が、中国にものが言える状況にはない。 コロナ禍がそれに拍車をかけて、白地図が赤く染まっていく。「中国とアメリカという磁石に両方から引っ張られて、ブルブルと震えている鉄くずのような日本」の姿が脳裏に浮かんで離れない。初夢ならまさに悪夢ということになる。5年先の予測数値ははIMFによる2021年10月時点の推計希望的観測にしか見えないと思いたくなるのが情けない。 年初から不吉なことばかり書き、中国の肩を持つような文面で「お前は売国奴か」って言われそうですが、決してそういうものじゃありません。 グーグルアースの目で地球を眺めると、国境もなくただ一つの青い美しい丸い星が浮かんでいるだけだ。降下などせずに、ずっと上から眺めていたていたいと思う。野蛮で勇敢で欲深く、頭が良くて前向きで愛を持つ人間が、弱さを隠して生きている。 そんな人間の一人である自分が、2022に年をどう生きるのかを思う。池内紀(おさむ)氏(兵庫出身のドイツ文学者です。大学教授を55歳で退官した後、ドイツ文学の翻訳やエッセイの執筆をおこない、2019年8月30日78歳で逝去された。生前、「風のようにいなくなりたい」と語った)は、1日の計画、1週間の計画、1か月の計画、1年の計画を立てていたそうです。 計画を立てれば見えてくるものがある。年を取ると1年が早く感じるのは、1日の密度が低くなって充実感のないままに過ぎるために短く感じるのだという。子供は、1日のほとんどが初めての連続で、充実しているのでとても長く感じるのと真逆なのだと。 充実した1年を送るためには予定を作ること。だらだらと無為に過ごさないのがコツというわけだ。予定通りにいかなくても気にすることはない。それも人生、頑張ってみようかな。
2022.01.03
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♪ 葉を落とし夏の猛暑を耐え抜いていま紅に燃える姫沙羅‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ アメリカで新型コロナの感染者数が(日本時間の2日午前3時現在)、2000万7000人余りとなり、亡くなった人はこの3日間で合わせて1万人を超えるなど、感染拡大の状況は去年3月以降、最悪の水準となっているらしい。 クリスマスから年末年始にかけての休みに大勢の人が移動したことから、今後、感染がさらに拡大することも懸念されている。紅葉した姫沙羅 この夏の猛暑で完全に葉を落としてしまったものの、何とか持ちこたえて新しい芽を出し、冬になって真っ赤に紅葉した姫沙羅の木。葉を落とすことで消耗を抑え、ジッと耐えて猛暑をやり過ごし見事に蘇生した。 このコロナ禍にあって、その凛とした姿を眺めていると頑張って乗り切ろうという希望が湧いてくる。 千葉大学の医師などで作るベンチャー企業「Smart119」(急性期医療の現場に新たなテクノロジーを導入し、柔軟かつ独創的な発想で多くの救急患者さんを救いたいという思いから設立された)が、様々な対処法を漫画で分かりやすく説明しています。●自殺を考えているひとがいたときの5ステップ●"コロナうつ"かも? と思ったら●コロナ禍の妊娠〜 知っておきたい9のこと〜●ペットとコロナウイルス 〜ペットの飼い主はどう予防・対策すればよいか〜●救急・集中治療医が教える正しい「新型コロナ禍の熱中症予防」●看護師が教える正しい「アルコール消毒のタイミング」●新型コロナウイルスとインフルエンザとの違い●看護師が教える正しい「手袋の使い方」●救急・集中治療医が教える正しい「最新版コロナウイルスの症状」●マスクのつけ方・外し方(サージカルマスク編)★ わが家は神様にお願いなどしないけれど、幸いにもみんな元気で穏やかな正月を迎えることが出来た。2日は恒例の手巻き寿司。いいネタを揃えてもらって美味いウマイの声をあげ、旨い日本酒を飲んで大満足。 孫はパパの描いた鬼滅の刃(炭次郎と禰豆子)のカイトを揚げたり、ピアノのおさらいをやったりトランプゲームをしたり。最後は、これも恒例の麻雀に移行して11時過ぎまで遊んで帰って行った。 散歩中のポメラニアンが可愛くて接近。マリンという名のメスだって。戻ればパパがピアノの練習をしていた。 家庭内感染が問題になっているとは言っても都会に行き来しているものはいないので、その危険度は極めて少ないと判断し、だれもマスクなどしてはいない。大方、どこの家でもそんな感じだろうと思う。 孫は今から麻雀に興味津々。大人でも難しい量の牌を小指にギュッと押えて、ちゃんと積みあげるのは見事なもの。トランプの「大富豪」も好きだし負けん気も強いので、先が楽しみ、いや心配になる。 もう一回やると言ってごねたが、タイムアップ。また来年だ。そう今年は1年生になるので、自分一人でやりたいと言い出すのは目に見えている。
2021.01.03
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♪ 犬ころが子丑の境に居座りて齧りまくって正月となり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ コロナ禍に、たくさんの人々が悲しみと多くの困難をかかえて年を越されたことを思うと、とても新年を言う気分にはなれないなぁと、ご主人様は浮かない顔をしている。 それを見ている僕ら猫の義兄弟も、柴犬・小次郎が31日の朝からやって来て、夜は泊まっていったから堪らない。何せ犬には慣れてない。以前、初めて会った時、アランは突然に目の前に現れた犬にビックリして30㎝ほども飛び上がって、スッとんで行った。僕は遠くから見ていたのでそれほどでもなかったけれど、アイツはそれがトラウマになったんじゃないかと心配していた。捨てらたような淋しさを滲ませていたのは最初だけ・・ まだまだ子供だからねぇ、何でも噛んでボロボロにしてしまう。 リードを噛んで離さず、烏の羽根を見つけては喰っちまったり・・爺さまは膝が痛くて散歩に連れて行けず、膝の上で遊ばせるだけ・・ 年が明けて1日の夜、飼い主一家が引き取って行ったので元の静かで穏やかな朝を迎えられ、ようやく猫たちも落ち着ける。でも、不思議なもんで、居ないとなるとなんだか寂しい。動物同士の連帯感のような何かが、体の奥底から湧きあがって来ているのか。寒いのに家でぬくぬくできないことを恨めしく思うものの、変に痛痒いような心持ち。 爺婆さまは、やっと静かになってようやく正月らしい朝を迎え、ホッとしているところのようだ。 【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2021.01.02
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♪ 決意した『他人と比べぬ』この日より胸を透かして風吹きゆきぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今年もあと僅か。ホワイトクリスマスとはならず、夜半からの雨はけっこう本降りで、予報ではtenki.jpもウェザーニュースのどちらも、曇りで雨の可能性は無かったはずなのに・・。昼前ごろに最高気温が10℃まで上がり、その後は徐々に下がっていくというから、今年一年を象徴するようなうら寂しい一日になりそうだなぁ・・Google 今年は危惧されていた台風が上陸することもなく、大雨の被害もなく済みました。しかし、コロナの収束が見えないどころか更に変異して、その威力を増しちゃってるねぇ。死者は世界で17万人、日本では3000人に迫るなんてところまで来ちゃって・・・。拡大します 人間は、自分よりずっと小さな命に元気をもらったり、勇気づけられたりする。コロナ禍の今、足元を見つめ付和雷同を戒め、自分で考え判断しながら他人と比べない生き方をする必要性を、改めて感じている人も多いんじゃないの。 悲しい事に年を越せない中小企業や商店もあるでしょうし、それらの従業員も大変です。個人経営やアーチスト、クラフトマンや歌手や劇団員など、フリーランスで仕事をしている人々の多くは補助金さえももらえないで喘いでいます。 一年という期間が過ぎて、全部がチャラになるわけでもなく、年を跨いで継続してゆくというのは理不尽だなあと感じてしまう。それは、生きることは大変なことだというところに根差す人間の希望からくるのでしょう。何とか1年を生き延びて、来年もどうぞ無事に生かしてくださいと言う願い。 自然には勝てない、しょせんは弱い生き物なんだという諦観と達観。そんな心で向かえるからこそ、元旦の朝日が眩しく神々しく見えるんでしょう。12月15日の高麗神社(毎日新聞)湯島天神は「幸先詣」なんてうまい事考えて商売に躍起。初詣の期間を12月からに前倒しし、年明けは2~3月まで延長する分散参拝の呼び掛けている神社も多い。 年末年始の形が崩れたことは却って良いことなのかも知れないと、爺さまは思っている。この暦の慣習に固執して商売に加担するのもどうかなぁと。皆と同じでないと気が済まないという呪縛から解き放たれて、好きな時に心を込めて参拝するほうがよほど良いんじゃないかと。 このコロナ禍が、価値観を大きく変える切っ掛けになればと思うし、事実そうなりつつあるようです。伝統文化なんかも、そう言ったところでその時代その社会にそぐわないものなら意味がない。それは守るべきものではなく、どんどん更新して行けばいいものでしょう。必要がなくなれば自然に衰退していくし、知らない間に姿かたちが変わっていたというのが本来のあるべき姿なのでしょうから・・。 サイボーグでもない限り、人間は自然界の一部であることは未来永劫変わらないはず・・なので、自然に沿った生き方をしていかないと、必ずその反動と弊害に苦しむことに・・・・ 【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2020.12.25
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♪ 正月は三日目がいいと飲んべえが言えば可笑しと空瓶が笑う‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥トランプのドローン攻撃イラン司令官空爆のニュース原油が騰りぬ「プレバト」名人・特待生のみが挑む俳句冬のタイトル戦「冬麗戦」の決勝横尾渉(Kis-My-Ft2)が初優勝「庖丁始都心は計画運休」 四世代の揃う正月 祖父祖母は出るを能わず資金提供2位 東国原英夫「湯豆腐の湯気アインシュタインの舌」 最小のものが主役のこの国の爺は写真を撮るだけの人 訳もなく気の合う二人正月も磁石のように引っ付いている3位 村上健志「双六の駒にポン酢の蓋のあり」4位 梅沢富美男「湯豆腐にすの立ちはじむ四方の春」―――以上、上位4人は次回のタイトル戦のシード権獲得―――5位 藤本敏史「スイミーの音読二回おでん炊く6位 北山宏光(Kis-My-Ft2)「湯豆腐やくるりくるりと昆布回る」7位 千原ジュニア「風邪の孫祖母の御飯を平らげる」8位 皆藤愛子「ほろ酔いの帰路すき焼きの仄かな香」9位 中田喜子「祝ひ歌山川響くみかん鍋」何事もモチベーションがすべてだと餅つきの餅が言っております
2020.01.04
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