ぽんたこ＠　むにょ～な日々

長女の作文　中２

市内の作文集に掲載されました。

　　　　　剣道と私

　他の人の剣道に対するイメージとして、「痛そう」とか「辛そう」とか

いう言葉をよく聞きます。その一方で「日本の伝統的なスポーツ」という

言葉も聞きます。

　私は、剣道部に所属しています。確かに剣道をやっているとつらいし、

変なところを打たれればいたいと感じることもたくさんあります。しかし、

辛さや痛みなどに耐えて努力してきた時の勝利の素晴らしさや喜びには、

何ものにも比べられないほどの達成感があります。

　また、剣道には昇段審査というものがあり、審査に合格すれば一級や

初段といった認定がされます。この審査も積み重ねてきた努力の跡を試す

場であり、練習の成果を披露する場でもあります。

　何度も注意されてやっと出来た最高の切返しで合格できれば、とても

嬉しいことです。

　剣道は精神力や忍耐力をつけられるスポーツです。夏は暑く冬は寒い、

この辛い練習を乗り切れば、精神も体もきたえられます。

　私自身は、剣道を始めて日も浅く、辛く厳しい練習に辞めたくなる時も

あります。しかし、私より年下の子ども達が頑張っているのだからと、

思い直すことが多々あります。そして今では、剣道が私の中学校生活を

支えてくれています。

　勝つための練習をすることの大変さ、相手から二本を取って勝った時の

喜び、負けることの悔しさ、それらが本当にわかることのできるスポーツ

です。

　残念なことに近年では、剣道をする人が少なくなってきています。

日本の伝統的ある剣道をやってみたいと思う人が少しでも増えて、もっと

発展していってほしいと思います。

お互いの竹刀と竹刀が相打つその刹那、それは、とても意味のある瞬間

だと思います。

　☆長女によると、国語科の先生がかなり指導してくれたようです。

「刹那」なんて難しい言葉、最初は使わなかった気がするといってました。

ご指導くださった先生ありがとうございました。

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