生きる意味
でも実際そんなやることないし、車椅子押したり、障害者と一緒に会話したり遊んだりする程度。俺は配属されたところがスゴイ良かったのかもしれない。
はじめに重度の障害者を見たとき、正直「恐かった」。体はがりがりで目は変なほう向いたままで、口は開けっ放し。「アアー」と奇声を発するのがやっと。
正直特別扱いしてしまった。人間としてみていなかったかもしれない。失礼すぎる話だが・・。本当に失礼だがETみたいだった。
でも、感情はある。
介護施設の人はなんとも無く普通にしている。優しく、楽しく。
一緒にすごして、いろんなことを感じて考えた・・。
「彼らの生きる意味ってなんだろう？この先もずっと誰かの助けなしには生きてはいけない。なんだろう・・。」
生きることに意味なんてあるのかなあ・・？そう思ってきた。
一緒に過ごす中で・・
「彼らも同じ人間なんだなあ・・」って。
ただ彼らは僕らと違い、自由に行動できないだけで。
「一生懸命に生きている。」
生きているんだ。
一生懸命に・・。なんとなくプラス思考になれた。
生きる意味を見つけることは大事かもしれない。でも今を一生懸命生きる事の方が大事なんじゃないかな、て思った。
（2005/8/25の日記より。）
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