晴れ晴れ日記:デジブラ彩時季

晴れ晴れ日記:デジブラ彩時季

2016.10.01
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 今年の九月は北海道を除き、全国的に秋雨前線の影響で晴れの日が少なかったようだ。
 今日は、ここで【天気図】の読み方について簡単に説明しようと思う。

【気団】


 天気は大気の流動(対流、気流)によって支配される。
 日本付近には、海洋性の【小笠原気団】と、【オホーツク気団】、【赤道気団】の他、大陸性の【シベリア気団】と、【揚子江気団】がある。



 気団の多くは高気圧であるが、熱帯収束帯(赤道低圧帯)にできる【赤道気団】は気圧の低い気団である。

【高気圧、低気圧】


 地表面の気圧は大凡1013hpa(ヘクトパスカル)で、大雑把にそれより気圧が高ければ【高圧】、低ければ【低圧】と分類できるが、気象用語で言う【高気圧】、【低気圧】は大気圧の大・小で決まるのではなく、地表面(海面)の気圧を測定して【等圧線】を描いた時に丸く囲まれる部分の気圧が周囲よりも高ければ【高気圧】、逆に周囲よりも低ければ【低気圧】となる。
 更に、【高気圧】の中心付近では、時計周りに下降気流が起こり、【低気圧】の中心付近では、反時計回りに上昇気流が起こる(これは大原則)。


左:高気圧        右:低気圧


【冬の日本列島の気流】



【台風】


 台風は、北西太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速が約17m/s(風力8)以上にまで発達したものを指す呼称。
 強風域や暴風域を伴って強い雨や風をもたらすことが多く、しばしば気象災害を引き起こす。
 ほとんどの台風は【小笠原気団(別称=太平洋高気圧)】の縁で発生し、縁に沿って移動する。
 台風は、決して単独で勝手・気ままに移動するのではなく、必ず発生元の高気圧の縁に沿って移動するので、台風の軌跡を見れば高気圧の張り出し具合が解る。
 高気圧の勢力が強まって下降気流も強くなると、高気圧の縁では下降気流が地表の熱で暖められ密度が軽くなるので、今度は上昇気流になって低気圧を発達させる。
 その気流変化の著しい現象が【台風】で、台風のエネルギーは常に発生の元となった高気圧から供給される。
 従って、台風の進路は高気圧の縁に沿うと考えられる。



【前線】


 日本列島に影響を与える前線は【梅雨前線】と、【秋雨前線】です。
 【前線】は、周囲の気圧は同じであっても性質の違う気団が接触すると上昇気流が起こって大量の雲が発生し、雨を降らせるものです。





 極端な言い方をすると、日本列島は【小笠原気団】の影響が強い時は【夏】、大陸の【揚子江気団】の影響が強い時は【冬】で、両方の勢力が拮抗して押し合っている時に【梅雨前線】や【秋雨前線】ができ長雨となる。
 この時に両者の間隙をぬって、【オホーツク気団】も勢力を強めて南下して来るので性質の違う三つの高気圧が接触するのでややっこしい。。。

 大雑把に、【高気圧】と【低気圧】、【台風】、【前線】の成り立ちが理解できると天気図も理解できるし、粗方の天気予報も可能になる。。。。




『今日のお花』:【コスモス】 (菊科)









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