晴れ晴れ日記:デジブラ彩時季

晴れ晴れ日記:デジブラ彩時季

2023.12.22
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 先日の12月17日(日曜日)19時過ぎに一本の電話が入り妻が出たのだが、電話の相手は妻の実兄かららしかった。
妻が『えっ、』と言ったきり急に神妙になったので、良い話ではなさそうだ、と覚悟した。

 受話器を置いた妻の口からは
『●●さん(義姉)が亡くなられたそうよ。』
との事だった。
私も妻同様に『えっ!!』と絶句してしまった。
私よりも二歳年上なのに、いつでも私の事を『晴れさん』と【さん付け】で呼び、小柄ながらもいつも元気一杯な働き者だった義姉。。。。。

 妻は電話口で、【葬儀の日程】を聞かされたようで、必死にメモを取っていた。
聞けば、【12月19日=お通夜、12月20日=告別式】との事らしい。

 おい、待てよー。俺は20日に予定が入っているゼ。困ったなー・・・・

お通夜と告別式のどちらか一方だけで済ます事も可能だが、そうなると普通、告別式の方になろう。
そこからは日程調整で大わらわだ。
折しも年末とあってスケジュールが立て込んでいる所での日程変更だから一層の事難しい場面となったが、何とか遣り繰りして告別式に参加する事が確定した。

 そうしたら、今度は妻が
『貴方の運転じゃ何かあったら怖いから、長男か次男の何方かに連れて行って貰うように頼んで』
と宣う。
 息子たちだって、年末の業務多忙期に簡単には動けまい。。。また、。また、困った。

結局、長男は【親の死に目】でさえ、難しい立場ななので出席を見合わせると言う。
夜遅くになって次男が
『何とかするので、俺が家に迎えに行く』
との返事を貰い、スケジュール調整と“足”の確保が済んだ。

こうして12月20日の告別式当日、告別式会場(山梨県)まで片道2時間と予測して自宅を出発。

 告別式会場は葬儀の専門会場で場所は解り易く、迷わず到着できた。

 告別式は予定の時刻より始まりその後、引き続き【初七日】の法要も摂り行われた。

 祭壇に飾られた【義姉】の写真は五年前に出掛けた【春の東北旅行】時のもので、満開の桜の下で微笑む優しい表情で、私たちにいつも見せてくれていたのと同じだった。
 その遺影を見つめていたら,過ぎ去りし日々の色々なシーンが思い出され、涙がホロリと零れた。
 おまけに、鼻水まで垂れて来て色男が台無しになった。。。

私の知る義姉はいつもきびきびと動き回り、
『晴れさん、お茶どうぞ。お菓子も食べてねー。お新香はウチで漬けたものだから味は保証できんけんど、良かったら手を出してねー』
と気遣ってくれた事も思い出した。
 二人の子供は奇しくも我が家と同年生まれなので、子供たちが小さかった頃は夏休みとか正月休みには一緒に過ごす事が多かったが、家業の忙しい中を甲斐甲斐しく面倒を見てくれ、一度として不愉快な思いをした事がなかった。

 そんな、過去のアレ、コレが走馬灯のように去来し、またまた、涙が溢れて出して止まらなくなった。
 義姉の配偶者である義兄を見ると、気が抜けたような呆然とした表情だ。
それもその筈。一番ショックを受けているのは義兄を置いて他には居まい。
その義兄が言うには
『亡くなる一時間前までは俺と普通に会話して家事もやつていた。俺が会合で出掛けたら電話が鳴って、コレだもん。病院着いたらもう遅くて死に目には会えなかんだ。』
との事で、【急性心不全】らしい。
『事前の自覚症状は何もなく、持病も無いので医者にも掛っていなかった。』
と言うほど義兄にとっても唐突だったようだ。

 【初七日の法要】を終え、会場の外へ出たら義兄が寄って来て
『家に寄って行けし』

誘われるまま妻の実家に向かう。
そこにはもう多くの親戚が集まっていて、蜂の巣を突いたような賑わいだった。
どの顔も何となく見覚えがあるが、果たして誰が誰なのやら確信が持てないので、挨拶もそこそこに余計な事は言わず末席を汚して来た。

 今年八月に義弟(妻の実弟)の義父(義弟の嫁の実父)を見送ったばかりで、
『これで親世代はみんな見送ったなー』
と思っていたら、今度は急に自分達世代の番がやって来ているようだった。。。

 親世代が先に行くのは順番だから、時期は別として予め予測はついているし覚悟も決まっていたが、自分達世代の番となると自分の残り時間が少ない事を自覚させられる。
 帰り際、義兄の顔がすっかり痩せ細っていて心配になったが
『俺はこの先、後30年、独りで生きて行かねばならない』
の言葉を聞いて
『この人は百歳まで生きるつもりらしい』
すると、義弟が
『百五歳になっちまうぞ』
と茶化したが、私はその元気があれば心配は要るまいと思った。

幸い、義兄の所は長女が居るのである程度は面倒を見てくれるものと信じている。

暮れも押し詰まっての訃報にアタフタしたが、どうやら一件落着のようだ。

この先は祝儀は孫世代まで当分見込めず、不祝儀が続くものと思われる。

概ね、【訃報】は突然やって来るので毎回アタフタさせられる。





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