
お隣さんの庭に咲いていた 山茶花一輪頂いてきました昨晩2時間くらい掛けて やっとこの絵が完成
今日は朝から雨でした
それでも昨夜 親戚の姪が受験で 高校入試のお願いすると言うことで 大分日田にある 高塚地蔵尊へ参拝しよう と電話があり 一緒に行く事にしました http://www.takatukasan.com/index_pc.php
朝早く 姪っ子の家に行くと まだ本人はベットの中でした 眠気様に姪っ子は「私は車に酔うから行かない おばちゃんたちで行って来てよ」と暢気なもので 心配しているのは周りの大人たちだけと・・・まぁこんなものなんでしょうね・・・
そんな訳で 大人6人 ワゴン車に乗り込んで出発です
高速道路を使っても 3時間の道のり せっかくの景色は雨のため 霧が掛かっていて 全く見えない状態です しばらくは世間話で花が咲いていましたが それも尽きるとみんなコックリコックリと居眠りを始めました
私は?そんな事もあろうと家から本を持って来ていました
「車の中で良く本を読めるね 目が疲れるでしょう? 酔うでしょう?」と言われるんですが
私は平気なんです どこで読もうがなんともないんですね やぱり私は人と変わっているのかも知れません
本は ずーっと以前に求めたもので 宮沢賢治の 「もう一度読みたい 宮沢賢治」という本 ここには沢山の童話や 詩があって 私のお気に入りの一冊でもあります
賢治が自然の植物や動物と会話しながら この世からちょっと離れた話がなんだかほんわりさせられて 安らげます
その中で 今日心に残った 詩をひとつ
永訣の朝
けふのうちに
とほくへいってしまうわたしのいもうとよ
みぞれがふっておもてはへんにあかるいのだ
うすあかくいつそうな陰惨な雲から
みぞれはびちょびちょふってくる
青いじゅんさいのもようのついた
これらふたつのかけた陶椀に
おまえがたべるあめゆきをとらうとして
わたしはまがったてっぽうだまのように
このくらいみぞれのなかに飛びだした
蒼鉛いろの暗い雲から
みぞれはびちょびちょ沈んでくる
ああとしこ
死ぬといういまごろになって
わたしをいつしやうあかるくするために
こんなさつっぱりした雪のひとわんを
おまえはわたしにたのんだのだ
ありがとうわたくしのけなげないもうとよ
わたしもまつぐにすすんでいくから
はげしいはげしい熱やあえぎのあいだから
おまえはわたしにたのんだのだ
銀河や太陽 気園などとよばれたせかいの
そらからおちた雪のさいごのひとわんを・・・
・・・・ふたきれのみかげせきざいに
みぞれはさびしくたまつている
わたしはそのうえにあぶなくたち
雪と水とのまつしろな二相系をたもち
すきとおるつめたい雫にみちた
このつややかな松のえだから
わたしのやさしいいもうとの
さいごのたべものをもらつていかう
わたしたちがいつしようにそだつてきたあひだ
みなれたちゃわんのこの藍のもようにも
もうけふおまえはわかれてしまふ
ほんとうにおまえはわかれてしまふ
あぁあのとざされた病室の
くらいびょうぶやかやのなかに
やさしくあをじろく燃えている
わたしのけなげないもうとよ
この雪はどこをえらばうにも
あんまりどこもまつしろなのだ
あんなおそろしいみだれたそらから
このうつくしい雪がきたのだ
おまえがたべるこのふたわんのゆきに
わたしはいまこころからいのる
どうかこれが天上のアイスクリームになって
おまえとみんなとに聖い資糧をもたらすやうに
わたしのすべてのさいはひをかけてねがふ
今日は一日 雨でした その冷たい雨の中で 高塚地蔵の鐘を突いたり 沢山の地蔵さんにお参りをして・・・・・・なんだか この賢治の詩が強く印象に残りましたどんよりした 蒼鉛いろの暗い雲から降る雪 それは暗い雲と違って 真っ白な雪の 対比が心惹かれます
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