B級映画ジャケット美術館

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2015.07.18
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0105 2048

『2048』オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 ジーン・デ・セゴンザック
・脚  本  トーステン・ディウィ
・視覚効果  イアン・アラード、アーロン・デン
・衣  装  ディアナ・シリアーズ

【キャスト】
・イアン・サマーハルダー(佐藤雄大)
・ジェームズ・ブローリン(宝亀克寿)
・ベティナ・ジマーマン(雨谷和砂)
・字幕翻訳  榊原美奈子
・吹替翻訳  中村紀美子

『2048』ウラ面

【仕  様】
・型  番  ATVD-14381
・製作年度  2008年
・製 作 国  ドイツ
・原  題  LOST CITY RAIDERS
・収  録  本編98分
・音  声  1.英語(ドルビーステレオ)、2.日本語(ドルビーステレオ)
・字  幕  1.日本語字幕、2.デカ字幕、3.日本語吹替用字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・そ の 他  片面1層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、レンタル専用
・発  売  アット エンタテインメント株式会社
・販  売  アット エンタテインメント株式会社
・提  供  株式会社ショウゲート
・映像特典  予告編
・リリース  2010.09.03.

【ジャケット】
・オモテ面:大津波!水面上昇!すべてが沈む!!
・ウラ面 :2048年-世界の90%が水没!!
      人類に、生き残るすべはあるのか-?
        「アルマゲドン」「ウォッチメン」のスタッフが放つ、近未来SF超大作!

実にステキなイラストだ。(笑)
自由の女神が水没し、地球がどういう状態になっているのか端的に現している。本編でもこれくらい力を入れて描いてくれていたら、もっと面白い作品になっただろうに……。
ウラ面のデザインも、SFを強調しているが、中身は、そうでもない。(笑)
然も、物語も読み取れるし、いいデザインだと思う。
ホント、作品そのものよりも、ジャケットの方が優れている。

【感  想】
「水没した冒険アドベンチャー映画」

タイトルやジャケットからB級デザスター映画を期待していたのだが、裏切られてしまった。ザンネン。(溜息)

でも、ヘナチョコ『インディ・ジョーンズ』だと思ってみると、なかなか楽しい作品だった。最近、とみにドイツ映画が好きになって来た。(笑)

――地球温暖化が進んで海水面が15mも上昇した2048年。
陸地の大半が水没し、地震や津波で地球の人口も激減していた。残された人々は、わずかばかりの陸地にしがみついて生活している。
サルベージ業を営むクビアック親子の許に、バチカンから命令が下る。それは海水面の上昇を止めるための秘策=“ソベクの杖”の引き上げだった。
……というお話し。

監督は、ジーン・デ・セゴンザック。脚本も手掛けている。
『グランドクロス(1998)』や『ミミック2(2001)』、『エアポート03(2002)』等を撮っており、TVMやOVAの監督さんとしては手堅い方のようだ。

トーステン・ディウィが脚本を仕上げている。
『フルスピード(2005)』『サイレント・ワールド(2004)』なども書いているが、あまりスキルは高くない。

本作品にしても、さほど優秀ではなかった。監督さんのナマ温い演出のせいもあるが、短絡的な脚本によるところが大きいだろう。この内容を90分におさめるのは難しかったようだ。
粗筋だけなら、かなり面白いだけにザンネンだ。

――いや、待てよ、25年も未来の話しなのに、現代と変わらない小道具や衣装にも問題がある。“ソベクの杖”の安っぽさも、いただけない。船や建物にも工夫がなかった。辛うじて、クライマックスのセットに描かれた“線画”だけは、見事だった。(笑)

やはり、登場人物が身につける衣装が一番罪が重いな。担当したのは、ディアナ・シリアーズ。
最近は仕事に恵まれて、エヴァ・グリーンが出演したウエスタン『悪党に粛清を(2014)』、ニール・ブロムカンプ監督の『チャッピー(2015)』でも衣装を担当している。
……でも、本作品は何も考えていないなぁ。(苦笑)

有名作品のスタッフが参加しているらしいが、CGはかなりショボい。
ジャケットには、“視覚効果 イアン・アラード、アーロン・デン”と記載されている。『アルマゲドン(1998)』等に参加していた方々らしい。長いクレジットをチェックする元気はないので、未確認である。(苦笑)

主演は、ジャック役のイアン・サマーハルダー。
TVドラマ『LOST』で人気を集めた俳優さんだが、『Uボート/最後の決断(2004)』や『アノマリー(2014)』も出演している。
本作品では、“主役”と呼べるほどの存在感はなかった。

その父親、ジョン役には、ジェームズ・ブローリン。
『カプリコン・1(1977)』や『悪魔の棲む家(1979)』とか、私たち世代には懐かしい役者さんだ。久しぶりに見たような気がする。ずいぶんイメージが変わっていた。

ジャックの元彼女、ジョヴァンナ役には、ベティナ・ジマーマン。『アースレイジ(2011)』『サイレント・ワールド(2004)』に出演していた男顔の美人さん。女性は男顔の方が美人だし、男性は女顔の方がハンサムだと思っている。
体格がいいので、この手の作品にはピッタリだ。

弟のトーマス役には、ジェイミー・トーマス・キング。
アサイラム製『アドベンチャー・オブ・スノーホワイト(2012)』に出ていたらしい。観たはずなのに、全く判らなかった。

中盤から仲間に加わる女性整備士のカーラが、いいキャラだったが、活かし切れず。こちらもザンネンだった。

ドイツ映画なので、作りはしっかりしている。2時間にして、丹念に作り込めば、面白かったと思えるだけに、ザンネンでならない。

惜しいっ!





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Last updated  2015.07.18 08:54:06
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