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2016.05.25
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カテゴリ: 邦画
0417 銀の匙

『0417 銀の匙』オモテ面

【スタッフ】
・原  作  荒川 弘「銀の匙 Silver Spoon」
       (小学館「週刊少年サンデー」連載)
・監  督  吉田恵輔
・企画・プロデュース 平野 隆
・エグゼクティブ・プロデューサー 田代秀樹
・脚  本  吉田恵輔
       高田 亮
・音  楽  羽毛田丈史
・プロデューサー 幾野明子 
       武田吉孝
       星野秀樹
・ラインプロデューサー 新野安行
・キャスティングディレクター 杉野 剛
・撮  影  志田貴之
・照  明  中村裕樹
・録  音  小川 武
・美  術  三ツ松けいこ
・編  集  李 英美
・スクリプター 増子さおり
・助 監 督  佃 謙介
・制作担当  早川 徹
・制作プロダクション ウィルコ
・配  給  東宝
・助  成  文化芸術振興費補助金
・主 題 歌  ゆず「ひだまり」
       (セーニャ・アンド・カンパニー)

【キャスト】
・中島健人
・広瀬アリス
・市川知宏
・黒木 華
・上島竜兵
・吹石一恵
・西田尚美
・吹越 満
・哀川 翔
・竹内 力
・石橋蓮司
・中村獅童

『0417 銀の匙』ウラ面

【仕  様】
・型  番  PCBE-74689
・製作年度  2014年
・製 作 国  日本
・英  題  Silver Spoon
・収  録  本編 111分
・音  声  1.ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド
       2.ドルビーデジタル 2.0ch サラウンド
・字  幕  1.日本語字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用
・発 売 元  TBS/小学館(910379)
・販 売 元  株式会社ポニーキャニオン
・リリース  2014.10.15.

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :ようこそ!大蝦夷農業高校《エゾノー》へ。

オモテ面は、主人公の八軒クンが、ニワトリを抱えながらブタを追いかけて手を伸ばしている図。(笑) その後ろで、主要登場人物たちが、彼の悪戦苦闘ぶりを見守っている。緑の大地と青い空。いいデザインだなぁ。作品のイメージを明るく伝えることに成功している。本編も、こんな調子だったら良かったんですけどねぇ。(苦笑)
ウラ面は、緑の大地が球形になって、地球のようになっている。そこにストーリーが記載されている。緑の大地には、牛や馬やブタ、ニワトリが草をはんでいる。そして、本編からの取り組み画像が、全部で 9枚。何ということのない場面が選ばれている。こういうセンスって、本編と同じだなぁ。変なところで感心してしまった。(笑)

【感  想】
「茹で上げたトウモロコシ」

職業体験映画としては、標準的な作品ではなかろうか。出来が悪いわけではなく、さりとて特別に良いわけでもない。
物語も、表層をなめるだけが多い中では、そこそこツッコんでいたように思う。

――進学校の勉強について行けず、親からのプレッシャーにもたえられなくなった八軒勇吾。半ばキレ気味に農業高校に入学する。「寮があるから」というのが、選択理由だ。
周囲は、農家や酪農家の跡取りばかり。何の夢も希望もない八軒だったが、否応なく厳しい酪農の世界に放り込まれることになる。
朝早くから鶏や豚の世話をし、牛の乳を搾り餌をあげる。夕方まで続く重労働が授業の一環だった。
そんな学校生活に慣れた頃、八軒は、同級生の御影アキに誘われて馬術部に入部。彼の周りで、何かが動き始める。
一人娘のアキは、実家の酪農を継がなければならなかった。しかし、彼女自身は、馬と一緒に働きたいと願っている。
アキとは幼なじみの駒場は、野球部に籍を置きながら実家の仕事も手伝う。卒業後は、跡を継いで、父親が遺した借金を返し、妹たちを大学に通わせたいと願っていた。
皆それぞれが、自分の人生と対峙していた。
夏休み、実家に帰らない八軒は、アキから住み込みのアルバイトを頼まれる。
……というお話し。

ヒロインの御影アキを演じたのは、広瀬アリス。ガラクタ同然の和製ホラー映画『ロスト・ハーモニー』に出演していたらしい。思い出せない。(苦笑)
本作品では、まずまずの好演。妹さんが映画『ちはやふる』の主演女優の広瀬すずさんとのこと。

北海道の厳しさや雄大さがイマイチ伝わって来なかったのは、残念。それに、ベーコンも美味しそうに見えなかった。監督さんが豚肉をキライだからではないか、そう思ってしまった。或いは、着色されたものを見慣れているせいかも知れない。
ただ、八軒が、アキの家で出されたトウモロコシが、妙に印象に残った。
茹でてザルに上げただけ。塩もふってない。アツアツにも見えなかったが、冷めてもいない。余熱が少し残っているくらい。その辺の生活感が好ましかったのだろう。

八軒は、自分で名付けて育てた豚を食べ、友人の離農を間近で見、少しずつ世界を広げて行く。
そして、学園祭の出し物に、馬術部で“ばんえい競馬”をやろうと奔走することになる。自ら他者と関わろうとしながらも、最初は孤軍奮闘。やがて、仲間が集まって競馬場を作る辺りから、本作品一番の見せ場になって行く。

でも、監督さんのカラーなのか、さらりと流してしまう。ばんえい競馬の場面ですら盛り上がらない。八軒が伴走するシーンですら熱くない。
何もクロサワアキラのような迫力は求めないが、もっと大地の大きさ、カタさ、重さなんかを表現して欲しかった。(こういうところは、フザけていても矢口史靖監督は上手いなぁと思う)

全編を通してイヤミもないけど、どうにもピリッとしたところがなくて物足りなかった。風呂に入ったら観たことを忘れてしまう始末。少しはひとの記憶に残る作品にするべきだったと思うぞ、カントクさん!

マンガが原作とのことだが、読んだことはない。けれど、本作品を観て、ゆうきまさみさんのマンガ『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』を思い出した。(笑)
ゆうきまさみさんのマンガって映画向きだと思うのだが、1本も映画化されていないのって不思議だ。

オススメとしておきましょう!





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Last updated  2016.05.25 07:02:40
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