■.第13話(53) 殺人ピエロ(Tears of a Clown)
ピエロに誘拐されそうになった少年を助けようとした男が、縁石に頭を打ち付けて死亡する。それは、25年前にボストンを震撼させた《ピエロの夏》事件を思い起こさせた。ジェーンたちが当時の事件記録を調べていると、第2の誘拐事件が発生。そして、犯人のピエロからビデオメッセージが届く。 ……というお話し。 小児性愛者の犯罪は胸糞悪くなる。けれど、米国のクライム・サスペンスを観ていると、毎シーズン必ずと言っていいほど、取り上げられる。それだけ発生件数も多く、被害者や家族、周辺住民に与えるキズが深いと言うことだろう。(溜息)
■.第14話(54) リプレー(Just Push to Play)
バーの女子トイレで若い女性の遺体が見つかる。刺殺だった。すぐに身許が判明し、名門音楽院の生徒で、父親は著名な作曲家であり指揮者だった。不思議なことに、彼女はギターケースを持っていたが、専攻科目はピアノだった。 やがて、彼女が地下鉄の駅でストリート・パフォーマンスをしていたことが明らかになる。両親の期待に応える優等生であると同時に、彼女は自分自身を表現するためにギター1本で歌を歌っていたのだ。 ……というお話し。 突然、ジェーンの父親、フランキー・シニアがフロリダから帰って来る。自分は癌だから支えて欲しいと勝手なことを言う。「こんなヤツ、道端で野垂れ死んでしまえ!」と思った視聴者は、私だけではあるまい。でもそこは、リゾーリ家、キチンと自分たちの立ち場と父親との関係を明確にし、受け容れられる部分を受け容れる。ドラマ上のこととはいえ、「スゴイなぁ」と感心してしまった。