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2月10日のワイン教室に出すワインです。今回のワイン教室は居酒屋で蟹鍋をいただきます。その蟹に絶妙なかつ不思議な相性を示すのがこのワインです。但し、結構癖があり、それが熟成されて微妙に円やかになっていて、ワイン初心者には難しいかもしれません。皆様の反応が楽しみです。10日のワイン教室はこのワインの兄弟分でも女性的なので姉妹としましょう、Stadlmann Rotgipfier 2009も出す予定です。個性のよく似たワインなのですが、Zierfandlerは上品なお姉様、Rotgipfierはやんちゃで元気な可愛い妹です。何故かって?比べて飲めば分かります。だから、2つとも出します。基本的にKino_Sanは親切なおばさんです。 [2008]ツィアーファンドラーシュタードゥルマン / オーストリア750ml / 白価格:2,415円(税込、送料別) [2009]ロートギプフラーシュタードゥルマン / オーストリア750ml / 白価格:2,415円(税込、送料別)
2012/02/03
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和食店の開業予定者向けのセミナーの講師をすることになりました。4つの講義があるのですが、その2回目和食とワインのマリアージュとワイングラスの項目をKino_Sanが担当します。基本的な内容はAustrian Wien Marketingが出している「和食&ワインを愉しむ」に準じる予定です。しかも今回はワイングラスのお勧めもありますので、グラスもリーデルを使用します。Kino_Sanの持論を展開してもいいのですが、巷では「和食に合うワインってないなぁ」的気分が漂っています。しかも、和食店に置いているワインは有名処ではあるけど、合うかというと。。。ここはオーソドックスなところを抑えた講義を考えています。本音は、Kino_Sanには荷が重いし、準備も大変、なのにギャラは少ないし、ワインは自分持ち(結果は赤字)。面白くない部分が多いです。でも、和食店でワインとの心地好いマリアージュが楽しめる日が来るように、Kino_Sanは少しだけお手伝いします。
2012/01/27
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1月のワイン教室が無事終了しました。反省はこちらに書いています。2月は居酒屋で鍋に合わせたワイン教室というかワイン会を開催します。メインはホイリゲという名の居酒屋の本場、テルメンレギオン(Thermenregion)のワインです。どんなマリアージュになるか。。。ご期待ください。詳しくはこちらを参照してください。
2012/01/19
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今週末、13日の夜に京都でオーストリアワイン教室を開催します。最近は月に1回は開催しるようにしています。今回はワッハウのヒルツベルガーとブルゲンラントのヴェーニンガーのワインが中心となります。ワイン教室といっても堅苦しいワイン評価はKino_San自身が苦手ですので、写真やホイリゲ探訪の時のエピソードを中心にして、そのワインが造られた土地の人々や気候を案内していきます。オーストリアワインが好きな人、ワインには興味がないけどオーストリアが好きな人、ワイン初心者から上級者まで、どなたでも大歓迎です。興味のある方はKino_Sanまでお知らせください。ここに書き込まれるか、ワイン教室の案内からメールを送ってください。お待ちしています。
2012/01/08
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このブログは、ホイリゲとオーストリアワインの案内サイト「ホイリゲへ行こう!」のブログ、「ホイリゲへ行けるのか?」の運営が諸事情により難しくなり、緊急避難的に開設し運営してきました。購読してくださる方々もおり、このまま維持していきたい気持ちもありますが、このブログはこのあたりで休止させていただくことにしました。今後はFacebook内にコミュニティ「ホイリゲへ行こう!」を開設いたしましたので、そちらの管理に注力しようと思っております。サイト「ホイリゲへ行こう!」開設時より、自らのホイリゲおよびオーストリアワインに対する知識のなさ、偏りについて恥ずかしく思っておりました。こちらで知り合った方々のワインに対する知識の広さに感銘しております。自らの知識のなさ、偏りはなかなか是正できるものではありませんが、皆様の情報も活かせるコミュニティのようなものが運営できないか模索する中で、Facebookを利用してみることを思いつきました。まだまだ、試行錯誤が続くとは思いますが、皆様に少しでもホイリゲとオーストリアワインの活きた情報をお届けできるよう、今後も精力を傾けていく所存です。ホイリゲおよびオーストリアワインに興味のある方は、是非、サイト「ホイリゲへ行こう!」およびFacebookコミュニティ「ホイリゲへ行こう!」もお尋ねください。では、Servus!!
2011/08/15
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「ホイリゲへ行こう!」を更新しました。本音なのですが。。。あまり共感はいただけないかもしれません。
2011/08/07
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「ホイリゲへ行こう!」を更新しました。先週がグンポルスキルヒェン(Gumpoldskirchen)なら、今回はSoossです。Soossのホイリゲ内での1ショットです。近所のご夫婦のようですね。さて、日本語のガイドブックでは見ることのないSooss、実はオーストリアではかなり有名なホイリゲの村です。しかも、赤ワインの名産地、赤が主体のホイリゲ村は少ないのも人気の所以です。さて、5月ですね。写真の中の建物は全てホイリゲです。Soossのホイリゲはほぼ1つの通りに集中していて、その通りの90%ぐらいの建物がホイリゲです。しかも建物の向こうは葡萄畑です。では、最後のワインリストでもSankt Laurentがない!?どうでしょうか???
2011/07/31
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スモークサーモンとトレビスのクリームソース・パスタです。別にトレビスでなく、キャベツでもいいような、てかイタリアンパセリがいいような、まぁ、普通に美味しいです。今日の京都は曇りのち雷雨の予定でしたが、残念なことにすっごく晴れています。気温も30度の予定でしたが、外に出ると息苦しいので、35度は越えているようです。
2011/07/31
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珍しく赤ワインです。KamptalのZweigeltです。味わい的には普通です。でも、今日も炭酸水で割っちゃいます。メニューは鯛のカルパッチョしめじとソーセージのバター炒め千切りキャベツパンです。ワインの感想を書かなきゃいけないのかな?と思いつつ、なんてことないワインです。この地方の普通のZweigeltです。飲んだことのない人には辛い表現ですね。カルベネ程スパーシーでなく、匂いもきつくなくメルロー程は丸くなく、味わいも薄めです。そうそう、これは鯛なので、あまりこのワインには合わないわけですが。。。ワインを炭酸で割っているし、味もしっかり付けたので、意外にマッチです。これは、冷蔵庫の隅でやばくなっていたしめじの活用でしたが、ソーセージを多めにしてにんにくを効かせたので、普通に合っちゃいました。
2011/07/31
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京都の暑さも半端ではなくなりつつあります。先週の木曜日には記録的な豪雨もありましたが、雨でも降れば、多少とも暑さが和らぐことは事実です。こんなおり、夏バテ気味のKino_Sanはワインを原液で飲むことができません。ということで、今回もこんな感じに、炭酸水で割ってしまいました。このワインはKamptal産のGVの割には微炭酸が殆ど感じられません。味もしっかりしているので、炭酸水で割るのにぴったりです。メニューはこんな感じです。鶏のももの唐揚げ にんにく風味ソーセージのサラダちなみに、淡水化物(ごはんやパン)はなしです。
2011/07/31
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「ホイリゲへ行こう!」を更新しました。今回更新したのは、オーストリアで一番有名なホイリゲの村、グンポルスキルヒェン(Gumpoldskichen)です。反論はいろいろあるかもしれませんが、グリンツィング(Grinzing)やハイリゲンシュタット(Heiligenstadt)、シュタマースドルフ(Stammersdorf)でさえ、ウィーン市内の一地区、村ではありません。今年も5月の初めに訪ねました。初めてのホイリゲにも入ったのですが、他に以前に入ったホイリゲの確認もしました。これは昨年利用したホイリゲです。ただ、ホイリゲは完全な輪番営業制をとっています。それは電力不足ではなく、ワイン不足が理由です。(詳しくは上のリンクを読んでください。)従って、毎年同じ時期にホイリゲ村を訪ねると、ほぼ同じホイリゲしか営業していません。今回で日本のGWに毎年営業しているホイリゲの確認はできました。できれば8月に営業しているホイリゲも確認したいのですが、今年も夏休みがなく、確認できるのは来年以降のようです。今回利用したホイリゲは庭が広く、こんな席まであります。なかなか気持ちのよい庭の席でした。Kino_Sanは一人ぼっちで空を見上げています。
2011/07/24
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この日の京都は30度を越えたぐらいですが、ワインを原液(?)飲む程の元気はありません。これはロゼなので、さっぱり感もあって炭酸水で割っても風味が薄まることなく美味しいです。色がほんのりピンクになってしまうのもいいですね。今日の料理はイカトマトです。イカがもう少し多い方が良かったかも。。。
2011/07/24
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「ホイリゲへ行こう!」を更新しました。Kino_Sanが世にも珍しい「ホイリゲおたく」と化したかの地、Thermenregionを大きく変更しました。地域の特色が分かり易くなったと思うのですが。。。自己満足かもしれません。ホイリゲの本場はウィーン、他の地域はウィーンの真似をしただけ。わりと真面目にそう思っているオーストリアワイン通が多いようですが、ホイリゲ発祥の地であり、ホイリゲの本場はウィーンではなくThermenregionです。ウィーンの葡萄農家が真似をしたいと騒ぎ、皇帝が許可まで出す羽目になってしまったのです。ところで、オーストリアワイン通の間でもThermenregionって有名ではありません。何故なら、この地のワインはあまり流通してはいないからです。ウィーンでもごく限られた2、3のワイナリーのワインが手に入る程度です。何故かというと、ホイリゲが原因です。この地域、ホイリゲだらけなのです。家が10軒も集まれば、必ず1、2軒はホイリゲなのです。しかも、そのホイリゲが商業的に成り立っているのです。適度に潤っているので、手を広げてワイナリー化し、ボトルを出荷するという、ある意味リスキーな仕事を選ぶ葡萄農家が少ないのです。でも、それでは。。。ということで、最近はワイナリー化する意欲ある葡萄農家も出てきました。少しづつですが、この地のワインも手に入りやすくなるでしょう。ただ、ホイリゲの数は減るかもしれないし、ホイリゲを廃業する農家も出てくるかもしれません。この地のワインはかなりレベルが上なので、Kino_Sanとしては多くの方に飲んでほしいのですが、ホイリゲ街の様子が変わっていくのは辛いです。まぁ、それも、時の流れです。20余年前にこの地に立った時、ここだ。ここに来たかったんだ。単純にそう思いました。そして帰る毎に、やはりここだ。と思います。生まれた町でもなく、それ程縁のある地域でもない。でも、自分から切り離すことのできない場所。人生において、そんな場所があってもいいと思います。それがたまたま、Kino_SanはThermenregionだったのです。
2011/07/18
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この日は祇園祭のハイライト、山鉾巡行でした。当然、やっぱり、鱧が食べたいKino_Sanです。でも、鰻好きの家族の為に、鰻の蒲焼も用意しました。鰻には十分に合うワインですが、鱧は微妙な感じがしました。ただ、私は梅肉ではなくからし酢味噌で食べるので、悪くはないです。それより、南瓜の炊いたんがよかったです。
2011/07/18
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この日は祇園祭の宵山。午前中に鉾や山を見てきました。祇園祭はいろいろな楽しみ方があります。山鉾巡行を見る。山鉾巡行に参加する。夜の山や鉾に飾られた提灯の灯りを見る。宵山の夜店を楽しむ。宵山に四条烏丸界隈で開かれるライブや催し物に参加する。人手がうざいので、ひたすら無視する。私は昼間にゆっくりと山や鉾を見学するのが大好きです。特に朝早くなら人も少ないし、国宝級の絨毯やタペストリーもじっくり見学できます。さて、祇園祭で忘れていけないのは、鱧です。京都に住み始めて20余年、すっかり京都の人になってしまったKino_San。とにかく、この時期は鱧が食べたい。宵山ともなれば、絶対、食べたい!!ということで、こんなメニューとなりました。鱧に絶対合うと思ったのです。
2011/07/17
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こんな感じのメニューです。京都は殺人的な暑さですので、ワインは炭酸水で割っています。(しかも、1:2(水))ソーセージのサラダは魚肉ソーセージでもいいかも。。。と言ってしまったので、本当に魚肉ソーセージで作りました。普通に美味しいです。海老のバター焼きは、最近のスタミナ不足に考慮して、にんにくをたっぷり入れてしまいました。にんにくは食べないようにしましたが、なんだか元気になるような味に仕上がりました。
2011/07/16
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「ホイリゲへ行こう!」を更新しました。今回はこの季節にお勧めの3つの料理を追加しました。ソーセージのサラダ南瓜の炊いたん茄子の炊いたんソーセージのサラダはホイリゲの定番メニューですので、ホイリゲに行かれた事のある方の中には食べたことがある方もいるのではないでしょうか?私はソーセージと胡瓜だけで作りますが、パプリカ等を入れた物も見ます。この3点の中で、この季節にお勧めなのは茄子の炊いたんです。生姜が入っているので、食欲のない時でも、他の料理も含め、食が進みます。茄子は体を冷やす効果もあります。和風料理ですが、ワインは赤・白を選ばす、何にでも合います。さて、料理は兎に角、この季節、絶対にお勧めはこれです。Weingespritzt、ワインの炭酸水割りです。この夏はサントリーがワインのオンザロックを勧めているようですが、ワインは冷やしすぎると香りを損ないます。その点、これはいいです。これもホイリゲの定番です。ワインと炭酸水の割合は自由です。写真の物はほぼ半々です。ワインの香りも味も分かるし、喉越し爽やか、かなり飲んでも酔いません。(酔いは個人差があります。)
2011/07/10
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ドナウ河沿いのKremsのワインです。葡萄栽培地域Kremstalのワインです。ドナウ河北岸のワインで、南岸とはかなり質が違います。イメージとしては同じドナウ河北岸のKamptalのGVに近いです。微炭酸の出方が特にKamptal的です。酸が少し強いです。メニューはこんな感じです。この季節はやっぱり鱧です。スーパーの安物ですが、鱧は鱧、これを食べなければ祇園祭には行けません。今、マイブームがこれです。ホワイトアスパラガスのぶっかけ素麺です。どちらも、このワインにぴったりでした。
2011/07/09
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「ホイリゲへ行こう!」を更新しました。と言っても、更新したのは日曜日です。今回、追加したのは料理を2種です。その中でお勧めは「ホワイトアスパラガスのぶっかけ素麺」です。でも、ヒントをくれた方が勧めたのはこれです。ホワイトアスパラガスを茹でて、お出汁に漬け込み、かつおぶしをかけていただきます。それはそれで美味しいです。ワインを楽しむ為に、おつまみは重要です。それをいろいろ工夫するのも楽しみの一つです。
2011/07/06
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京都の気温は本日も30度を超えています。この季節に飲みたくなるのが、ロゼワインです。綺麗なピンクですね。これは赤ワイン用品種Zweigeltを使ったロゼです。品種の特性ですが、一口目が甘く感じますが、実際はかなりの辛口ワインです。そして、さっぱりした物が食べたいこの時期に、案外食が進むのが中華料理です。ロゼは中華料理に合うものが多いです。この日はエビチリと青椒肉絲を作りました。どちらかと言えば、青椒肉絲にピッタリでした。
2011/07/03
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KamptalのGVの特徴である微炭酸はあまり感じられません。若干の酸味があります。ちょっと前ですが、ここは行ったことがあるのです。帆立のピザツナサラダこんな料理で食べました。
2011/07/02
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ホイリゲの定番メニューです。作り方は簡単です。ボロニア・ソーセージと胡瓜を同量千切りにし、混ぜ合わせて、ドレッシングをかけるだけです。魚肉ソーセージでもいいと思います。(ヘルシーだし。)
2011/06/27
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Pinot Noir 100%のロゼの泡です。BSで放送している「辰巳琢郎のワイン番組」で見て、なんとなく飲みたくなったのです。この番組では時々オーストリアワインが取り上げられるので、なんとなく見ちゃいます。味もすっきり、さっぱりした辛口なので、この季節にぴったりです。色もいいですね。料理はこんな感じです。鯛のカルッパッチョですが、イタリアンパセリと間違えてバジルを買っちゃいました。バジルでも美味しいのですが。。。パセリの方が合っています。合鴨と胡瓜のサラダです。お魚にもお肉にも合うワインだとは思うのですが、オードブル系がいいのかなぁ?これからの暑い季節にはぴったりだと思います。
2011/06/26
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近くのスーパーで毛蟹が安く売っていたのです。ちょっと食べるのにいいかと思って買ったのですが、それがなかなかのお品で、身もぎっしり入っていました。いわゆる、傷物で、これは片方の目がないだけでした。さて、蟹には、Rotgipflerでしょ。というか、我が家のセラーにはこれしかなかったのです。同じくGumpoldskirchenのZierfandlerはあるのですが、ちょっと違います。蟹に合うのは中辛口の厚みのあるボディの白ワインです。(味が濃いという言い方もあります。)Guerner Veltlinerならドナウ河南岸のGoettewingかTraisental中部の物、またはこのRotgipflerが最適でしょう。蟹は味が濃いので、味の薄いワインは負けてしまい、ただのアルコール水になってしまいます。(味が分からなくなる。)これぐらい濃い方が、どちらの旨みも感じられて、バランスよくいただけます。
2011/06/20
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「ホイリゲへ行こう!」を更新しました。今回はウィーン市内のホイリゲ地域ドルンバッハ(Dornbach)と、その地域に1軒しかないホイリゲ、サンクト・ペーター修道院(Stift St. Peter)を追加しました。小さな葡萄栽培農家が営んでいるホイリゲとは違いますが、修道院付属のホイリゲも独特の雰囲気があり、いいものですよ。
2011/06/19
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折角のアスパラガスの風味が損なわれてしまう。そう思った方は騙されたと思って挑戦してみてください。白アスパラガス 1束(4~5本)トマト 1個しめじ 1/2株玉葱 小1個人参 1/2本馬鈴薯 2個にんにく 1片牛肉 250g白アスパラガスは皮を剥き、1cmぐらいの長さに切って、馬鈴薯を入れるタイミングで入れます。しっかり、アスパラガスの風味が活きています。トマトは我が家のカレーの隠し味です。1時間以上煮込むので、形はありません。
2011/06/18
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今、私の中では最も和食に合うワインの1本です。でも、メインはワインではなく、これです。白アスパラガスのぶっかけ素麺です。何故このようなものを作ったかというと、前回のブログのコメントでこんないいいヒントをいただいたからです。茹でたアスパラをめんつゆに一晩つけて鰹節かけていただくのも簡単で美味しいですよ。素晴しいヒントです!!で、作り方はすっごく簡単1)アスパラガスの皮を剥き、茹でる。2)1を暖かいうちに素麺つゆに漬け込む。3)素麺を茹でる。4)素麺を器に盛り、2とそえ、つゆをかけて、ねぎとしょうがをそえる。ポイントは茹でたアスパラガスを暖かいうちに、直ぐ素麺つゆに漬け込むところです。そうすると、一晩も置かなくても、つゆがアスパラガスの中に浸透します。で、これに合うワインは???と、我が家のセラーを除くと、このワインがころがっていたわけです。メニューはこんな感じです。アスパラガスのぶっかけ素麺鰆の塩焼き(オーストリアの岩塩使用)ほうれん草のサラダ実に美味で充実のメニューでした。
2011/06/18
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この季節、ウィーン病というか。。。白アスパラガスを見ると、我慢ができないのです。料理も考えていないのに、ついつい買ってしまうのです。ということで、今日も一束買ってしまいました。仕方がないので、夕食はこうなりました。白アスパラガス 1束ボロニアソーセージ 30gパスタソース(カルボラーナ)パスタ1)白アスパラガスを1cmぐらいの長さに切る。2)パスタとアスパラガスをいっしょに茹でる。3)茹で上がった2にソーセージとパスタソースを絡めて、温める。すっごく手抜きな作り方ですが、美味しいです。
2011/06/14
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で、Leobersdorfって???どうしても知りたい方はこちらをごらんください。あれは1989年の夏です。庭のプールサイドで、ごろごろ。夕方からホイリゲで、わいわい。そんな、日本人の女がいたわけです。Leobersdorfに!さて、「ホイリゲへ行こう!」というサイトを運営していますが。。。オーストリアへ行って、ウィーンなんかで、「ホイリゲにでも行ってみるか?」と思った方が、ホイリゲへ行く手がかりにでもなれば、と運営しているサイトです。確かにLeobersdorfも紹介していますが、よもや、まさか、本当にLeobersdorfに行く人がいるとは。。。でも、いたみたいです。→ここDungelのワインです。我が第2の故郷へ行っていただいて、ありがとうございます。美味しいワインでしょ?
2011/06/13
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「ホイリゲへ行こう!」を更新しました。ウィーンで、今、最も人気のホイリゲ街Stammersdorf。実は2つの異なった雰囲気のホイリゲ街があります。ワイン産地的には同じ地域なのですが、ホイリゲおたくとして、2つに分けて紹介したします。一つはこのシュタマースドルフ(Stammersdorf)、市街地の1つの通りがホイリゲ街となっています。そしてもう一つは、葡萄畑を貫く坂道のホイリゲ街、シュタマースドルファー・ケラーガッセ(Stammersdorfer Kellergasse)です。今回はその1つ、Stammersdorfer Kellergasseの絶景のホイリゲも紹介いたします。
2011/06/12
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白ワインは飲み易いと信じている方には、ちょっと期待はずれのワインです。慣れると、全然平気なのですが、というより旨みとなるわけですが、後味に残るいぐみが、いい感じです。まったり感もあるし、こんな料理に合わせてみました。主役は白アスパラガスのサラダです。なんというか、口に残るいぐみが、アスパラガスの旨みと合います。日本でもシーズン中は白アスパラガスが手に入るようになりましたが、産地は残念ながらチリです。日本国内産の白アスパラガスはここ、京都ではなかなか手に入りません。
2011/06/11
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今日も体調が悪く(持病ではなく過労です)、会社を休みました。過労にはスープということで、今日も在庫を使いました。あさりの缶詰:1玉葱:少々塩こしょうパスタ(細め):3本牛乳程度に美味しいし、口に入ります。
2011/06/07
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こんなものです。白アスパラガス:1束(4本)ボロニアソーセージ:30g玉葱:少々こしょうブイヨン牛乳バスタ(細め):3本冷蔵庫でみかけた材料で作りました。1)アスパラガスと玉葱、ソーセージを細かく切って、ブイヨンで煮ます。(水少なめ)3)パスタを1cm~1.5cmの長さに折り、入れます。2)こしょうで味を調えて、牛乳でいい濃さに薄めます。今日は仕事中に異常な倦怠感があり、動けなくなったところへ、無理に動こうとして頭を強打しました。救急車で搬送されたのですが、過労のようです。何も食べたくなかったのですが、それは体に良くない。ということで作りました。
2011/06/06
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「ホイリゲへ行こう!」を更新しました。ウィーン市内のホイリゲ街完全制覇を目指している皆様(そんなやついるのか?)の為に、ウィーン市内のホイリゲ街の地図をメンテいたしました。どうか、ご利用ください。→ウィーン市内のホイリゲ街案内写真はウィーンで一番古いホイリゲとなってしまった10er Marieです。さて、こちらのクイズの答えですが。。。カーレンベルガードルフ(Kahlenbergerdorf)です。KahlenbergerdorfはHeiligenstadtからTulln方面のOEBBに乗り、Nussdorfの次の駅あたりです。家並みの直ぐ後ろまで葡萄畑が迫っていて、いかにもホイリゲのありそうな村です。(でも、ウィーン市内です。) 実際、3・4軒のホイリゲがあります。ただ、この地のワインはわざわざ訪ねなくても味わうことができます。というのは、ウィーン市の隣、Klosterneuburgの修道院がこの地に広大な畑を持っています。オーストリアワイン通なら1回ぐらいは飲んでいるはずです。さて、Kahlenbergerdorfに行くのは、OEBBよりバスの方が便利です。Heiligenstadtの駅前からバスが出ています。多分、239番で10分おきぐらい、かなり頻繁にあります。この写真の丘の麓ぐらいですかね。さて、ウィーンに住んでいると、それ程多くのホイリゲには行きません。現実的には足の便利な場所しか行きません。私は10区でしたので、ほぼOberlaarです。よもや一人でStammersdorfなんて行きません。(遠いもん)それよりは、週末に帰るThermenregionのホイリゲの方が行きやすかったですね。まぁ、小腹が空いた時に、なんとなく行く処ですから、わざわざ行くような処は避けますね。近所のお店が1番です。ではでは、
2011/06/05
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オーストリア随一の赤ワインの産地、Mittelburgenlandの正しいBlaufaenkischです。今日は近くのスーパーでオーストラリア産の牛肉が安かったので、Gulaschを作ることにしました。材料はこんな感じです。決め手はクノールのGulaschの素です。ワインを入れたので、お肉は箸でも切れるほど柔らかい。美味しくいただきました。そうそう、ワインの話。Kino_Sanの苦手な葡萄臭とベリーの香り味はタンニンも利いていますが、酸味もあります。鰹にも合うのですが、今日のGulaschにはいいお供です。そろそろ、チーズの時間かな。。。
2011/06/04
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と言うほど大げさなものではないのですが、家には誰もいないので、何時ものカフェに夕御飯を食べに行きました。夕方はかなり空いているようです。もう少し後の方が混むかもしれません。スープとパスタのセットも?ですが、前菜の前にスープがくるのは??ですね。スープの後では前菜ではなくなってしまいます。ワインはフランスのシャルドネです。これしかグラスワインがありません。前菜はチキンのサラダかな?説明がなかったので。。。パスタはボンゴレ・ロッソです。トマトソースで作っているので、結構美味しいです。
2011/06/02
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2011年春のホイリゲ取材、楽しんでいただけたでしょうか?(誰に言っているんだ?)ホイリゲとオーストリアワインに特化したディープなサイト、ホイリゲへ行こう!を開設してから6年が経ちました。正直なことを言うと、私はオーストリアワインを良く知っているぞ日本人なんて行ったことのないようなホイリゲに行ったことあるぞすっごい田舎に行くんだぞ的なところもありました。でも、私はそんな話をする為にサイトを開設したわけではない。そう気が付いたのは、病気になってからです。そのまま死んでしまうかもしれないのに、私はこの地に再び立つことだけを考えていました。その地のホイリゲで、その地のワインを飲むだけで仕合せになれる。そんな土地がある。私はその土地のことを、一番、みんなに伝えたい。そう、気が付いたのです。だから、第2の故郷があるThermenregionにこだわっています。そして、もう一つ大切なこと、読者が求めているのは、外国人がめったに訪れないような村ではなく、観光客でも気軽に訪ねることのできるウィーン市内や近郊のホイリゲ村です。だから、苦手なウィーンのホイリゲ街も取材を続けています。一人でも多くの方がホイリゲへ行き、一人でも多くの方がオーストリアワインが好きになる。Kino_Sanの夢はそんなささやかなものです。さて、そろそろ出掛けましょう。ここが、Kino_Sanの歩いている道です。
2011/05/31
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2011年春のホイリゲ取材、最後の夜に訪れたのは、ここです。葡萄畑が広がっています。ここはウィーンの西の端、Dornbachです。一応、ウィーン地区ワイン協会も認めたホイリゲ地域です。でも、非常に残念なお話があります。この地域にホイリゲは1軒しかありません。つまり、ここです。以前から行きたいとは思っていたのですが、当然のことながら、ここも通年営業ではありません。Kino_Sanがウィーンを訪れる日本の連休は営業していないことが多かったのです。ところが、今年は5月2日まで営業中、つまり、この日です。これは、行くしかない!!庭の席もいい感じですが、この日は少し肌寒いです。でも、中の席は予約でいっぱい。かなり人気のホイリゲのようです。なんとか、入口の近くの席に陣取りました。本当に凄い人で、食事を売るカウンターも行列状態です。久しぶりのSchrammelmusikです。店内はかなりの盛り上がりです。この人達の実力もかなりのものです。Kino_Sanもご機嫌状態です。。。。。。。さて、ここで問題です。ウィーン地区ワイン協会に認められたホイリゲ地域で、Kino_Sanが取材に行っていない場所が一つだけあります。(その昔、散歩で行ったことはあるのですが。。。)それは、何処でしょうか???分かったら、通と呼ばせてください。
2011/05/30
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昼下がりのGumpoldskirchenです。ここも月曜日なので、営業中のホイリゲは限られています。今回は教会に近く、駅から遠いので、何時もは敬遠していた店に入りました。突き当たりの建物がお店で、庭はそこを通り抜けていきます。緑に囲まれた庭の席は気持ちよさそう。但し、この日は少し肌寒い。お店に近い席を陣取ります。辛口白ワインと注文して出てきたのはGruener Veltliner、この地域のホイリゲでは珍しいです。外国人なので、若干考慮が入ったのかもしれません。お昼もしっかり食べているし、摘みはいいかと思っていたのですが、カウンターの前を通ったときに目に付いたロースト・ビーフを買ってしまいました。ついでに2杯目のワイン、Neuburgerも注文して、かなり長居してしまいました。
2011/05/29
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昨夜の失態も忘れさせてくれるように、Thermenregionには青い空が広がっています。Kino_SanはBadenからバスに乗ってSoossに向かっています。この日は月曜日ということもあり、ホイリゲの町Soossとはいえ営業中のホイリゲは意外と少ない。ホイリゲ街を一通り見た後、バス停に一番近い、何時もは素通りしていたGanneshoferに入りました。ワインはNeuburgerです。不味いはずがありません。料理もいろいろあったのですが、結局こんな感じです。サワークラフトが美味しいので、他の料理の味も間違いなく美味しいと思います。(不味いサワークラフトを出す店は2度と入ってはいけません。)庭の席も中の席も、かなりの賑わいです。
2011/05/28
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さて、夜も更けてきました。人通りは少ない感じですが、ホイリゲ街は賑わっています。次に入ったのはWieninger、ホイリゲも賑わっていますが、ワイナリーとしても有名で、ここのボトルはウィーン市内のワイン販売店でもよく見かけます。ここで、独自のオーストリアワイン論を始めたKino_San、迷惑ですよね。隣の席の人は帰ってしまいました。同行者に非常に悪いことをしました。ところでここは、料理も美味しいし、在ウィーンの方の行き着けとして紹介されることも多いホイリゲです。スタイリッシュで、ワインや摘みも美味しく、今、ホットなStammersdorfでも、一番注目したいホイリゲです。同行者の方、酔ったKino_Sanはあんな感じで、永遠とワインの話をします。天災と思って、お許しください。
2011/05/27
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眺めの良いホイリゲを後にして、Stammersdorferstrasse付近まで降りてきました。馬で散歩している人もいるようです。ここはStammersdorferstrasseのホイリゲ街でも西の端、路面電車で来た人は途中で挫折してしまいそうな位置です。こちらはアキラさんの御用達の1軒です。庭の席もいいのですが、この日は肌寒く、誰もいません。室内はこんな感じです。結構人気のあるホイリゲです。Kino_Sanはこの野菜のフライが大好きです。ご機嫌で食べています。ワインはやっぱりGemischter Satz、この地域らしい感じです。
2011/05/25
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ウィーン市内で眺めの良いホイリゲを見付けました。最高でしょ?絶対、誰にも教えたくない!って感じです。皆様、心得たもので、店の2階(日本式)のテラス席に陣取っています。食べ物を売るカウンターは日本式の1階部分にあります。勿論、室内の席もあります。(奥に少し見えています。)店の外観はこんな感じです。ここはStammersdorfでも奥に位置するStammersdorfer Kellergasseです。葡萄畑の中を上る坂道にホイリゲ街があります。かなり坂を上るので、上の方は景色がいいのです。実はKino_San、StammersdorfはStammersdorferstrssaeだけだと思っていたのです。ところが、こちらに住んでいたアキラさん曰く、この先にも(ホイリゲが)いっぱいあるよ。です。ホイリゲおたくも地元の方には降参です。かなり人気のあるホイリゲ街のようですが、不便ですので、来る人は限定されている感じです。これぞ、知る人ぞ知る、ホイリゲ街のようです。ワインはStammersdorfらしいGemischter Satzです。いい出来です。摘みもそこそこですよ。ウィーンの街を見ながら、美味しいワインが飲みたい、貴方!!穴場です。
2011/05/24
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Traisental Wine Tasting 2011の途中、Wagram ob der Traisenで入りました。TraismauerのサイトではImbissstube(軽食)と紹介されていますが、ちゃんと松玉も出しているホイリゲです。ただ。。。写真がこれしかないのです。店で飼われている犬です。この町独特の酸が入った、でも旨みのあるワインが出ます。普通の食事ができるのですが、奥様がタイ人なので、何故かタイ料理も出ます。しかし、写真がまったくないとは。。。Kino_San、一生の不覚。(また、行けということか?)
2011/05/23
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Leobersdorfは元祖ホイリゲ地帯Thermenregionの中でも可なり大きな町です。都市化と住宅地化が進んでいますので、ホイリゲは多くはありません。ただ、利用者が多いからでしょうか、ホイリゲは常に3~5軒ぐらいは営業しています。町の中心部でバスを降りたKino_Sanはホイリゲの電球を目指し、このホイリゲに入りました。大きなホイリゲで、内部は半地下のケラーのような部屋、日本式の1階の部屋(これが広い)、テラスに設置された喫煙席、庭の席に分かれています。Kino_Sanは煙草を吸いませんが、この喫煙席に座りました。というか、殆どのお客さんがこのスペースに座っていました。ワインとサンドイッチを頼み、早めの夕食としました。この付近は同じThermenregionでもGumpoldskirchen辺りに比べるとワインの味はおちるのですが、生活にしっかりホイリゲが根付いているので、Kino_Sanは大好きです。土曜日の夜ということもあり、若い人のグループや家族連れが多く、少し騒がしい感じでした。ウィーンまでは快速列車で1時間弱、珍しく居眠りをしてしまいました。
2011/05/22
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この町はウィーンの南、ホイリゲの本場Thermenregionでも南の方に位置しています。ホイリゲ村としても全然有名ではありません。ホイリゲだって、村に10軒もありません。さて、Kino_Sanが町に行った時、ご覧のように、営業しているホイリゲは1軒です。そこを目指します。Enzesfeld-Lindabrunnという町の名前から分かるように、この町は2つの町(村?)が合併してできた町です。Enzesfeldに駅があります。その背後の小高い丘の中腹にLindabrunnの集落(この言葉ぴったり)があります。本日営業のStockreiterはそこにあります。駅から2km位歩いて、ようやくホイリゲに着きました。緑色の建物がこのホイリゲです。食べ物を売るカウンターはなく、料理は注文制です。Kino_Sanが入ったのは昼食が終わる頃なので、何組かの家族連れが食事していました。それを見る限り、暖かい料理も美味しそうです。この集落にはホイリゲの他にカフェが1軒しかありませんので、レストラン的要素もあると思います。ご主人の頭だけ見えています。ちょっと暗いですが、席も綺麗ですよ。ここでは白ワイン1/8Lとソーセージ・サラダをいただきました。この地方の白ワインは、糖は全部アルコールに変えちゃいましょう。と、みんなで決めたかのような、めちゃくちゃ辛口なのですが、ここのはマイルドでした。めちゃくちゃ、美味しいわけではありませんが、いいワインです。つまみのサラダもソーセージが多くて、ボリュームがありました。さて、この集落に着いた時から感じていたのですが、なんとなく皆さんの注目を集めていたようです。この日は4月30日で、メイポールを立てるために、村人が中心部へ集まっているところに、Kino_Sanがうろうろしていたわけですし、当然の成り行きだとは思います。ホイリゲへ入ると、食事を終えた家族連れと交代に、おじさん達が大勢入ってきました。Kino_Sanの様子を遠巻きに見ています。取りあえず、ホイリゲの売り上げには貢献している感じです。さて、その中の一人が意を決した様に、Kino_Sanに話し掛け、結局ワインを一杯おごってくれました。何故この村へ来たか知りたかったようです。そりゃぁ、そうです。何もないし、ワインも有名じゃないし、外国人がわざわざ来るような所ではないですからね。さて、いい気分でホイリゲを出たら、メイポールが完成していました。回りは村人でいっぱいです。ここにバス停があり、Kino_Sanはバスに乗りました。(だって、駅が遠いもん!)来たバスは誰も乗っていず、ここで乗ったのはKino_Sanだけです。結局、次の町まで誰も乗らず、Kino_Sanが降りた時に一人乗りました。営業的にはかなり難しい路線のようです。
2011/05/21
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さて、ホイリゲの灯りも点りました。ホイリゲの時間です。2011年春のオーストリア・ホイリゲ取材旅行では、ウィーン市内4軒、ウィーン市外5軒のホイリゲに行きました。ここからは、世にも珍しい、「ホイリゲおたく」Kino_Sanのホイリゲ報告です。さて、その前にホイリゲとは、何か?ホイリゲ(Heuriger)とは「今年の」を意味する「heuer」という単語が変化してできた言葉で、「今年のワイン(die heuriger Wein)」つまり新酒を意味する言葉です。そしてそれを飲ませるワイン専門の居酒屋も「ホイリゲ」と言います。つまり「ホイリゲ」には2つの意味があるのです。(これ、どこかのサイトにKino_Sanが書いてます。)その1ウィーン市境から10Km以内の畑の葡萄を使用した自家製ワインを出すワイン専門の居酒屋で、営業は300日以内と制限されている。その2観光客が多く、シュランメル音楽が響き、地元民はいない。その3ウィーンっ子が週末にハイキングをかねて訪れ、喉を潤す。まぁ、全部正解な訳です。でも、Kino_Sanにとってのホイリゲは、小腹がすいた時にふらっと立ち寄り近所の人達と話をしながら飲む食堂で、何故か飲み物はワインしかない。(何故なんだろう?ビールあれば売れそうなのに。。。)その1からその3もホイリゲだと思っていますよ。さて。。。今回の取材では多くの人がホイリゲの本場と誤解(?)しているウィーンから、ホイリゲ元祖のThermenregion、ちょっと前まではホイリゲしかなかったTraisentalまで、いろいろなタイプのホイリゲへ行きました。では、1軒目のホイリゲへ向かって、Kino_Sanは雨に濡れた道をとことこ歩いています。
2011/05/19
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勝手に参加したTraisental Wine Tasting 2011も最後の村にやってきました。この近辺では比較的大きな町、Herzogenburgに含まれるGetzersdorfです。ただ。。。雲行きが怪しいですね。この村では1軒のワイナリーが参加しています。ホイリゲでもなく、ワイナリー的な建物もなく、なんだか工場のような。。。左手の倉庫の中が試飲会場でした。ここでも、勿論、Traisentalを代表するワイン、Gruener VeltlinerとRieslingを試飲しようと思ってのですが。。。渡されたリストにあった、Neuburgerの文字。。。思わず飲んでしまいました。美味しかったですよ。普通に。。。他にChardonnayなんかも飲ませていただきましたが、どれも普通に美味しいのです。この日はWagram ob der Traisenから試飲を始めて、このGetzersdorfまで来たわけですが、どれも癖がなく、酸もなく、よく知っている美味しい白ワインになっていました。それはそれで、十分に美味しいのですが、えっ???というのを最初に飲んでしまっていたので、別に平凡なワインはいいか(十分に美味しいのに)って感じになってしまいました。しかも雨まで降ってしまって、暫く雨宿りまでさせていただきました。外のテーブルはずぶ濡れ状態です。このワイナリーはホイリゲではないようです。でも、ワイナリーというより、葡萄農家ですね。味は平凡なように書いてしまいましたが、どのワインも品種の特徴を引き出して、美味しいワインに仕上げています。Traisentalが白ワイン産地として最高峰と言われる、底辺の広さを思い知らされました。Gruener Veltlinerは適度な微炭酸で、ふんわりミネラル感、薄く白胡椒の味がして、色は薄い緑です。Rieslingはほどよい酸で、魚や貝によく合いそうです。Neuburgerは好きですよ。Thermenregionとは少しニュアンスが違いますが、ハムに合いそうです。Chardonnayも美味しかったのですが、もともと酸のある品種ですので、酸が少し前に来ていたかもしれません。さて、雨に降られ、引き上げ時ということで、我々はウィーンへ戻りました。白ワインが好きなKino_Sanです。これほど、白ワインの世界を広げてくれるとは、特にGruener Veltlinerのバリエーションを見せてもらえるとは、正直思っていませんでした。オーストリアワイン通と、少し天狗になっていましたが、まだまだ修行が足りません。もっと、もっと、勉強しなければと。。。本当に、感動させられた、Traisentalへの旅でした。Traisenntal、凄いですよ!!
2011/05/17
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前回紹介したWeingut Leitameyer Franzのお隣さんです。正式にはTraisental Wine Tasting 2011には参加していなかったようですが、試飲の準備はしていて、気軽に入れてくれました。Ottさん、Leitameyerさんとヒットが続いたので、勢いで飲んでしまいましたが、ワインの出来は前の2軒にはおよびませんでした。向こうを向いているのがご主人です。じゃぁ、美味しくなかったのかと言えば、すっごく美味しいGruener Veltlinerでした。Reichersdorfがとても恵まれた気候と土壌を持った土地だと思うのです。微炭酸は少ないですが、酸とミネラルのバランスがよい、なかなかのGruener Veltlinerでした。名前からして、ホイリゲですよ。Huberを筆頭に、この村はワインに関しては上等、そしてその良さを引き出している途中ではないでしょうか。ますます目が離せません。
2011/05/16
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Ottさんのワインに感動しつつ、調子にのって次のポスターを見付けました。こんな道に。。。と思いつつ、ホイリゲもワイナリーも田舎では村のはずれにあったりします。こちらを向いている、オーストリア独特のスーツをきているのがご主人です。彼も若いです。ここはグラスを渡してくれて、建物の中に並べている自慢のワインを自由に試飲できるスタイルでした。ここでも、Traisentalを代表するワインGruener VeltlinerとRieslingを試飲しました。ゴールドを取っているだけに、Gruener Veltlinerの完成度はOttさんより数段上です。リースリングも酸は残っていますが、上品な味に仕上がっています。出来上がっている。って感じで、今後の展開は少なそう。。。同行者はGruener Veltlinerを1本買い上げましたが、私は。。。もう少し、面白みがほしいのです。でも、今回のイベント(入ったのは7軒ですが)の中ではここが1番、素晴しいワインの出来です。Traisentalと言うよりは、この産地でも最高峰と言われるReichersdorfの底力を見せられた思いです。普通に超買いのワインです。実は、ここでRieslingを買いたかったです。(スーツケースに入らないと思ったので、断念)ここも、多分、ホイリゲもやっていそうですね。建物の前は葡萄畑です。
2011/05/15
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